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仲間になったアンデッドを生き返らせたら姫騎士だった!?  作者: 鳳凰院いちご
ウォーターギャング
151/713

組織の作り方8 2/27改修

 ~とあるオフィス~


 社員の男

「では、私はちょっとバーに行ってきます」


女上司

「大丈夫なの?」


社員の男

「愚問だ」


 サングラスから覗く鋭い眼光…でもなぜ室内でサングラスが必要なのか問い詰めたいとこだけど。


 女上司

「わかったわ」


 社員の男

「…」


男は出て行った…

正直あの男は苦手だ、私が怒鳴った所で反応すらしない…


「一体いつになれば思い通りにいくのよ…」


『私のゲーム』なのよコレは!

ユーザーだの開発者だのあのウザイAIがなんなのよ!関係ない!コレは私のビジネスの1つなの!

どこにいるかわからない幻影に邪魔されるのは耐えられないのよ。

 女上司はモニターに映るデータを見ると…


「私だって出来るのよ…」


 ホーリードラゴン

 データ修正


 レベル上昇

 マシン化による打撃攻撃無効

 特殊攻撃によるNPC蘇生不可

 性格 聖者⇒破壊者

 …

 以上…アップロード


 個体名ホーリードラゴンからメタルダークネスドライゴンへ変化


 女上司

「ふふふ、幻影…バグなど!すぐに消してあげる」



 ~ゲーム内~


「ジョニーさんは山脈まで行ったことがあるんですか?」


 ジョニー

「ああ、寂しくじゃなかった…ゴホン誰か困っている人が居ないか探しにな」


「あ、うん なるほどですね」


 寂しがり屋なのね…


 ジョニー

「あそこには心優しいホーリードラゴンがいるぞ」


「ドラゴンですか」


 ジョニー

「ああ、俺にたくさんのメシをくれた」


「なるほど、じゃ安全そうですね」


 ジョニー

「うむ、もし会うことがあれば儂が話をしてメシをもらってやろう」


「いや、メシは大丈夫です」


 ジョニー

「そうか~あのパンの実はうまかったぞ」


 アネゴ

「とりあえず日が暮れる前に山脈に行って採取してしまいしょ」


 アクア

「そうですね!」


 それから暫く行くと。


「なんだこれは…」


 そこには焼野原が広がっていた。


 ジョニー

「前来たときは美しい高原だったはず」


 先生

「みんな伏せろ!」


 ブオオオオオン


 何かが凄まじい勢いで俺達の頭の上を横切る、

 それと同時に微かな泣き声が。


「一体どうなってるんだ」


 先生

「原因はアレだな」


 そこには黒くそして全身が機械の様なドラゴンが居た。


 「アレがホーリードラゴンなわけないよな」


 ジョニー

「違う、ホーリードラゴン殿はもっと白く気高い姿、あんな禍々しくは無い」


「ですよね~」


 俺はステータスを見ようとしたが何故か見ることが出来なかった。


 アネゴ

「来るわ!」


「みんな 俺の後ろへ!」


 ドラゴンの翼から衝撃波が放たれる!


「ダブルシールド!」


 ぬおおおお!強烈な風に押される。

ダメージ自体はあまりなかったがかなり押し込まれた。


「アクアさん アネゴ後方支援をお願いします!ジョニーさん俺と前衛を」


 アネゴ

「任せておいて!ガードコマンド!アタックコマンド発動!」


 アクア

「私も!ティンクルステップ!」


「行きますよ!相棒いくぞ」


 ガラスの手槍のアイコンが


『^^b』


 こいつ表現が多彩になってきたな


「憤怒の槍、レールガード発動!行きます!」


 俺が走り出すと。


 ジョニー

「ではこちらも、サンダーランス!雷瞬歩」


 雷上の槍を展開させると同時に、足に雷を纏わせすごいスピードで敵との距離を詰める。


 ジョニー

「雷聖陣!」


 バチン!固そうな敵の装甲に槍を突き立てる、

俺も盾を構えながら接近しステータスチェックを試みる。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 メタルダークネスドライゴン レベル???

 HP???

 MP???


 スキル ダークブレスⅡ オートリペア(強)衝撃波 ??? ??? ???

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


見ることは出来たが不明な点が多すぎる。


 ジョニー

「ものすごい固いが、ほれあの通り砕けないレベルでは…」


 しかし、目の前で破壊したはずの部分がものすごい勢いで修復されていく。


「たぶんあれがオートリペアか」


「むむ、これは…」


 このままでは正直どうしようもないぞ!


 そして又鳴き声が聞こえたが、それに混じって別の声が聞こえた。


 ウウウウ…ミグルシイ


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