グランドクエスト6-6 3/13
～キル軍方面～
アクア
「もうじき接触しそうです」
「さて、どうしたものかな」
YUTAKA
「数はこちらが上だが実力は向こうのが上なんだな？」
「たぶんですが相手は全員対人特化だと思われます」
ヨッジー
「正直こちらが数多くても勝てる気がしないな」
バシュン！
ヨッジー
「あぶな！なにするんですが」
YUTAKAさんがヨッジーにピストルを放った
YUTAKA
「リーダー格がそんなことを言っちゃいけね～大切な戦いの前だろう」
ヨッジー
「そうですけど、ピストルはやめてください」
YUTAKA
「それくらい今の発言はご法度だ」
ヨッジー
「すみません」
YUTAKAさんの目がマジだ
YUTAKA
「この戦いは勝利する必要はないんだぞ」
アクア
「どういう意味ですか？」
YUTAKA
「負けなければそれは勝利に等しいということだ」
「というと？」
YUTAKA
「いいか、俺達は防衛に徹して攻撃はアネゴさん達がYUKITO軍を切り崩すこうすれば勝機はある」
ウィズ
「なるほどですね！」
YUTAKA
「俺達は籠城作戦でいく」
作戦はこうだ…
キル軍と接触する地点をマス目が一番少ないポイントまで進めてそのポイントに戦力を集中して守る。
「なるほど、そうなるとこの先の谷状になっているところなら２マス守ればいいことになるな」
YUTAKA
「そうだ、そこに戦力を集中して徹底的に守る」
ヨッジー
「でも籠城戦でも力任せにやったらすぐ落ちるイメージが」
パキュン！
ヨッジー
「今！髪の毛カスッたから！」
YUTAKA
「次はねえぞ！」
ヨッジー
「すみません」
YUTAKA
「いいか 籠城された場合、落とすにはざっと見積り敵勢の10倍の兵力が必要と言われているんだ、守った方がある意味強いんだぞ」
ヨッジー
「すみません」
YUTAKA
「それに、ただ待つだけじゃないからな…ニヤリ」
そして予定通り谷を占拠して籠城戦は始まった…
