8: 超越
おはようございます。はるのひです。
PVこのスピードで伸びるんですね、えげつねえ…
さあ、ついでにカクヨムで読んでみるのもいかがですか?
(励みになります是非お願いします)
カクヨムでは、なろうよりちょっと早くストーリーの更新があることがあるので、行ってみるのは多分得ですよ?
https://kakuyomu.jp/works/16818622177575199116
「上位勢はこんなのに苦戦してるのか?仮にも帝王系統だろ?」
《コメント欄》
『海鳥: うるせえだまれ』
『死神: おそらくお前はこの世界のバグ』
『帝王系統以外の最前線組を…忘れないでください…』
・上位狂戦士鬼人
・上位狂戦士鳥人
・上位狂戦士狼人
斬って、(毒を)盛って、混合魔法。
確かに固くはなったがそれだけ。正直海鳥コピーのほうが強かった。まあ積んであるAIの性能の差や、純粋な物量攻め前提のスペックであることも要因にはなってくるだろうが、少なくとも上位勢がビビるような代物には思えなかった。
「というか、お前らに聞けばこのフェーズの最終ボスも予想はつくのか?」
『ファル: まあな』
『今北産業』
『多分スレッド行った方が』
『死神: 流石にあれは時鳥でも倒せないと思うよ』
そこまでか。
死神とファルは基本的に俺に対しては『普通の100倍』を要求してくる。常人ができない難易度の100倍以上の難易度でやれば「やめとけ」と静止してくるので、今回のように『倒せないと思う』とまで言い切るのは稀中の稀だ。
思考を重ねていると、何やら不穏な動きを敵モブがし始める。大体7割くらいは鬼人タイプを減らせたが…その死骸にわらわらと生き残りが集まり始めたのだ。
『来るぞ』
『海鳥: …何度見ても気持ち悪い』
『ファル: 俺は狼人のスペックを見て諦めたが…ここまでレベルが上昇していればこいつらをこのタイミングで見ていたんだな。何だか感慨深い。』
「じゃあ、今日はその先を見せることになるな」
『は?』
『時鳥さん冗談キツイっす!』
『これ倒されたら流石に先駆者としての面目が立たな…いや、こいつならやりかねないのか…?』
「ギンガ。残りのスキルポイント、全部物攻と魔攻と速度に振れ」
『!?』
『そんな脳筋ムーブしても足りないから…』
『海鳥: …時鳥らしくない。これじゃあ速度に偏りが出る。』
『死神: ステータス見せて時鳥ー』
名前: 時鳥 (Lv.50)
種族: 人間 (Phase2)
職業: 魔導暗殺帝
サブ: 憧憬
控え:
・超越者
称号一覧:
・職業試験突破者・原初
・憧憬を打ち倒して・原初
・魔法暗殺王の矜持・原初
・人類を超えし者・原初
スキル一覧: 残SP 2000
・超級暗殺術
・超級魔法術(全基本属性・開花)
・極級魔法術(混合)
ステータス: 残SP 0
体力: 500→2000/2000 (×3)
魔力: 500→1200/2000 (×3)
物攻: 50→200→700 (×4)
魔攻: 100→250→700 (×4)
物抵: 50→200 (×4)
魔抵: 50→200 (×4)
速度: 500→650→1200 (×4)
『Phase2って何…?』
『海鳥: 後で話し合い』
『全ステータスバフ4倍…?え?』
取り敢えず、さっさと職業試験は完走しなくちゃならないようだ。