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第四話 王子様に恋をしたお姫様(Ⅲ)

前書きで語るネタも大分無くなってきました、再編でなければなにか書けたんでしょうけど、強いて出すならキノの旅はいつ見てもいい話ですね、という位ですね。

「それで貴方は、ミライ君は、どんな実験をされたんですか?」

「なんて言ったかしらね?よく覚えていないのよね、まともに勉強をできる人生でもなかったから、彼らが語っていた話は私には理解できなかったし」

 それじゃあ、意味がないじゃないですかと、マリーは渾身のツッコミを心の中で我慢しました、今はそんな空気ではないという事はマリーでもわかります。

「特異性の付与、そして特殊性の付与に対する実験だろう?特異性は人間の持つ機能の拡張、そして特殊性は人間が本来持ちえない筈の特殊能力を与えようとする研究」

「なんだそれ?特異性?特殊性?スーパーヒーローでも造ろうとでもしていたのか?」

「よくわかんないですぅ、特異性とかぁ、特殊性ってぇなんですか?」

 マリーには本当にわかりません、人の機能の拡張?人が持てない筈の特殊能力を与える?人魚姫みたいなキメラを作るという事でしょうか?それともケンタウロス?

「残念ながら、マリーが想像するようなモノではないわよ、特異性っていうのは例えば、このフロアには現在19人居て、稼働中のPCは23台って所かしらね、そして今丁度、自販機でそうね、これは缶、コーヒーかしらね?を購入した人が居たわね、確認してきてもいいわよ?」

 そう言われるとキャプテンさんは、扉を開いて外へ確認に行きました、マリーでもこのフロアに何人ぐらい居るっていうのは、分かります。けれどパソコンの稼働音なんてものは雑音の一部にしか聞こえません、それこそ普通とは違う異音がするならば、話は別ですが、さてはこっそりカメラを見てないかと、キャプテンさんが帰ってくるまで泥棒猫の周辺を見回ります。明智さんはトリックが分かっているのか、見向きもしません。けれど少し驚愕している気もします。結局泥棒猫の周辺に怪しい物は無く、キャプテンさんも帰ってきました。

「本当にサチアが言った通りだったよ、その様子じゃタネも仕掛けもないんだよな?」

「それが…聴力の異常発達という訳か…それで特殊性というのはどういう事か、見せてもらえるのかい?」

「残念だけど、それをお披露目する事は無理ね、ミライに頼んでも無駄よ」

「何を言っているんですかぁ?潔白を証明するならぁ、今見せないでどうするんですかぁ」

 マリーは怒ります、そんな事が許される訳がないじゃないですかと言わんばかりに怒ります、異常発達という感覚はよくわかりませんが、キャプテンさんの友人だった、裏切り者と同じ様な力があると言う事というのは、頭の悪いマリーでも、もう理解しています。

「サチア何故見せられないか、理由を聞いてもいいかな?」

「悪いわねキャップ、理由は2つ見せても貴方達が実感できないのと、私とミライの約束、絶対に私達が得た特殊能力は誰にも喋らない、心から信頼できる家族の約束だからよ」

「まぁ、わかったそれで今日の所は納得しよう、最後に二つ聞いてもいいかい?サチア」

「ええ、能力の事以外ならば、なんでも答えるわよ?好きなタイプから、嫌いなタイプまで、何でも」

「それは今日の夜聞かせてもらうとして…だ、どうやって君達はそこから生き延びた?というよりどうやって脱出したんだ?その実験施設から。そしてこれが一番重要だ、サチア君は少し前の離反者であるリアルという青年の顔に見覚えは?そもそも君達二人以外死亡していたはずなんだが…」

「あぁそれなら簡単よ、後者から答えると、私達が居た実験施設は叶いもしない幻想を追

い求めた場所で、それ以外のアプローチが違うだけの同様の研究を行っているって施設員が言っていたもの、私達が居たあの場所でも二種類のアプローチをしていたみたいだしね。前者はもっと簡単、私達の成功を機にレニを実験台にしようとしたから、皆殺しにした…それだけよ、それじゃあ貴方の部屋で待っているわね」

 余りにも当然の事でしょ?と言わんばかりに答える泥棒猫にマリーは唖然としました、脅しが本当に脅しじゃなかったんだぁと、性格のキツさは昔からだったのかぁ、だったんだと考えましたが一番はそこではありません、裏切り者の可能性が抜けていないのに、しれっと明智さんの家で待機する精神の図太さにマリーは唖然としまた。

「まぁ、あの様子だと裏切り者の可能性は低そうでなによりだ」

「その心は?」キャプテンさんは明智さんに問いました。

「少なくてもサチアはレニ君が一番大切で、私達の勤めている会社はそれを理解してか、レニ君に最大の補助をしている。つまりは私達がレニ君の幸せ維持できるのならば、彼女達は裏切る事はないという事さ、単純だろう?」

「それってぇ、レニちゃんにとって私達が邪魔な存在になったらぁ、問答無用で裏切るってことですょねぇ?」

「そうともいうね、まぁ私が居るんだ、レニ君が不幸せになるなんて事はあり得ないよ」

 ハッハッハと高笑いする明智さんですが、その自信がマリーにとってはとても羨ましく思います、マリーはレニちゃんに嫌われないか未だに心臓バクバクです。

「それじゃあ帰ってもいいか?明日からはいつも通りという事で」

「あぁ、構わないよ、それじゃあマリーも行こうか?」

「えぇ?本当に3人でするんですかぁ?やっぱり二人きりの方がぁ」

 マリーの泣き言には目もくれず、明智さんはマリーの肩を抱いて、問答無用で進みました、マリーだけが大変な思いをする長い夜はまだ始まってすらいなかったのでした。

 追伸、もう二度とマリーはこの三人組では、一緒に寝ません。神に誓います。


 外の気温は教授事件が起きた真夏のような蒸し暑さから、だんだん秋を感じさせてきます、気温は徐々に落ち、早い所では紅葉も見ごろな季節になってきました。マリーも今のこの状況が落ち着いたら、長期休暇を取って明智さんと紅葉でも見に行きたいですねぇ、勿論旅費はマリーが払います。マリーが誘うのですから当然です。泥棒猫も行きたいというのであれば、旅費を自分で払うなら考えてあげます、誘っていないのだから当然です。

 ですが今年の紅葉を見に行くのは少し厳しそうな感じがします、それは今のマリー達には休日と言えるような休日が無いからです。基本体を休める為に非番という事にはなっているのですが、何かアベンジャーズが行動を起こす度にマリー達は解決にあたらなくてはならないのです。おのれアベンジャーズと思いもしましたが、そこまでの情熱はマリーには無い事を忘れていました。マリーは明智さんと一緒に居るそれだけ幸せなのです。

 しかし何もできないと言う事がストレスである事には、変わりありません、なので今日はミライ君とお出かけすべく待ち合わせをしています。マリーには今少々考えている事があります、それは来る12月24日、下々の民はクリスマスイブというでしょうが、そんな事はどうでもいいのです、24日は明智さんとついでにマリーの誕生日でもあるのです。そこでサプライズをするべく口の堅いと思われるミライ君とプレゼントを考える為のデート大作戦。待ち合わせの時間まで、まだ10分ありますがミライ君は外出するのに少し手続きがいるので、もしかしたら少し来るのが早すぎたかもしれません。

「マリー、お待たせ」

 そんな考えは杞憂だったようで、いつも通りのミライ君がそこには居ました、服装もいつも通り過ぎてこれから仕事かと勘違いそうにマリーはなっちゃいましたが。

「ううん、マリーも今来た所だったよぉ、今日はぁ、マリーが行きたいところに行ってもいいんだよね?」

「あぁ、うん、そもそも街の事、俺全然知らないしエスコートとかは無理かな…って」

「そっかぁー、それじゃあマリーがこの街を案内するねぇ」

「よろしくお願いします」

 男の子がどういう場所に興味を抱くのかは、マリーにもわかりません。だからこそいつも明智さんがエスコートしてくれている場所にマリー自ら案内する事によって恐らく!『マリーちゃん凄―い、何でも知ってるぅ』とミライ君はマリーの事を賞賛してくれる筈です。その賞賛にマリーは胸を張って答えるのです、全てが明智さんとの思い出ですと。

 今日のデートプランが決まった所で、善は急げと言うように何事も急ぐべきです、急げば沢山の場所に行けますし、沢山の場所に行けると言う事は楽しいと言う事です、楽しいと言う事は幸せな事だとマリーは思います、だからこそミライ君にも同じ幸せを味わって欲しいのだと、マリーは考えました。

「では、行きましょぅー、一緒にぃ、れっつごー」

「れ、れっつごー」ミライ君の顔が引きつっている様にも感じますが、気のせいでしょう。

 まずはマリーのオススメというよりは、マリーと明智さんの思い出の場所に向おうと思います、といっても普通の下着売り場ですが、マリーがまともな服を持っていないと言う事を知った明智さんが最初に連れ込んだ思い出の場所です。

「ど、どうでしょうか?」

「どうでしょうかと言われても…俺が来るべき場所ではないんじゃないかなって…」

「そ、そうでしたぁー」

 ミライ君はそもそも男性で、女性用下着とは殆ど無縁な生活をしているのを、すっかり忘れていました、この店に男性用下着も売っていたのならば、ミライ君の時間も潰せたかもしれませんが…仕方がありませんここは即座に違う思い出の場所へ行きましょう。

 マリーは走ります、マリーの中にある明智さんとの数々の思い出を胸に秘めて、マリーは走ります、思い出の洋服屋、明智さんが私に似合うといって進めてくれた少しだけ高いブランドのアクセサリーショップ、泥棒猫が明智さんと外に行った時に美味しかったと伝えてくれた今巷で女性を賑わせているフルーツのスムージー屋さん泥棒猫が先に明智さんと一緒に行っているという点は癪でしたが、これが絶品で世の女性がここまで並ぶのも理解できる気もするものでした、そして可愛らしいマスコットが有名のテーマパーク、マリーがよくお姫様グッズを買う為に贔屓にしているちょっとだけ古臭いけれど、とてもファンシー雑貨や衣装が沢山あるちょっと日当たりの悪いお店。

 マリーはマリーが楽しいと思った場所を、次々と案内します。けれどもマリーには、ミライ君を楽しませることができませんでした。どこがいけなかったんでしょうか、行く先々で走ってしまったからでしょうか?マリーにはわかりません、わからない時は何故マリーが人を楽しませる事ができないのか、素直に聞くべきだと、わからない事を自分で考えて、それでもわからないのならば相手に聞きなさいと、明智さんにマリーは教わりました。今こその教えを実行するときなのです。

「ミライ君!」

「な、なんでしょうか?」

「マリーのお出かけ、どこがダメだったんでしょぅ?」

「え、いや、ダメっていう訳じゃないけどー、なんか俺が行くような場所ではなかったかなーって、サチアとかレニを連れて行くって言う意味では参考にはなったから、ありがたかったよ本当に」

「といってもぉ、このままではミライ君が全く楽しめないデートになってしまいます、ここだけは行ってみたいって場所ありますかぁ?どうにか探し出して見せますので!」

 マリーの数少ない長所の一つに、この街の一度行った場所は覚えているという長所があります、といっても明智さんと行ったからこそ大切な思い出として大事に保管されているだけかもしれませんが、でも明智さんと一緒に行った場所ならば、マリーはすぐさま思い出せます。これを長所と言わずなんというでしょうか!

「あー、それなら、あそこに行ってみたいかもしれない、まえサチアが自慢していたんだよね、美味しいパンだったかな?なんか甘くて美味しい物があったとかなんとかって」

 美味しくて甘いパン…、泥棒猫が行った場所を私は知りませんが、ですが泥棒猫もミライ君と同じで仕事以外では一人で外に出るのはかなり厳しい筈です、となると明智さんと一緒に行った場所になると思うのですが…、なんでしょう?マリーは考えます、甘いパン、甘いパン、甘いパンみたいなモノ?

「ミライ君それはぁ、凄く柔らかかったりしますか?」

「えぇ、どうだろう、サチアは甘くてフワフワでモチモチだったってレニに自慢していたのを聞いただけだからなぁ」

「甘くてフワフワでモチモチ…!わかりましたぁきっとあそこですぅ」

 マリーはミライ君の手を引き、泥棒猫と明智さんが行ったであろう場所を目指し走ります、もう時刻は夕方になりつつありますが恐らくあの店は開いている筈、今日だけでかなり距離を走った気がします、西へ東へ、北へ南へ、上へ下へと、ですがこれで最後です、最後くらいはミライ君のお願いを叶えるべく、マリーの記憶にある道順で進んでいきます。ここをこう行って、こうというあやふやな記憶しかありませんが、あのパンケーキは甘くてフワフワでモチモチでしたから、外装は覚えています。そうこの角を曲がった先に…。

「ここですぅー、ここがミライ君の探していた場所です!」

「ここが、甘くてフワフワでモチモチのパンがある場所…」

「正確にはパンでは無く、パンケーキの事だと思います!さぁ、入りましょー」

 ミライ君の手を取ってマリーはおしゃれなお店に堂々と侵入します、作戦中ならばマリー達はハチの巣にされてしまいますが、今は作戦中ではありません!さぁて後はメニューを注文するだけです。パンケーキとぉ美味しい紅茶。ここからが本当のデートなんです、優雅なティータイムが今始まります。

「どうでしょうかぁ?」

「うん、確かに甘くてフワフワでモチモチなパンケーキ?だ」

 ミライ君の満足そうな顔を見るだけで、マリーの今日の目標は達成された気がします。本当に今日は明智さんの誕生日プレゼントを選ぶという目的ではありましたが、結局マリーではミライ君を楽しませる事はできなくて、荷物ばかり持ってもらって明智さんに合わせる顔が無くなる所でしたが、最後の最後で汚名返上と言った所でしょうか。

「ミライ君はぁ、なんでここに来たかったんですかぁ?ミライ君の腕なら家でも作れると思いますけどぉ」

 ミライ君の料理の腕はかなりモノです、明智さんに負けない位の腕を持っていると思います、だからこそ材料と手順さえわかれば簡単に作れそうだとマリーは思ったのです。

「サチアがね、レニに自慢してからよく食べてみたいって言っていたからね、作るだけならできるかもしれないけど、サチアが食べた物に近い物を食べさせてあげたかったから」

「そういう事でしたか、ミライ君は凄いレニちゃんの事を愛しているんですねぇ、それと比べて泥棒猫ときたら、マリーから明智さんを奪うべく日頃から明智さんの部屋に入り浸って」ミライ君のレニちゃんへの愛の強さと、泥棒猫のレニちゃんへの愛の弱さを思わずマリーは比べてしまいます、けれど傍目から見ているとそうとしか思えないのです。

「外から見ているとそう思っちゃうかもね、でもサチアはサチアでレニの事を想っているんだよ、俺なんかよりもレニの将来の事を考えているしね」

「そういうものなんですねぇ」

 談笑しながら、マリーは紅茶を一度啜ります、マリーは猫舌なのでチビチビとしか飲めないのです、それに比べるとミライ君は普通に飲んでいます、少し羨ましいです。

「それより、こんなに買って大丈夫なの?流石の明智もこれだけの量があったら、毎日着るものを考えるのが手間になりそうだけど」

「大丈夫ですよぉ、明智さんは真面目に生活しようとすれば、ちゃんとできる凄い人ですけどぉ、基本ズボラでマリーや泥棒猫が洗濯しに行かないと一日着たら脱ぎっぱなしにしちゃうお方なのでぇ、それにこれは明智さんの誕生日プレゼントです!」

 のほほんとマリーは答えますが、ミライ君は絶妙に苦笑いを浮かべていました、まぁ普段の完璧超人らしい明智さんを見ていたらそう思うのも、不思議でもないかもしれません。

「予想通りの生活を送っていて逆に驚いた、でも明智の誕生日って12月でしょ?何故?」

「あれぇ?ミライ君には明智さんが案外ズボラな生活している事がわかるんですかぁ?」

「まぁね」自慢気にミライ君は、紅茶を啜ります。

「でも今の内に買っておかないと、直前に買おうとして、何も用意できませんでしたじゃ、お話になりませんしね、それと明智さんの誕生日はぁ24日ですよぉ」

「クリスマスなんだ、じゃあ俺達の誕生日もその日に祝って貰おうかな?」

「ミライ君の誕生日は10月13日ですよね?大丈夫ですよぉその日にちゃんとプレゼントをお渡ししますのでぇ!欲しい物とかありますかぁ?奮発しますよぉ」

「欲しい物かぁ」

 ミライ君は少し顎を触り考え込んでしまいました、そんなに真剣に悩まれても、マリーも少し困ってしまうのですが、けれど欲しい物があるのならばマリーが何としてでも手に入れて見せましょう!

「なんでもいいですよぉ?お高いブランド品から、ゲームやおもちゃまで、こういう時の為にぃマリーはお金を溜めているのです!」

 ムフンとミライ君に向って胸を張って見せます、ただただお給料の使い道が余り思いつかないだけですが、お姫様グッズもある程度揃えてしまえば、新たに増やす必要性も感じませんし、仕事着は会社で支給してくれますし、本当に誰かにプレゼントする位しか使い道がマリーには、わかりません。

「なんか物じゃなくて、一緒の世界を見てくれる人とかじゃダメ?」

 一緒の世界を見てくれる人…、人身売買をしている国を探してなんとか行けるでしょうか?しかしそれは倫理感に問題がある気がします。

「うーん、それは難しいかもしれませんー、そういうモノは自分のお姫様に求めてみてはどうでしょうか?」

「俺のお姫様?」ミライ君は首を斜めにして頭の上に?を浮かべました。

「端的に言えばぁ、恋人でしょうか?彼女さんとかお嫁さんと言った方が正しいかもしれません、そういうモノはお付き合いする条件に加えておくべきだと思いますぅ」

「恋人ねぇ、サチアが明智に抱いている感情の事を言っているんだったら今の俺にはあんまり興味がないなぁ」

 困りました、ミライ君の欲しいモノはかなりの難題です。ミライ君の誕生日までにミライ君を研究して、ミライ君の好きな物を探し当てるしか方法は…、マリーが一人で頭悩ませていると、ミライ君はお店にあるニュース映像を凝視します、そこにはアベンジャーズに賛同した民衆や、国がデモ活動を行っている様子が映されていました。


ここまで読んで頂きありがとうございます


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