剣伝説『三星堆』のあらすじ
第一部 三星堆博物館
考古学が好きな高校生服部太陽は中国四川省広漢にある
三星堆博物館を訪ね館長に質問をする。
「どうしてこの文明はこの地に興り短期間に滅亡してしまったのでしょうか?」
「それは謎じゃが。この地方の口承伝説などを分析するとつぎのようになる。大昔
天が地に怒って三本の火柱を放った。それが冷え固まって三星堆になった。
ところがこの地には優れた精錬技術が伝わって大地は再び富み栄えたが、そのうち腐敗堕落し
て天の怒りに触れる。炎の剣を持つサンヒッチという名の少年に一瞬にして攻め滅ぼされてしまう」
「炎の剣?サンヒッチ?」
「もっと詳しくその謎を確かめたければ石林の奇風洞の仙人を訪ねよ」
第二部 謎の少年サンヒッチ
東巴に両親を殺された少年サンヒッチは韻鉄を氷河から拾ってきて
青銅屋に売る。精錬技術を盗み習得し追われて楼蘭へ。
第三部 ヒッチの村
ヒッチは楼蘭の妃に見初められてヒッタイトの製鉄技術を学ぶ。
仲間を引き連れ東巴に戻ったヒッチは製鉄新村を興し、
全国から若者が集まってくる。
第四部 東巴との戦い
復讐戦。むごい戦い。総ざんげ。秦王を名乗る。
第五部 胡蝶泉
耳海国滅亡。古蜀と和睦。
第六部 古蜀との戦い
三星堆滅亡。
第七部 周との戦い
その子孫が秦の始皇帝である。