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城の噂

「ねぇねぇ、サクナー」

今は、二人で私の部屋で晩ごはんを食べている。

そんな時、サリナが私に話しかけてきた。

「何?」

「明日が、探検の日でしょ、サクナ。赤の城(アルブルザ)の噂、知ってるー?」

「ううん、知らないわ。噂なんかあるの?」


「うん。『入る時に四方から剣が飛んでくる』、『敷かれた赤いカーペット以外のところは針ばかりある』、『どこかの部屋にあるスイッチをある順番に押すとある者が(よみがえ)る』…だったはずだよ」

サリナの話しを聞いて、ちょっと怖くなった。

…いけない、いけない。

サリナは何も怖がってないのに、姉の私が怖くなるなんて。


「っていう事は、赤の城の赤は…血の赤って事なのかな…?」

「そうなのかもねー」

さて、明日は探検だった。

早く寝なくちゃ。

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