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22.あたしの可愛いモン娘⑥?猫男の娘

「ユウナ様ー、お邪魔しますのにゃあ」

「し、失礼します……にゃお」


 元気よくミリィが入ってきて、その後ろに弟君が続く。

 女装させられてとっても可愛らしいのだけど、恥ずかしいのか真っ赤だ。

 あたしは好きだけど……嫌がってるんだとしたらやめさせてあげるべきかな。


「ようこそ、待ってたよ。ところで弟君すごく恥ずかしそうだけど、無理にそんな可愛くしなくてもいいんだよ」

「ユウナ様、実はこの子はこういう格好が好きなんだにゃ。小さい頃はよくうちの服を着ようとしてたんにゃよ」

「お、お姉ちゃん……恥ずかしいから言わないで……」


 おや?

 ミリィが無理矢理着せたのかと思いきや、弟君も好きなのか。

 これが俗に言う男の娘ってやつかな。


「じゃあ自分でちゃんとユウナ様に言うのにゃ。ユウナ様にはすべてをさらけだすにゃよ」

「うん……。ユウナ様、僕……可愛い格好好きなんです。あの、変じゃないですか? にゃお……」

「もちろんだよ。とってもあたし好みで可愛いよ」

「にゅう……」


 この格好が好きというのであれば、面接に入ろうかな。

 まずじっくり見つめよう。

 まるでお姫様のようなフリフリの着いたドレス。

 スカートは膝くらいで、ミリィとそっくりな綺麗な脚がのぞいている。

 顔はミリィとほぼ同じで若干男らしいくらいだ。

 髪が短いから簡単に区別がつくけど、もし同じ髪型にしたら判別しにくいぞ。

 さて……まずはいつも通り特技から聞くか。


「あなたの特技を教えてくれるかな?」

「はい。僕はお姉ちゃんと同じように治療ができますにゃ。ただ、お姉ちゃんほどではないんですにゃ」

「そうなんだ」

「ユウナ様、続きはうちが説明するのにゃ。弟は怪我の治療こそ苦手だけど、なんとお肌のケアとかできてしまうのですにゃ。これは内緒の情報にゃのですが、弟が舐めるとおっぱいも大きくできるんですにゃよ」

「そ、そうなんだ……」


 ふうむ……あたしのおっぱいも舐めさせれば大きくできるわけか。

 チルちゃんのは舐めさせないようにしないと……。


――おねえちゃん、チルのこと呼んだかな?――


 ああごめん、呼んでないよ。

 ちょっとチルちゃんのこと考えてただけ。

 チルちゃんはずっと今のままでいてね。


――よくわかんないけど、チルのこと考えてくれてたんだね。嬉しいなぁ――


 いつでも考えてるよー。

 それじゃ面接中なんでまたね。


――またなのー――


「というわけでユウナ様、弟によるお肌のケアを試してみませんかにゃ?」

「えと……ちょっと恥ずかしいかな……」


 今まで散々恥ずかしいことをやってきた気はするけど、相手が男だと話がちょっと違う。

 いかに可愛らしい男の娘といえども、少し恥ずかしいぞ。


「だったらまず……弟に恥ずかしいことをさせるのにゃ」

「えっ? お姉ちゃん?」

「ん? どういうことかな、ミリィ」

「ちょっと相談するので待っててくださいなのにゃ……」


 ミリィと弟君は部屋の隅でひそひそ打ち合わせを始めた。

 恥ずかしいよーとか、これでユウナ様喜ぶからとか、いろいろ聞こえてくる。

 なにか楽しそうなことが始まる予感がするかも?

 とりあえず……床に正座して待つことにした。

 やがて打ち合わせが終わったようだ。

 弟君がゆっくりとあたしの前にやってくる。


「ユウナ様……僕の……おぱんつを見ていただけますかにゃ?」

「はうっ!」


 そうきたか……。

 もしこれがギャグ漫画であればあたしは鼻血を噴き出しているだろう。

 それくらい今の弟君は可愛いのだ。

 瞳を潤ませて、スカートのすそを震える手で握っている。


「あの……やはり御迷惑でしょうか? にゃうう……お姉ちゃん」

「あ、あのね。嫌じゃないんだよ。ただ、恥ずかしいなら無理にそんなことしなくてもね……」

「たしかに恥ずかしいのですが……ユウナ様に見ていただきたいのですにゃ。この日のためにとっておきのを履いたので……にゅう……」


 なんだろうか……。

 今までのどの女の子よりも可愛いんだけど……。

 あたしはどきどきしながら無言でうなずく。


「ではあの……お見苦しいかもしれませんが……」


 弟君の手がゆっくりとスカートを持ち上げていく。

 こないだ鳥っ娘ピィでも同じことをした気がするけど。それ以上にどきどきだ。

 やがて見えてくる水色の布地……。

 弟君の顔は沸騰しそう。

 あたしも顔が異様に熱いぞ……。


「み、見えてますかにゃ?」

「う、うん……少しだけ見えてる……」

「じゃあもう少し上げますのにゃ……」


 そして見えてきたおぱんつ。

 今まで見てきたものと違う……。

 それはもちろん、この子が男の子だからあるふくらみ……。

 うーん、大きくなってはいないようだ。

 なってても困るけどさ……。


「ユウナ様……いかがですかにゃあ?」

「うん……可愛い」

「それは嬉しいですにゃ……。たくさん見てくださいにゃあ」

「えっとあの……触ってもいいかな?」

「え!? えっと……ユウナ様のお好きなようにしてくださいにゃ……」

「じゃあ……」


 思わず言ってしまったけど……いいのかな?

 水色おぱんつのふくらみに向かって人差し指を伸ばす。

 

「あひゃあんっ!」

「あ、ごめんね……」

「い、いえ……」


 このふくらみ……ぷにってやわらかい感触。

 こ、これが男の子の触り心地か。

 悪くないかもと思ってしまう……。

 あたしは男は苦手だけど、男の娘ならいけると判明してしまった。

 もう一度触ろう……ぷにっ……」


「にゃうぅ……」


 弟君の色っぽい声を聞いて癖になりそうなあたしがいる。

 あれ? ちょっと大きくなってない?

 なんだかこのままだと大変なことになりそうなのでここで終わろう。

 あたしは立ち上がって弟君のぱんつから目をそらした。


「すごく可愛かったよ、ありがとね」

「はい……見ていただいてありがとうございましたにゃ」

「じゃあご褒美」

「にゃううううう!」


 あたしは弟君を抱きしめてみた。

 ミリィと比べて少しだけ固いかな?

 でもいい匂い……。

 おなかあたりになにか出っ張るものが当たる気がするけど気にしないことにしよう。

 そして床に崩れ落ちる弟君。

 いつも通りの反応だね。

 

「ミリィ、弟君をベッドに運ぼうか」

「にゃいっ!」


 ミリィと一緒に弟君をベッドに運び、あたしとミリィも横になる。

 名前考えようかなぁ。

 でもどうせなら……。


「ねえミリィ、一緒に名前考えようよ」

「にゃんと? いいのですかにゃ?」

「え!? 僕に名前をくださるのですかにゃ?」

「うん、あたしミリィだけじゃなくて弟君も好きになったよ。それに、同じく弟君を好きなミリィと一緒に名前を考えたいな」

「にゃううー、嬉しいのですにゃ」

「ユウナ様が僕のことを好き……」

「じゃあちょっと待っててね」


 あたしを中心に川の字で寝ているから、なんだか家族のよう。

 さあミリィ、名前を決めるよ。


――うちの名前と少し似たのがいいのにゃあ――


 そうだね、あたし的にはミで始まる名前がいいんだ。


――いいですにゃあ。可愛い名前がいいのですにゃ――


 ミラ、ミリ、ミル、ミレ、ミロ……うーん。

 

――ユウナ様、ミディとかどうかにゃ?――


 ミリィとミディか……。

 たしかに双子にはいいかもしれないね。

 よし、あたしも気に入ったから決めちゃおうか。


――はいにゃあ!――


「決まったよ、あなたの名前はミディ。どうかな?」

「ミディ……ユウナ様と。お姉ちゃんが考えてくれた僕の名前……」

「そうにゃよー、気に入ったかにゃあ?」

「もちろん気に入りました……。ああ……プロメイティア様……」


 ふふっ、ミリィも面接のときこんな風にプロメイティア様の名前をつぶやいてたことを思い出しちゃった。


「ミディもプロメイティア様のこと大好きなんだね」

「はい。プロメイティア様のおかげで僕は生まれ、お姉ちゃんと出会えましたにゃ。そしてユウナ様とも会えたんです……にゃお」

「うん、そうだね。あたしもミリィとミディに巡り合えたことをプロメイティア様に感謝するよ」

「はい……」


 さて、名前をつけたってことは誓いのキスなわけだけど、なんとも恥ずかしいぞ。

 男の子だしなあ……。

 あたしの初キスはミリィで、初男の子とのキスはミディになるわけか。

 うーん、どうしよう。


「ユウナ様、誓いのあれをミディにもしてほしいのにゃ」

「そ、そうだね……」

「誓いの? それはなんでしょうか? 僕もぜひしたいのですにゃ」

「じゃあ……先にミリィがお手本見せようか」

「にゃにゃ? では遠慮なく……」


 なんとなく今日はあたしからキスするより、されたい気分。

 ミリィはもう慣れたのか、ゆっくりと顔を近づけてきた。

 あたしは目を閉じてそれを迎える。

 ミリィとのキス……やっぱりいいなあ。


「にゃにゃにゃにゃにゃああああああ!?」


 あたしとミリィのキスを見て大慌てのミディ。

 今からこの子はこれが出来るのかな?

 やがてミリィがあたしの顔から離れてミディにこう言うのだ。


「さあ、ミディの番にゃよ」

「ぼ、僕の番……」


 あたしは体をミディに向けて、目を閉じて待つことにする。

 うーん、あたしからが恥ずかしいからって任せたのはずるいかな?

 きっとミディは今顔を真っ赤にして固まっていることだろう。

 でも……男の子なんだからがんばれ!


「ほら、まずユウナ様の頭をしっかりと支えるのにゃ」

「う、うん……。ユウナ様。失礼しますのにゃ」


 ミディの震える手があたしの頭と顔に添えられる。

 すごく熱い……でも気持ちいいかな。

 そのまま待つこと数分……。

 ようやくあたしの唇に柔らかい感触がやってきた。

 男の子との初キスしちゃったよ。

 いや……男の娘かな?

 どちらにせよ……これはこれで悪くないかもしれない。

 キスの時間は、先ほどのミリィとぴったり同じだった。


「これでミディもユウナ様の部下だにゃー」

「うん! ユウナ様、よろしくお願いしますね」

「うん、よろしくね。ミディとミリィ」

「それではさっそく……ユウナ様に美しくなっていただきますにゃあ」

「え? きゃあ!」


 ミリィがあたしの服を脱がそうとしてくる。

 ちょ、ちょっと待って……。

 という間もなく下着姿にされちゃったあたし。

 ミリィめ、やるようになった。

 ミディはもちろん顔が真っ赤っか。

 たぶんあたしも真っ赤だな……。


「では弟のお肌ケアを楽しんでくださいにゃあ」

「う、うん……。でもあたしだけ下着姿って恥ずかしいよ……」

「じゃあうちらも脱ぐのにゃあ。ほらほらミディも」

「うん……」


 ミリィは白い上下お揃いの下着。

 ミディは水色の上下お揃いの下着……。


「あ、ブラもしてるんだね……」

「はい……。胸がないのにごめんなさい……」

「ふふ、可愛いから問題ないよ。でもこっちは……」


 あたしはミディの股間に目をやってしまう。

 先ほど見た時よりふくらみが大きくなって……。

 あたしの下着姿のせいだよね?


「ご、ごめんなさい……。お見苦しいものを見せてしまいましたにゃあ」

「いいんだよ。男の子だもんね。あとでなでなでしてあげる」

「にゃあああ!?」

「じゃあさっそく始めてね」

「はい……」


 ミディがあたしの肌を舐め始める。

 なぜかミリィも同じように舐めてきた。


「ああんっ!」


 こ、これは気持ちよすぎる……。

 ミリィに舐められていただけでもよかったのに2人同時だなんて……。

 これはいろいろやばいぞ……。


「ユウナ様はおっぱい大きくなりたいのかにゃ?」

「なりたいけど……今日はやめとく……」


 この状態でおっぱいなんて舐められたらえらいことになりそうだ。

 また今度にしてもらおう……。

 今度があるかはわからないけど……。

 この後悶えながら30分ほど全身を舐められ続けた……。


 悶えまくって疲れたと思いきや……体調がばっちりとなっている。

 なんだか肌も潤っている気がするし、この双子の治療とケアは素晴らしいようだ。


「ユウナ様……いかがでしたでしょうかにゃ?」

「うん、すごく良かったよ。じゃあご褒美に……」

「にゃううー……」


 ミディの頭をなでなで。

 猫耳がぴくぴくして可愛いな。


「ユウナ様―、うちもなでなでほしいのにゃあ」

「ちょっと待ってねー。ミディのこっちも……」


 あたしは先ほどした約束の通り、ミディの股間のふくらみをなでなでした。

 さっきはやわらかかったのに、今は硬いな……。

 男の子の体って不思議だ。


「にゃううううー!?」


 ミディがベッドから跳び起きて逃げるように部屋の隅へ行ってうずくまってしまった。


「ミディ、どうしたのかにゃ!?」

「お、お姉ちゃん……僕お漏らししちゃったみたい……」

「にゃにゃにゃんとお!」


 ミリィも慌ててベッドから降りてミディに駆け寄る。


「ユウナ様の前でなんで粗相しちゃうんだにゃあ!」

「ご、ごめんなさい……」

「ユウナ様、ちょっと今日はここで失礼するのにゃあ」


 ミリィは素早く服を着て、ミディにも服を着せて部屋を出ていった。

 あたしは1人取り残されてぽかんとする……。

 お漏らしって……もしかして……出ちゃったのかな?

 でも少しなでただけで出ちゃうものなの?

 あたしは手に残る硬柔らかい感触を思い出しながら、可愛いなら男の子も悪くないなと思うのであった。

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