プロローグ0
この小説はフィクションであり、実在する人物名、学校名等は存在しません。
数年前のある晴天の日。
―1人の男の子は1人の女の子と出会う―
ある男の子が公園へ遊びに来ていた。
学校でいつも話をしている友達と遊ぶために。
友達が来るまでにはまだ時間があり早く来てしまった。
後悔をしていた少年は、その公園の象徴ともいえる大きな古ぼけた木の根元で公園で遊んでいる同年代くらいの女の子達を見つめている女の子を見つけた。
その女の子は、今まで見たことないほどの美人で、きれいな青い瞳をしていた。
僕はその女の子にしばらく見とれていたが、ふと我に返り、その女の子へ近づいて話しかけた。
―なんであの子たちと遊ばないの?―
そう僕は女の子に問いかけた。女の子は少し驚いたような顔をしたのち、僕にこう答えた。
―話しかけたところで一緒になんて遊んでもらえないもの―
僕はそれを聞いて首をかしげた。
なぜそんなことを言うのか理解ができなかったからだ。
でも、ひとつだけ、この女の子の目を見てわかったことがあった。
この子はきっと遊び相手がいなくてさみしいのだと。
そしてこの子はきっと”噂の女の子”であると気が付いた。
だから僕は言う。孤独な女の子に向かって。
―だったらさ、僕と一緒に遊ばない?―
プロローグがあまり長くても仕方ないので次でプロローグ終了です。
今回は男の子の視点でしたが次は女の子の視点で行きたいと思いますのでお楽しみに!
あと、初投稿なので至らない部分も多々ありますがご了承くださいな!