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雨の後、虹を描いて

 雨が降った後、窓の外には光が差して、空には虹がかかっていました。その風景をわたしは綺麗だなと思いました!


 幼稚園の先生に紙を貰って、クレヨンで風景を描きました。窓の外の風景です。我ながら、良い絵が描けていると思います! あとは虹を描き加えれば完成です。ふふん! 素敵な絵になりますよ!


 ところが虹を描こうと思って空を見ると、さっきまで、そこにあったはずの虹が失くなっていました。どうして? 虹はどこに行ったの?


 探しても、探しても、虹はどこにも見つかりません。そんなの、嫌! 嫌! 嫌なのに、虹はどこにもありません。悲しくて、目が熱くなって、涙が溢れそうになりました。そんな時、一人の男の子がやって来ました。


「ん!」


 そう言って、男の子は一枚の紙を見せてくれました。その紙には綺麗な虹が描かれていました。


「これを見て。虹が描けるよ!」


 優しい子だなと思いました。私は男の子が描いた虹を、私の絵に描き写しました。


 それから、その男の子とは仲良しです! 絵が好きで、優しくて、頭が良くて、素敵な友達です!


 わたしの友達ができた、きっかけのお話です。

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