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大空の下で生きる意味  作者: 名もない毎日に生きる名もない詩人
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ト ラ ウ マ

『トラウマ』とは病気みたいだ。


永遠に付き纏う。

それから逃げることはとても簡単で、

戦うことはとても難しい。


毎回、それから僕は逃げた。

周りは止めなかったから逃げ続けた。


誰にも知られず、知らせず、

走って逃げて目をそらして。


だけど、僕はまた、

それと対面してしまう。


あぁ、神様。

出来るならもう少し逃げたい。


そう願い、重い腰をあげる。

逃がしてくれ。逃がしてくれ。


そう願い、思い足を上げる。

戦いたくない。戦いたくない。


そうなった時、君がいた。


『逃げることはとても簡単。

君は簡単なほうを選ぶのかい?』


『そうやって、また逃げるのかい?』


あぁ、逃げたいさ。逃げるさ。

誰かが傷つくくらいなら。


『今、君には、僕も周りの仲間も

たくさん、いるじゃないか。』


『それでも君は、逃げるのかい?』


立ち向かえるなら立ち向かうさ。


ああ、神様。僕にはそんな勇気ないです。

と何回泣いたか。


僕には、他人を傷つける行為はしたくないです。

何回言ったか。


『大丈夫。誰も傷つかないよ。』

『辛いとき泣けばいいよ。』


『僕がいる。みんながいる。』


あぁ、一人じゃないのかな。

一人じゃないんだ。


一度戦ってみよう。

逃げない努力をしよう。


その先で見える、誰かの笑顔のため。

僕が前にすすめるようになるために。

 トラウマって本当に病気だと思います。

 実際、私にも様々なトラウマがあって、すごくある出来事を拒否するところがあります。

 トラウマなんて、人は思い出したくないから心のそこの深い深い所に埋めると私は思います。私の場合、誰も超えられない壁を自らの前に建てて、人が入らないようにしてました。

 けど、また、トラウマと対面したとき、お前なんか怖くないって言える日が来れば、わたしの勝ちだと思うんです。だから、きっと、今も怖くても必死に頑張るんですよね。

 自問自答の日々がまだ続きそうです。

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