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大空の下で生きる意味  作者: 名もない毎日に生きる名もない詩人
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ねぇ、教えてよ。

僕は一人で泣いていた。

あの日、一人で泣いていた。


誰もいなくて、風みたいに、

誰かの声は()り抜けてた


「行かないで。」

「見捨てないで。」


誰も味方はいなかった。

なのに、


なんで今貴方は僕に笑いかけるの

なんで今貴方は僕と話すの


罪の意識は、ないんだろうね。

僕が傷ついてたのに。


わかってないんだね。やっぱり。


ねぇ、教えてよ。

なんで僕をあの日見捨てたの


それなりの理由があるんでしょ。

なら答えてよ。教えてよ。


君には、何も害はなかった。

庇われることは、邪魔だったかな。


でも、言わせて欲しい。

何にも知らないね。本当に。


君は何にも知らない。

皆は何もしらない。


理解しようともしない。

なのに、なのに、


勝手に話を大きくして、

勝手に悪者扱い。


他人は嫌だと僕を見捨てた。

今でも苦しい思いしてるのに。


勝手に悪者扱いされるのも、

話も大きくなって、


本当に本当に、僕は、

大嫌いだ。


強い者に味方をする大人達(やつら)

何も知らない彼女らは……今、(あか)友人(たにん)


あれだけ泣いて、

涙は偽物(うそ)って言われて。


別に偽物って言われるならまだいい

泣くなと言われる方が辛い。


気持ちのやり場がなくて、

涙一粒に流す方が、


八つ当たりするより断然マシだ

なのに、それを許されない。


あの日から何日たったのか。

数えるのも面倒だ。


今だって苦しい。


理解してくれる大人はいず、

理解してくれる友人もいない。


裏切られて、見放されて、

約束破られて、知らばくれられる


幸せはいつしかプツンと切れて、

不幸だけが輪廻のように連鎖する


何か変えようと足掻くだけ。


足場は無くてうまく立ち上がれない

立ち上がってもまた足を取られる


「お前はいらない。」

「お前は悪影響だ。不要だ。」


僕はそんなに問題が多い、

世間ではいらない子でしょうか。

僕自身、辛い経験は昔から多かった。その経験は何時も蘇り付き纏うわけです。

いなくなろうとか色々考えてました。

けど、何故か今僕はここにいます。

僕の周りにいるリアルの友人は大概僕を一度は裏切って、傷付けた人間ばかりです。

でも、いまはネットにも友人がいて、なんだか居場所を探している事はなくなったけど、今となっては、リアルの友人で心から信じれる人が少なくなった気がします。

こんな事を言っても、その人達は気付くことがあるのでしょうか。

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