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アイスクリン2
四角に切り分けられた黄色みを帯びたミルク色の氷菓子。
スプーンを入れるとシャクっとした感触。
口に運び、食す。シャリ、とした食感。そして濃厚なミルクの味が広がり溶ける。
氷を削った果汁氷菓子とも果実を凍らせた氷菓とも違っていて、でも似た所もある氷菓子。
これにバニラという香料を加えれば甘やかな華のある香りの、異国の女王しか食せない氷菓子になったという。
けれど此れでも王都の貴族でも王族でも知らないはず。知っていれば自慢してきて此方を蔑むはずだからだ。
父には些か甘すぎただろうか、それでも出された紅茶とともにならば満足しているし、母は茶会の算段を立てている。
私も同じだ。新たなものは場を支配する力だ。
紅茶を嗜みながら、アルシェ様にセンヴァーリア様の研究の話を聞くという素敵な時間を過ごす。




