最終話 君の不幸せな過去の為に(Ⅰ)
これを言うと差別主義者だと思われるかもしれませんが、百合好きついでに語ります。作中で明智が自分は公平主義者と言っていますが、これは個人的な僕の意見を拡大解釈した物です。真の意味での公平主義者では無いと伝えておきます。
だからですね、世間のLGBTとかの自分達も平等に!って言う主張を見るのが嫌いなんですよね。
個人の意見として世界は平等ではなく、公平であるべきという物があります。スポーツをやっていたからかもしれません、トランスジェンダーが心の性別で競技とかですね。その為に体のホルモン量で出れるスポーツも変わってちゃんと女性として性を受けた人が出たい競技に出れないって記事を見た時思わず、うわっきもって思ってしまったのが僕です。なぜこんな場所でこんな事をはなしているんでしょうね?僕も解りません。
目を覚ました時、最初に耳にした言葉は気を失った事から回復した事を祝う言葉なんてモノではなくたった一言、自分が一番聞きたくない言葉がキャプテンの口から告げられる。
「サチアが死んだ」ただその一言告げられ、ミライはキャプテンにただ一つだけお願いをする「レニには俺が伝えるから、それまで黙っていてほしい」ただそれだけ。
そして今ミライはレニの前に居る、医者からは動くなと言われているが、けれどレニには隠しておけない、だってレニには知る権利があるからこそ話さなければならない。
「サチアが死んだ、それだけレニには伝えておく、これからは明智に付いていってくれ明智なら良くしてくれると思う、それじゃあ…俺にはやる事をあるから」
レニが呆然としていた涙を流す訳でもなく、悲しい表情を見せる訳でもなく、ただ絶望といった表情をミライに見せる。手も動かせない、表情をピクリとも動かせない、多分マリーを失った時と似た感情をレニは感じている、だから同じ苦しみを味わった明智に託した方がレニの為になると思った。
松葉杖を突き、重い体を引きずる様に歩く、右目も痛い、熱で考えが上手く纏まらない。だけど明智に相談事がある、それ以上に今の自分にやれる事は一つだけだからと、エレベーターを待っているその時だった。思い切り頬に衝撃を受ける、受け身を取れる程万全な状態でもない、だからその理由だけは聞いてから衝撃を与えて欲しかった。
「なんで怪我人なのに味方に殴られないと、いけない訳?……キャプテン?」
「お前がふざけた事を言っているからだよ、なんでレニちゃんにあんなことを言ったんだ!レニちゃんに今一番必要なのは、家族であるお前の言葉だろ!なんでそんなに冷たい態度を取る!お前にとってレニちゃんそんなモノなのかよ!」
「あぁサチアはレニを一番に思っていたけど、俺はサチアが家を空けるからレニの世話をしていただけ、そもそもレニを拾った時だって…」
コツンと何かを落とす音がした方へと顔を向ける、そこにはゆらりとおぼつかない足取りで歩いていたレニが居た先ほどの絶望に塗れた表情ではなく、失望した表情でミライを見つめる、信じていたのにと言いたげだ。本当に信じてくれていたのだろう。
「嘘でしょ…お兄ちゃん、ねぇ嘘だと言ってよ!今までの優しさが嘘なんて…私…」
「あぁ、今までの優しさは嘘、第一俺はレニを拾う時に反対だってしたよ、だって俺に責任はとれないしね、俺を救ってくれたサチアへの恩返しそれだけだよ」
「なんで…そんな事を言うの…、だって…、だって…」動揺かレニは言葉を出すことができない、だからミライはレニを突き放す。「明智の世話になった方が良いって言っただろ?それに俺はサチアと違って人生相談の一つもしてない、そうだろレニ?」
レニは涙を滲ませ、自身のスカートをぐっと握りしめる、こんな男を慕っていた自分への戒めか、それとも自らの怒りを憎しみに変えるのか、きっと後者だ、だからレニは言う。
「アンタなんてお兄ちゃんじゃない!とっとと死んじゃえばいいんだ!」
レニはそう言い放ち駆け出した、それを追う様にキャプテンも後を追う。そしてミライに侮蔑するように、ただ一言ミライに言い放った。
「お前はそんな最低な奴だと思っていなかったよ…、本当に残念だ」
「俺はそういう奴だよ、勝手に俺を知った気になったキャプテンが悪いよ」
既に到着していたエレベーターに乗り、明智に会いに行く、ちょっとした相談事と言うべきか、最後の手段を使う時が来ただけだ、サチアが死んだ今頼れるのは自分の身一つだけ、けれど明智に自分の身に何があったのか聞く必要性があった。何故目を抉られただけで済んでいるのか、どうやってサチアは死んだのか、それだけを聞きたかった。
やたらVIP待遇の病室にミライは入室する、入って一番に抱いた感想は情報の山に埋もれる傷だらけの目の死んだ天才と言った所、いつもの変態女の面影はない、鬼気迫る勢いで何かをしている、愛した女が二人失った人間は今何を想って行動しているのだろう。
「来たよー、俺に何があったか教えてくれるんでしょ?明智?」
「あぁミライか生きていてよかったよ、早速で悪いがそこで上裸になって寝てくれるか?」
「別にいいけど…案外ケロっとしているんだな」
無言で何かを準備している明智を傍目に、言われた通り服のボタンを外しベッドに横たわる、何を言う訳でもなく明智はミライの体に機械を張り付けていく、その無言の空間がどうしようなく居心地が悪くて、何より気持ち悪かった。だから明智にミライは聞く。
「サチアはどういう死に方をしたか、明智は知っている?知らなかったら別に答えなくてもいいんだけど、唯一の家族としては知りたいんだけど」
「あぁ、知っているよ、聞きたいかい?」なんで知っているの?とは聞く事は出来なかった。けれど明智は語り出す、自らの本音と建前を語りたくも無い、自らの醜さを語りだす。
「好奇心と言えばいいか、それともただの独占欲と言えばいいか、マリーを失ったからこそサチアには危険な事はして欲しくなかった、だから行く前にちょっとした細工をして、サチアの思考データを私はずっと観察していたんだ、なぁ?ミライ…君はサチアの能力のデメリットを知っていたのか?」
「知ってたよ、俺もサチアも互いに能力の行使にはデメリットがある事はすぐに気づいた、だから二人だけの秘密にしていたんだ、知ったらきっと皆止めるだろ?」
だったら何故と言わんばかりに、明智は襟を掴んで顔を近づけた、今にも泣きそうなそんな表情でミライを見つめる。俺を責める訳でもない、ただ気づかなかった自分を恥じて。
「ミライは知っていたんだろ!ならサチアを守れただろ!なんで止めなかったんだ!」
「サチアと約束したから…、能力を使っても俺は家族だって、だからどんなに自分が自分じゃなくなっても、絶対に………守るって」忘れないと…、言いたかった言葉は出ない。
「わかった…納得する。あの苦しみも全ては覚悟の上なんだな…過去改変のデメリットが使用者を一番苦しめるなんて言うのは、出来過ぎた話だな」
本当に明智は知っているらしい、ブラフでも推理でもなく、本当に全てを見たのだろう。
「サチアが昔言ってたよ、本人の記憶を持った別人は誰なんだろうって、明智はどう思う?」
サチア恐らく最初に過去改変を使った時に思ったであろう事、自分は誰なのだろうか?という疑問、確かに本人だった記憶はあるけれど、今ここに居る自分は記憶と全く違う人生を歩んだ自分という矛盾が常に自分の中にある。
「ミライはどう思うんだい?本人の記憶を持った別人は本人であるかどうか」
「俺はサチアにこう言ったよ、別人の記憶が入ってくる本人に聞かれてもわからないって」
「そうか…やっぱり君達は真逆なんかじゃないよ…」クスっと明智は笑う『何のこと』とは聞けず、その笑顔も一瞬の物であった。そこから明智は一人の研究者としての顔をする、まるでこちらを実験動物にでも思っている様な、いつか施設で見たそんな表情だった。
「測定する前に、その資料を見てくれないか?テロのリーダーの資料だよ、君のすぐ隣の実験棟で実験されていたらしいから、面識があるんじゃないかと思ってね」
「実験棟が違ったら会う事は無いと思うんだけど……なんて読むの?」英語は読めない。
「モルモット73番だよ、君達は被検体という名前であったけど、お隣は人を人とも思っていなかったらしい」明智の語学力に感服し、ミライは資料を捲る。
その資料には、写真が幾つも乗っていた恐らく同一人物だと思われる少女の写真、けれどそれら全てを同一人物と言える確固たる自信はミライには無かった、顔がしっかり映っていないという理由もあるが、内容はわからないけれど、ページを捲るごとに最初の面影は無くなっていき、例えるならば継ぎはぎの様な異様さを放っていた。そして最後のページはある人間の手記だった『彼女は間違いなく人間だ、ツクロという一人の女の子だ』と。
「これは同一人物って事でいいんだよね?」ミライが明智に問う、明智はその通りと頷く。
「君達は特殊性という人知を超えるモノを付与しようとした、オカルト好きが生み出した悪魔の証明の結果だ。けれど彼女は特異性というあり得るかも知れない進化の形を全身に埋め込まれた、これまた妄執の産物だよ。データが破損していて全部は読めなかったが、ある実験員が彼女をフランケンシュタインの怪物そのものと語っていた」
「フランケンシュタインはわからないけど、特異性を埋め込むってどうやって?」
発現しても勝手に死ぬかもしれないモノを、埋め込むとは一体どういう事なのか、それがミライにはわからなかった。
「特異性が発現した者の皮膚、臓器或いは手足や指それを移植したそうだ、そうそれこそサチアが君の右目を治す為に自分の目を差し出した様に…ね」
「そんな事をして死なないの?」当たり前の疑問を明智に質問する、普通の人間でも移植には拒絶反応が伴う筈だ、ならば「それが彼女特異性、自身を完璧に調整できるという特異性によって彼女は生き残ったらしい、それこそミライ、君の目だって無意識下できっと未来を選択して拒絶反応が起きないようにしたんだろう、じゃなきゃ都合が良過ぎる」
確かに偶然捨てられた日に出会って、運よく生き残って再会して、レニの為に施設に入って、これまた運よく実験の成功例になってしまった、そして第五課という友人も手に入れたこ本当に都合の良過ぎる話だ。というか彼女が移植によって特異性を獲得したという事は、もしや自分にも?と顎に手を当て考える。
「その様子だと漸く気づいたみたいだね、ミライの予想通り君はサチアの意志を受け継いでいるよ、その確認をする為に今日来てもらったという訳だ」
「あー、なるほどね、じゃあ帰る、いつ敵が来てもいいように寝る…てか体が重い…」
病室に戻ろうとした時だった、明智がミライの体を後ろから抱いた、そういう行為はサチアやマリーにだけするものだと思っていたが、人肌を感じられれば誰でも良かったのかもしれない。けれどその考えはすぐに打ち消された、サチアが愛した人間がそんな人間な訳が無かった、明智は誰よりも、多分自分やレニよりもサチアとマリーを愛していたのだ。
「私に残されたのは、その目だけだ。今日だけでいいその目で私を見つめてくれ、頼む」
「わかった…それで明智が集中できるのなら…明智を見続けるよ」
明智はミライを見つめている訳では無い、右目のサチアを見続けている、不覚にもサチアに嫉妬心が生まれた、ここまで想われるのは幸せな事だ、それが凄く羨ましい。
一日二日が過ぎ、敵の動きを待つ、きっともう敵に残存勢力は残っていないのだろう、けれどそれはこちらも同じだ、戦うのは自分一人でいい。ツクロという人間と一対一で戦って勝利する、それだけでいいはずなのに、どうしてもこのツクロという少女の事が気になる、いや分からないというべきか、何故世界を敵に回したのかがわからない。けれど確かな事があるとするのならば、このツクロという少女と自分は一度会っている、あの施設を壊滅させたあの時あの日確かにツギハギだらけの少女と出会った。けれどあの少女はどちらかと言えばモルの様な雰囲気だったと思う、顔は全く違うが…けれど確かに似ていた。他人の空似とも思えない、念には念を入れておこう。キャプテンと明智にもお願いしておこう、もしモルなら最後に選ぶ場所はきっとあそこだとミライは確信した。
1週間程が過ぎた時、敵は行動に出た。行動に出たという例えは間違っているかもしれない、自らの心臓を晒したという言葉が正しいのだろう。まさかツクロ本人が出るとは思わなかったが、民衆に向い彼女は叫んだ己が、同胞が受けた仕打ちを、この世界は間違っていると論説を、そして誰からも認めてもらう事の無く人権というモノが存在しない者達が居たという事を、それは散っていった同胞の死を嘆く慟哭にも聞こえたが、きっとそれが本音ではないのだろう、その映像からは何一つ嘘は言っていないのに、何一つ感情がこもっていないそうミライは感じる。そしてツクロは宣言する「私は待つ、私を殺せる者が現れるのを、殺せないのであれば、私が世界を壊す」ただ何もない巌流島の様な無人島であれば、核兵器の一つで終わったのかもしれない、けれど東京の都内に一角に焼け野原になっている元ゴミだめ、この時の為に焼け野原にしたのか、それともここに思い入れがあるのか。
けれどこれで未来は確定した、早々にツクロという存在を消さなければ、アベンジャーズ、復讐者達と言う名に相応しく、彼女に呼応して復讐を謳う者達が現れるだろう。それは面倒くさい、手を打つならば今、幸い明智の秘密兵器も、キャプテンへのお願いもそして、過去改変と未来確定も上手く使い熟せている、ここまで予想通りという他ない。
明日勝負仕掛ける、けれどその前にキャプテンにお願いする事があった。
「それで、僕に何の様だい?」キャプテンはあの日以来、仲は険悪だ。
「明日の事、多分俺が勝つことができるけど、もしもの事があったらレニの事はよろしく、約束して貰える?欲しかったらお金もあげるけど」
「要らないし、約束もしない、お金に執着が無いのなら自分の手で直接レニちゃんに渡せ、そして最後に謝ってもう一度家族として暮らせ、それが僕の望みだ」
「酷だねぇー、キャプテンは…まぁわかった、レニに謝る事は約束してもいい、けど一緒に暮らすのは無理かなー」ミライはおちゃらけて答えて見せた。
「何故そうも彼女と暮らす事を拒む!家族だったんだろ?それを失う辛さを今以上に与えるのか!そんな無責任で彼女を育てたのか!答えろ!ミライ!」
キャプテンの言っている事は、反論の余地も無い程に正論で、困った事に言い訳しようにもできない、ただくだらない意地なのかもしれない、けれど俺は人生の恩人との約束を優先する。施設から出られたあの日にサチアと誓った事、自分達が人間じゃなくなったからこその、約束事を。サチアは約束を守った、だから俺もこの名前に誓って守り通す。
「そこまで単純な話でもないん、ゴメンネ。それと明日の後方支援頼んだよ、スーツはもう動かないだろうから…」
ただそれだけ言い残しキャプテンの問にも答えず、皆が居た第五課の事務所で、キャプテンとの勉強、明智の暴走と静止、マリーとの雑談、そしてサチアとの喧嘩。楽しい思い出に包まれたこの場所で、ミライはその思い出たちと一夜を共にした。
朝になり日差しも差し込むこの頃に、ミライは目を覚ます…、朝の陽ざし等あのヘリコプターの中で見た以来見た事も無いが…、ビル群の中では鳥の囀りさえ聞こえない、そもそも聞いた事さえないが…けれど慣れ親しんだ習慣がミライの体を起こす、緊張のきの字も無いのが癪だが、それでもこの大事な日に体調を崩すよりは幾分かはマシだった。
「さぁて行くかぁ、ツクロ。3年前に会っている事を今の今まで忘れていたとは言えないけど」ミライは明智に今会えるかどうかの確認のメッセージを送る。
返信は了承、ならばいい返事が聞けそうだ、対人外決戦兵器の完成もキャプテンと合同で無理をしてもらった対ツクロ用の戦術の仕込みも何とか終わらせてくれた事を祈り、本社の一階へ降りる、いつもならばエレベーターを使うが今日ぐらいは階段で。
「やぁ、珍しいね、君が文明の利器に頼らないとは、明日は雨かな?」
「まぁ勝てるのなら雨でいいよ、それで準備は良さそう?流石に秘密兵器の一つでもないと俺は勝てないよ」ミライは本音を明智に語る、正直一度片目を抉られた相手に勝てるビジョンがいまいち見えないのも事実だからだ。
「まぁ君に話しても、1㎜たりとも理解できないだろうから、簡潔に二つだけ言っておくとするよ」そういい明智は一つの注射器を手渡した。
少し注射器にしては、大きい気もするし、そもそも針の出し方も良くわからない、どうやって使えばいいのだろうか?一度自分に突き立てて見ようとした時、それは明智に止められた。
「それは君を普通の人間に戻す薬だ、肌に向って当てれば針が出る。今回のミライの役割は二つツクロを拘束するこれが一番重要だ、そして拘束したらそれを自分に打ちこちらに合図する、そうすれば作戦は終わりだよ」
案外簡単な話だった、つまりはこれを打ったら特異性、特殊性が消え、そして残りは決戦兵器に任せればいいという事、なんだ随分簡単な事じゃないか。
「それとお望み通りキャップは、管制室に押し込めたけれど長引くようなら、スーツは直るから気を付けたまえよ」何から何までやってくれる、流石万能の天才変態女。
「ありがとう、今日まで3年間の非日常が終わると考えると、感慨深いモノがあるね…、俺が普通の人間に戻れば第五課も二人になるし、寂しい?」
ミライの問に明智は鼻で笑う、そんな事がある訳ないだろうと言わんばかりに。
「寂しくなんてあるもんか、私が寂しがるのはサチアとマリーの事だけだ、精々普通になった自分を楽しめよ、ミライ」
明智は笑い、楽しめと抜かす、人殺しを楽しむのは人としてどうかと思うが、しかしこの景色を見るのは今日で最後になるという事を、最後に楽しめという事だろう。
「それじゃあ明智、後は任せるよ…ぐっどらっくー、それとサチアからの忘れ物」
ミライは手を振りながら、自身の端末を明智に投げる、サチアの残した遺書とでも受け取ってくれればいい、マリーからも貰ってサチアからも貰う贅沢な奴だ。そして明智は端末を受け取り、起動させた。苦笑いを浮かべながらもその文章を読む。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
最後に前書きで語った事の本質を一言で言いたいと思います。
平等にしたいのなら、スポーツも勉学も誰かの記録なんて保存しないで、人類の記録としてでも残していけよバーカって話です。
世界は絶対に平等になんかなりません。生まれた事で得た性別も、心の性別も自分だけの特性だと思って、少しは我慢しろって事ですね。別に男だって知らない男と並んでトイレなんてしたくないですし、女だって大便も小便も他人に今していると思われながらするのは結構な苦痛でしょう。我慢は誰だってするのだから、世間に理解して欲しいという事は正論だと思いますが、だからといって自分達は普通じゃないから特例が欲しいと特別扱いされるべきという主張が大嫌いって言う話でした。
炎上したらどうしましょう?この考えが間違えならそれでいいですけどね、これが異端とされるなら僕は異端児でもいいと思える位には平等に扱うという行為が嫌いって話でした。




