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仲間になったアンデッドを生き返らせたら姫騎士だった!?  作者: 鳳凰院いちご
空気の震えが音と成りて
104/713

フェアザーリオン 12/22改修

総合評価2,000P超えました><

みなさんのおかげですありがとうです><

初めてですごくうれしいです

これからも頑張ります

 ~学校~


吉井

「お~い、ダイン!」


「吉井…学校でその名前の呼び方は」


吉井

「ああ、すまん すまん」


リアルでゲームの名前を呼ばれるのはやっぱり恥ずかしい!


吉井

「そういえば、まだお前たちはメインの街きてないんだよな?」


「もうちょっとで行く予定だけど?」


吉井

「そっか、早めに来た方が良いぜ、今回実装されたマイミュージックシステム 略称がMSEだっけか、あれが今回のクエストで一部開放されるんだけど」


「ほうほう」


吉井

「これがまたクソ面倒なんだ!」


「そうなのか?」


吉井

「ああ、ミュージックっていうくらいだから譜面みたいな欠片を集めて曲を作るんだが、この欠片の組み合わせがうまく行かなかったり、効果が現れなかったりして何度もやり直しになるんだよ」


「うわ~永遠と欠片集めするの?」


吉井

「ああ、しかも欠片は敵がドロップするものと採掘、採取などいろんなパターンがあるから」


ありがちな収集系イベントか…あれ面倒なんだよね…


「めんどいな」


吉井

「更にだ!パートナーによっては読めるものというか歌えないモノもあるらしくて」


「パートナー?」


吉井

「ああ、サポートシステムの事なんだが その人によって歌えるものと歌えないものがあるらしくてな、歌えないと伝授してもらえないんだ」


「また…難問だらけな…」


 うちのサポート…

 諦めるか…


吉井

「パートナーも結構競争が激しいからな、急いだ方が良いぞ」


「ああ、その件なんだが」


 俺は吉井に詳細を話す。


吉井

「…まったくお前という奴は」


 呆れ顔の吉井…


「皆まで言ってくれるな」


吉井

「まあ、何にせよ早くフェアザーリオンに来てクエ受けといたほうが良いぜ、クエ受けないと欠片出んから」


「フェアザーリオンってのがメインの街か」


吉井

「そうだ、あとクエストは聖堂で受けれるからな」


「サンキュー」


吉井

「あと、何かあったら連絡くれよ」


「うん」


しかし…あの声で伝授してもらえるのだろうか…

それが気になってしょうがない俺だった。




 ~ゲーム内~


ダーニャ

「たーにゃりゅう けんぶいっせん!」


 ズガッシュ!


 言葉はお子様言葉だが…威力は凄まじく辺りの敵を剣圧でなぎはらうダーニャ。


先生

「う~ん、今のは良かったわね」


 ヨシヨシ


 剣の柄の部分で器用に頭を撫ぜる先生…


ダーニャ

「あい!」


 ダーニャこのまま行ったらどこまでいくのか、正直怖いっす!


 そして


アクア

「ふふふ、私はダメな子 ふふふ」


 真白くなってあっちの世界に行きそうなアクアさん…


 しっかりしてください姫…


アネゴ

「この分だと本当に剣豪になりそうね ウフフ」

 

アネゴが呟くと…


先生

「いいえ、この子は立派な剣聖になるの!そして私の後を継ぐのよ!」


 先生…早く戻ってきて!


そんな感じで強力なアタッカーを加えたことにより道中苦労することもなくフェアザーリオンに着くことが出来た。


「ここがメインの街か~さすがにすごいな」


 街は高い建物がいっぱいあり、煉瓦造りの道にたくさんの露店が出ている、

特徴的な所としては町中の木々の上には椅子の様なモノがあり、

人々はそこで休んでいる人が居たり、

建物の上の階の人は窓から出入りしていたりとこの種族ならではの特色が見られる。


アネゴ

「さすがフェアザーリオン、賑やかね」


 アネゴが周りを見渡しながら呟くと…


ダーニャ

「ダーパパ!ここ探検して良い?」


「あーちょっと待ってな、待ち合わせしていてそろそろ来るはずだが」


俺はココに来る前に街の案内をヨッジーに頼んだが欠片集めで忙しいらしく、

代わりに…


ウィズ

「あ ダインさん!」


ウィズさんである。


ウィズ

「遅くなってすみません!ちょっとお仕事が長引いて」


「いえいえ、リアル優先で」


ウィズ

「はい、ありがとうございます」


ウィズさんいつも仕事忙しそうだけど何しているのかな?


ダーニャ

「ダーパパこの人誰?」


 ダーニャが恐る恐る俺のズボンを引っ張りながら聞いてくる。


ウィズ

「きゃー何です?この子可愛い天使みたい…え!でもダーパパって?」


 ウィズさんがすごいテンションで食いついて来たのでそのテンションにびっくりしながら…


ダーニャ

「ダーパパはダーパパ」


そう言って俺の後ろに隠れてしまう。


ウィズ

「えっとダインさん…誘拐は犯罪ですよ?」


ウィズさんの目がマジです


「違います!」


 じーーーー


 それから誤解が解かれるまで、長い時間を費やすこととになった…

 俺ってそんな犯罪者にみえる?(涙)


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