貴方がここにいた証
よく怒られたな。
最後の言葉が、「怒りすぎてごめんね」
そんな言葉はいらないよ。
私は貴方の未来が、幸福であるように
ただただ願うだけ。
どうか、貴方の未来が幸せであるように。
どうか、貴方の周りの人々が、
変わらず、幸せであるように。
私は貴方に感謝を伝える。
辛かった。でも助けてくれた。
悲しかった。でも支えてくれた。
それは、強い人だった証。
貴方がここにいたという証。
幸せは、難しいかもしれない。
だけど、周りには、支えてくれる人がいる
少し、立ち止まって、周りをよく見て。
この第2の故郷にくれば、
貴方の仲間と当時の風が、空が、雲が、
優しく迎えてくれるのだから。
お久しぶりですね。
私が今日これを書いたのは、昨日先輩が引退されたからです。
私には、怒ってくださる先輩があまりいず、何が良くて何が悪いかわからぬまま、育ってきたのです。
私は、今、見えない病気と戦っていて、それを先輩は理解して、支えてくれました。
三月は別れの季節です。でも、この出会いがあったことに感謝しなければなりません。別れの季節は始まりの季節。いつか、この世界でもう一度、会えることを願うばかりです。




