プロローグ0'
前回書いたプロローグの続き。
-僕と一緒に遊ばない?-
そんな言葉をかけてきたのはこの男の子が初めてだった。
名前も知らない男の子は本当に純粋なまなざしで私をみつめている。
-お断りよ-
私は断る。この男の子のためにも。
-なんでだよ?-
男の子は当然納得のいかないような顔をして私を見つめた。
-私にかかわればあなたに迷惑がかかってしまうもの-
災いをもたらす魔女として、私の周りの人は私にかかわるものも魔女の手下と呼び、遠ざけられてしまう。
私は普通の人にはない”力”があるから。
そんな私の思惑を知らずに、男の子はこう言ったのだ。
-…ってことは君が噂の魔女さん? 別にいいよ、迷惑がかかったって。僕は今君と遊びたいんだ-
「魔女」と私の周りの人はそう呼んで私を遠ざけるのに対して、目の前の男の子はそんなもの関係ないといわんばかりに言った。
そう、私はまだ、数年しか生きていないうちに出会ってしまったのだ。
面白い、男の子に。
―そう、わかっていっているのであればいいわ。遊びましょう―
私は今までにない胸の高鳴りを感じつつ、男の子の誘いに乗ることにした。
―そう、楽しめるときに楽しんでおかないとね―
さてさて、これにてプロローグは終了です。
次回からは1話として書かせていただきます。
何分、頭の中で数分のうちに考えて打ち込んでいるものなので誤字や、表現がおかしいところも多々見受けられるかもしれませんが気長に見ていただけると嬉しいです。また、ここをもっとこうしたほうがいい等、感想文などで教えていただけるとありがたいです><
では、次回お会いいたしませぅ