グランドクエスト6-20
YUKITO
「ふふふ、どうしたの?ほらほらトリプルスマッシュ!」
YUKITOがまた他の人のスキルを発動すると、さっきまでチェーンだった武器は形状を剣に変えて攻撃してくる。
「くっそ、ストーンシールド!」
俺は盾スキルでなんとか防御するがYUKITOの容赦のない攻撃は続く、その攻撃は剣、鞭、槍など様々なスキルで楽しむように攻撃してくる。
アネゴ
「ダイン!援護するわ」
ウィズ
「回復を!」
アクア
「支援行きます!」
各自が俺を援護しようとするが…
YUKITO
「邪魔よ、パライズネット」
YUKITOがスキルを唱えると武器が杖へと変わり、蜘蛛の巣ようなエフェクトがアクアさん達を包む。
アクア
「これは!」
ウィズ
「動けません」
アネゴ
「妨害系スキル…」
YUKITO
「あなた達は後で相手をしてあげる」
アクア
「くっ!」
ウィズ
「ダインさん逃げて」
逃げてと言われてもここからどうやっても逃げれんと思うぞ…
YUKITO
「さあ、続きを…スパークスピア!」
カン!
俺は再び盾で受けるが…
YUKITO
「ふふふ…頑丈な盾ね」
「自慢の盾なんでね」
YUKITO
「ふふふ、じゃあ壊しちゃおうかしら…ブレイクハンマー!」
YUKITOの武器が巨大なハンマーになり俺の盾を叩きつける
「うお!なんていう重さ」
軽く振ってるだけに見えるのにその一撃一撃がかなり重い…
YUKITO
「何時まで耐えれるかしら?フフフ」
伝説のクリエイト ミリルさん からもらったデビルシールドといえども…そろそろ限界か…
~とあるオフィス~
女上司
「そんなプレイヤー放っておいて早くアクアを!」
男性社員
「そんなに焦らなくても大丈夫だよ」
女上司
「呑気なことは言っていられないのよ」
男性社員
「焦りは禁物だぜ、それに本当の策はもう一つあるから……これで決まらなくても」
女上司
「それでも!」
その時
トントン
女社員
「すみません、O△市の広報担当の方がコラボイベントの件で…」
女上司
「今大事なとこなの!待たせておいて」
女社員
「はい!すみません」
急がないと……
~ゲーム内~
YUKITO
「ほらほら!」
ガンガン
YUKITOがハンマーを連打しながら高笑いする。
「くそう」
その時何か囁く声が
…またなの…今回はいつもより五月蠅い…
まったく…また出なきゃ行けないの…
うるさい…
五月蠅い……
ボワン!
黒い煙と共にヤギの頭の骨を被り黒いローブを来た黒髪の幼女が現れた
???
「うるさいって言ってるでしょ!」
「君は確か…」
盾の妖魔
「この盾の妖魔ってこの前言ったでしょ!何よさっきから私の家を壊す気なの?!」
YUKITO
「おや?また変なのが出てきたわね」
???
「変なのとは何よ!もう頭に来たわ!ちょっと盾の使い方教えてあげるからとっとアイツ倒すわよ!」
盾の妖魔はYUKITOを指さし叫ぶ…