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6: めざめのうた

〈秘匿通知・プレイヤー『時鳥』宛〉

〈称号: 『職業試験突破者・原初』獲得〉

〈プレイヤー: 海鳥の承諾を得ました〉

〈称号: 『憧憬を乗り越えて・海鳥』獲得〉

〈称号: 『魔法暗殺王の矜持・原初』獲得〉

〈職業: 『暗殺者』『魔法王・偽』が『魔法暗殺王』に統合されました〉

〈試験を継続しますか? 〉


「…?」


強制的に一時停止画面になり困惑する俺は、流れてきた通知に更に困惑する。


「ギンガ、これは何だ?」

「時鳥様は職業試験突破条件を満たしました。続行する場合は一時停止を解除してください。続行しない場合は私にお伝えください。」


職業試験突破条件…?いつの間にか切れている配信に、これが運営としては第三者に流したくない内容であることに察する。


「一旦各称号の解説を頼んでも良いか?」

「承知いたしました。ウィンドウに表示します。」



称号:『職業試験突破者・原初』


初めて職業試験を突破したものに送られる称号。借り物の姿から本来の姿へと変容し、彼の者を打ち倒すべし。


・職業試験中に獲得した経験値をキャラクターに反映する

・『真・職業試験』中に獲得した経験値をキャラクターに反映する

・職業試験中のプレイヤーに掛けられるあらゆる制限を撤廃する

・恒久経験値獲得量増加 (大)


※但し、職業試験中のステータスは職業試験終了後にリセットされる。獲得したステータスポイント並びにスキルポイントはリセットされないため、再設定が可能。



称号: 『憧憬を乗り越えて・海鳥』


特殊モンスター『我が憧憬』に敵として認識された者に与えられる称号。


・獲得: 特殊魔法『開花』

・獲得: 『魔法王・偽』



称号: 『魔法暗殺王の矜持』


◼️に肉薄する者として世界に認識された者に与えられる称号。その期待、裏切ることは許されない。


・獲得: 『魔法暗殺王』

・条件を達成すれば◼️化が可能になる。



これ、戦えるんじゃないか?


「各ステータスへの割り振りやスキルの整理は一時停止中に行っても良いのか?」

「問題ありません。ウィンドウを更新します。」



名前: 時鳥 (Lv.50)


種族: 人間


職業: 魔法暗殺王


サブ: なし


称号一覧:

・職業試験突破者・原初

・憧憬を乗り越えて・海鳥

・魔法暗殺王の矜持・原初


スキル一覧: 残SP 500

・上級暗殺術

・極級魔法術(混合)

・上級魔法術(全基本属性)

・初級魔法術(開花)


ステータス: 残SP 500

体力: 500/500 (×1.5)

魔力: 500/500 (×1.5)

物攻: 50 (×2)

魔攻: 50 (×2)

物抵: 50 (×2)

魔抵: 50 (×2)

速度: 50 (×2)



「OKギンガ、職業試験再開だ。」

「承知いたしました。」


SP割り振り決定。


魔攻: 50→100 (×2)=200

速度: 50→500 (×2)=1000


「速度特化暗殺者、参る」


そうして俺は紛い物目掛けて走り出した。


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