表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/75

プロローグ





「覚えていて?僕は君のことが大好きだよ」







幼い男の子の声が聞こえる。



小さな手。しかし、わたくしの手よりは大きなソレに両手を握られその先を視線で辿ると男の子は恥ずかしそうに頬を染めながらも揺るぎない芯の光を宿した瞳で此方を見つめる。




全てを見透かし意識が吸い込まれるのではないかと思うほどに美しい澄んだ瞳。



光を反射してキラキラと神秘的に輝く髪。



我儘も甘えも全てを受け止めてくれた深く寛大な御心。



幼いながらも時に芯のある重き声。名を呼ぶ時の甘き声。







貴方の全てが大好きでした。








「わたくしは─────」






紡げなかったその続きを言わせて




もう一度貴方に会いたい







この先の続きは何時───────?


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ