海のちバズーカ 2/7改修
新しいエリアの出発の日
ダーニャ
「もう行ってしまうのですか」
「ああ、俺達は城暮らしってのはちょっと窮屈で」
ダーニャ
「そうですか」
今俺達はダーニャとの最後の別れをしているのだが…
「いやじゃ~~~!ダーニャと一緒に居る!」
完全にキャラ崩壊と子供化した先生。
「先生、子離れしないと」
先生
「いやじゃ!ダーニャと暖かな生活を!」
さすがにダーニャも苦笑い。
「しょうがない、アクアさんちょっと先生を 胸の高さまで持ち上げて固定して」
アクア
「あ、はい!」
俺は徐にバックから包帯を取り出し。
「先生、ごめん!」
俺は先生を包帯でぐるぐる巻きにして身動きを取れないようにした。
「これでよし!」
ダーニャ
「あんまり、無茶しないで下さいね父上」
「大丈夫だ、これくらいで倒れる人じゃない」
ヨッジー
「おーい!ダインそろそろ行かないと、どんどん先越されてるぞ」
「ああ、わかったよ!ダーニャ元気でな!」
アクア
「また、逢いに来ますね」
アネゴ
「あなたなら大丈夫よ、頑張って」
先生
「ふーーー!ふうー!」
必死さは伝わる。
ダーニャ
「みなさんもお気をつけて、何かあればいつでも我が国に来て下さいね」
「ああ!それじゃまたな!」
そういって俺達はダーニャと別れ新しいMAPへと旅立った。
今回のMAPは海辺にあるらしく川沿いの道をドンドン下って行く、
敵はいつも通り新MAPへ大移動でほとんど狩りつくされておりスムーズに移動できた為問題なかった。
そして…
ヨッジー
「海だーーー!」
アクア
「私も来るのは久しぶりです」
そこには白い砂浜に青い海!
おまけに海の家みたいなものがある!
「ここが新しい街かな?」
ヨッジー
「街って言う感じじゃないけどな」
確かにプレイヤーは居るが町の人は見当たらない、居るのは海の家の店員くらいだ。
アネゴ
「ここは街じゃないわよ、旅人用のオアシスみたいなものよ」
「なるほど」
ヨッジー
「とりあえず!海の家っぽいとこで買い物しようぜ!何か新アイテムがあるかもだ!」
そういって海の家にいくと
カニカレー
ヤキゾバ
ラウメン
どこかで見たことあるような食べ物と 飲み物の代わりに回復薬などが売られていた。
ヨッジー
「やっぱり!海にきたらやきそばでしょ!」
そう言いながらまっさきにヨッジーがヤキゾバを買って食べだす。
ヨッジー
「ダインこれうまいぞ」
「はいはい、食べながらしゃべるな」
俺は呆れながらヨッジーを見ていると…
ドーン!
急に衝撃が走る。
そして…
???
「おい!店主誰の許可を得て商売してるんだ」
バズーカ片手に黒い帽子とスーツを着たフサフサの毛の可愛い感じのキャラが現れた。