マッドの片鱗
もう一つの作品が息詰まっているので脳死で私の願望を詰め込みました。後悔はありません。こっちは浮かんだものをそのまま書くので気楽に読んでくれると嬉しいです。マッドな13人とは一体どんな奴らなのか?とかどんなマッドが次に出てくるのだろうか?と考えながら読んでくれると嬉しいです。では長々とすみません。ではどうぞ!
「お?ここが【オースティン】って世界か。ダメだ。今は女子なんだから。女の子らしくしなきゃ」
「しかし、このキャラすごく動きますね。流石レベル120の爆破魔フィリアですね。いや、フィリアはこんな大人じゃないもうちょっと幼く。・・・お兄ちゃん、一緒に頑張ろうね。いや、アタシは何をしてるんだろう」
「それより後10体もいるのかよ。めんどくさくなってきたな。でも冬華は出すか」
「よっと、おおお、冬華だ!テンション上がるな。後、【ドグマ】!」
そう言って出てきたのは宙に浮く全長5mはある大きなデスサイズだった。
『お?ご主人か。久しぶりだな。これはどういう状況だ?見慣れないとこにいるんだが?』
「ん?どういう状況ってあの自称神が言うには召喚した子たちも把握できるようになってるって言ってましたよ?」
『そうなんだが。俺の記憶ではご主人ちゃんと女の子してた気がするんだが?中身が男だとは思わなかったんだ』
「おおお、私のロールプレイもちゃんと最初からできてたんだ。よかった。流石にドグマにはバレてると思ってたよ」
『いんや、全然気づかなかったぜ。それよりよぉ、きてるみたいだぜ?お敵さんが』
「本当?全然反応しないんだけど」
「本当だ。だがめっちゃ弱いだけだ。ご主人は基本強者しか感知できないからな」
「それだと、私がただの戦闘狂みたいじゃないですか」
『本当のことだろうが。この戦闘バ「ド・グ・マ♡」すまねえ、言いすぎた』
「わかればよろしい。でどの方向?」
『ご主人の左にもういる』
「え?」
そう言われて左を向くと、大きな狼が大きな口を開け、今にも襲い掛かろうとしてた。
だが、
「がああああああ」
「うるさい!」
逆に狼が左手でアイアンクローをされていた。
『相変わらず、ご主人のアイアンクローはお見事だな』
「それ褒めてる?」
『貶してる』
「まだ、調教のしがいがありそうね」
『すみませんでした。もうしません』
「それでよし!」
『で、これどうするんだ?』
「うーん、こいつねえ。別に殺してもいいけど、如何せん情報が欠如してる中こいつを殺すのもいやだし。情報を吐かせた後、殺そうかな。ねえ、ドグマ。私が返信した後ってドグマも残る?」
『おう、残れるぜ』
「じゃあ、変身するからこいつ見張っといて」
『おうよ』
「じゃあ、よっと、えーとこの子は・・・。ボクの名前はビーストマスター・オルフィ、ボクと友達になれない動物は誰もいない!」
そう言って、ポーズを取る。
「では早速、モフリターーーーイム!!!!うんこの毛並み、この肌触り、食感、いいね!いいね!」
そう言って毛を食べ始めた。
『何をしとるんじゃーー!!!離せ離せ!我の自慢の毛を食べるでない!』
「えーーー、もう終わりーーー。ざーんねん。さて、本題に入ろうかな。フェンリルちゃん」
『!?何故それを知っている!』
「ボクに知らないモンスターはいないのだ。ワッハッハッハー」
『まあ、良い。我がきたのは強大なオーラを持った者がこの森に来たから迎撃にしにここにきたが、返り討ちにあってしもうた』
「なるほど、なるほど。で、ここどこなの?」
『お主、それはどういう「余計なこと言わなくていいから早く」わかった。ここは世界の最果て、最果ての地ギャルザールの我、神狼フェンリルが治める最果ての森ファンブルだ』
「なるほど、なるほど。ここって人間って住んでるの?」
『ここは一人として人類はいない。野生生物の楽園とも言われておるぐらいじゃからな』
「ちなみに人里は一番近いところでどこ?」
『我基準で言うと9日ぐらいじゃ』
「てことは私で1時間ぐらいかな?」
『まあ、鳥のご主人だったらまあ、1時間ぐらいなんじゃね』
『後すまぬが我を殺さないで欲しい。この森を守る使命を神より賜ってるのでな』
「ふーん、そういうことなら殺すのはやめとこうかな。それとここって人間がたまにきてなかった?」
『うむ、確かに変な格好の数人がこの森に来てたことはあったな』
「どんな感じの格好だった?」
『うむ、確か手錠をして白と黒のシマシマ模様だったな』
(なるほど、ここは罪人を殺すための場所ってとこかな?てことはこっちから来たって言うのは握手でしかないな。となると、なら一層開き直り人間社会を拒絶し、ここを拠点とするのも一興かもしれない。あの神がいうにはほぼあの神と同格って話だし)
「なあ、ここを拠点にしてもいいか?」
『ここの自然、生物に害を及ぼすならダメだが、お前にはその気もないらしいし、この森なら大丈夫だ。しかし、他の領域は他の守護者達に言ってくれ。我ではどうにも出来ん』
「わかったよ」
『ところでなんじゃが、お主は何者なんじゃ?』
「何者も何も神から異世界より転生した最狂の戦士でありその生みの親でもある多田才人という一人の男だ」
お楽しみいただけたでしょうか。マッドの片鱗どの子だと思いますか?正解はオルフェでした。パチパチパチパチー。まあ、あの子のもふもふに懸ける情熱はまだまだこんなもんじゃないですよ。次回は女神様が出てきます。あ!忘れていました。この物語には9割がた女性しか出てきません。出てるとしてもBLのネタされる哀れな男どもぐらいしか出ないと思われます!おっと、この話は次回までとっておくべきでしたね。では、ご愛読ありがとうございました。気に入ってくれた方はブックマークをポチっと押してくれると作者もモチベが上がりますので、何卒よろしくお願いします。では次回までさよなら〜