エピローグ
その後 いろいろ混乱状態となったが
「新しい王女様だ!」
「この国をお願いします」
「きゃーカッコイイ」
一人の女性によって事態は沈静化した
「私は王になっていないのですが…」
ヨッジー
「ダーニャこの場合はしょうがないかもな」
先生
「さすが!私のダーニャ こんなに民衆を掌握するなんて」
親バカ先生復活
今日は民衆を安心させる意味も込めて町を外遊してるのだが
ダーニャの人気は上々である
ルックスの良さが特に女性人気に拍車をかけているみたいだ
その日は民衆盛り上がりでお祭り騒ぎだった
~その日の夜~
ダーニャ
「今後はどうなさるおつもりです?父上」
「そうだな~やっぱり旅を続けると思うぞ」
ダーニャ
「そうですか」
先生
「私はココに残る!」
先生がさっきから騒いでいるので袋に突っ込んだ
ダーニャ
「母上を乱暴に扱わないで下さいね」
「善処するよ」
ダーニャ
「ほんとうは私も一緒に行きたいのですが、弟が成長するまでは王の代理をしなければなりません」
「ああ」
すると ダーニャが俺に抱き着いてきて
「父上ほんとうにありがとうございました」
ちょっとびっくりしたが冷静を装い
「また、遊びに来るよ」
ダーニャ
「絶対ですよ」
「ああ」
ダーニャ
「ここから毎日父上たちの安全を祈って歌いますから」
「頑張って聞くようにするよ」
ダーニャ
「大丈夫ですよ、ウィズさんから聞いたんですが音って空気の響きから出来ているらしいんです、空気はどこまでも繋がっていますから」
「そうだな」
ダーニャ
「あとこれを」
そういうとダーニャは緑の宝石を渡してきた
「これは?」
「これは我が国の建国当時からあるお守りの様な宝石です」
「そんなのもらえないよ!」
「いえ、預けるだけです!」
「いや 良いって」
その夜は一日この渡す渡さないのやり取りでで終わってしまった
~国境~
???
「これで良かったのですか?」
「ああ、予想とは違うがこれで良い」
「ほんとに風の様に掴めない方ですねフレミィ少尉」
「私は私のやりたいようにやるだけ、風は誰にも縛られないのよ」
「まったく」
「さあ、帰りましょうスヴァルト国へ」