グランドクエスト6-14
銃を手に取ると今まで使ったことのないスキルがウィンドウに複数現れる
保安官の霊
「こいつは驚いた生きてた頃のスキルが全て使える」
頭の中で声が響く
「そうなんですか、私も初めてなのでびっくりしています」
保安官の霊
「ああ、私は保安官だから殺傷力の高いスキルは無いが、拘束系や悪人討伐、対集団戦のスキルは豊富だ」
「なるほど」
言われてみると
・パラライズショット:対人用状態異常「麻痺」を発生させる
・スローリーライフルズ:対集団対人用スキル ダメージは低いが敵集団に状態異常「鈍化」を起こす
・プリズムショット:赤文字(プレイヤーを殺したプライヤー、犯罪行為をしたNPC)に対して状態異常「拘束」にすることがでる
・ジャスティスショット:赤文字プレイヤーに対して効果大の狙撃
・ライフシャワー:赤文字を除くプレイヤー、NPCライフ常時回復(大)を広範囲で行う
・マイミュージック「荒野のガンマン」:
保安官っぽいスキルが多い
保安官の霊
「私がサポートするからあいつらを排除しよう」
「わかりました!」
保安官の霊
「まずは味方の回復からいこう!」
保安官の霊の指示で不思議と次に何をすればいいかのイメージが流れてくる
「わかりました!ライフシャワー!」
俺は銃を天に向けて放つ
すると銃弾は空中で破裂して光の雨を降らす
アクア軍プレイヤー
「お!すごい回復力だ」
「後方支援が回復したのか」
保安官の霊
「よし!次は味方の支援いこうか」
「了解」
俺は銃を片手に走り出すと通常と比べて異常に軽い
ステータスを確認するとかなりの底上げがされている
保安官の霊
「あの集団に打ち込め」
「OK!スローリーライフルズ!」
通常では考えられないくらいのスピードで銃を連射していく
保安官の霊
「俺の鍛えた連射を見ろ!」
キル軍のプレイヤーを次々に鈍化状態に変えていく
さらに
保安官の霊
「よし!銃をライフルに!」
手に持っていた銃がライフルへと変わる
保安官の霊
「あの後方の敵を狙うんだ」
「行きます!プリズムショット!」
後方に居る魔法使いを順番に拘束状態に
アクア軍プレイヤー
「誰だか知らんが!超強い人が参戦したみたいだぞ!」
「敵の弱体化が激しいぞ、今までの狩りを返せ!」
息を吹き返すアクア軍
「よし!良い感じだ!」
そうおもった矢先
保安官の霊
「後方に避けろ!」
ズバッババ!
俺の居た所に矢が次々に刺さる
???
「貴様か…」