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【プロットタイプ】ギャップがあります

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

鏡花、職場では大人しいから、ギャップが凄そうな。

数年前に配属された千房鏡花という人物は、寡黙を絵に書いた様な人だった。自分から私語をする事は一切なく、ただ黙々と作業を粉して行く。口を開く時と言えば大抵、質問がある時か、上司から雑談を振られた時だけ。その雑談さえも、適当な相づちを打ってさっさと終わらせる。

人を寄せ付けない雰囲気があり、関わりの浅い上司は何時も彼女を腫れ物を扱う様に接していた。

――あの、ご質問が……。此処の表記が曖昧で……。

そんな何処か不思議さを纏った彼女であるが、人と会話を続ける時には、女性特有のふわふわした砂糖菓子の様な声で返してくれる。

真面目な仕事人。作る資料は何時も丁寧。其れが彼女に対する評価だった。


ただいま私はパソコンと向き合って死んだ目をしている。延々と打ち込まれたデータを見ていても、まだ半分も終わっていない。

横目でさり気なく日付を確認する。締切まであと三日。余裕を持って終わる事は無いが、このままいけば何とか期限以内に終わるというものだった。

普通の人は此処まで掛からない。もっと短時間で終えられる。では何故此処まで掛かるかと言うと、一つは私の作業効率の悪さである。どれだけ型番を改良しても、動きそのものが人と比べて遅い。これ以上の速さでことを行うと、間違いなくミスが起きる。

そしてもう一つは、お上から指示を受け、確認する為のデータの打ち込みがやたら多くなったという事。同業者が一に対して、私は九。此処まで来たら、必然的に差が出てくるのは明白だろう。

いやもう本当さ!! 此処までしたら誰だって、其れこそ幼稚園児だって追えるよ? 私のデータ!! でも此処までする必要あんのかな!? あるからやってるけど!! 必要だと思ってるけど!! でもそれで締め日に間に合わなければ、意味なくない!?

思わず頭を抱えてパソコンに向かってガンを飛ばす。どれだけどスクロールしても、出てくるのはやたら滅多なデータばかりである。

今このご時世、令和世代にソフトを使わないでアナログなんて……。気合いで何とかなる世代は終わってない?

「千房さん」

あ、やべ。

「はい。なんでしょうか?」

何時もの灰桜の空気を纏った先輩が、私に声を掛ける。何時も世話になっているので、失望させる真似は絶対にしたくない。だから、極めて穏やかな春を思わせる口調で返答した。

「進捗を聞きたくて」

「あ、えっと……。大体、半分くらいまで。予定日には何とか間に合わせますので」

出来なければちゃんと残業して終わらせますので。何時もお気遣い有難う御座います。

「あ、じゃあ今日はそのままキリの良いところで終えて戴いて」

「有難う御座います」

申し訳ないな。何時も気遣って戴いて。私、周りからどう思われてるんだろ。仕事出来ないから、無駄口叩かず頑張ってしがみついているけどさ。

仕事上での鏡花の話、書いてなかったなと。


瑠衣みたいな感じ。

一切喋らないし、無表情だし、淡々と仕事粉していく感じ。

だから周りからは腫れ物を扱うように思われてそう。

※鏡花自身は、このままじゃ駄目だと思って、雑談には乗るようにしてます。


ちなみに真面目にやってる傍ら、単純作業の時には別の事考えてます。

小説のネタ探しから、夕飯のなんだろな、週末の予定、過去の追憶に至るまで。


ちなみに今日、私が考えていたのは

軽はずみに下ネタ打ち込む人はやっぱ嫌い。

そういう場所では無いのに、前置きさえなく、面白いと思って言う人嫌い。

です。


だから下ネタ言う時が一番真面目なまであります。

嫌な人も沢山いらっしゃるからね。

悪ふざけの延長で言うべきことじゃない。

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