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 せろりに説教をした後、私は居間に向かった。

風呂上りと、説教のせいか、とてものどが渇いている。

冷たいお茶でも飲んで落ち着きたい気分だった。

 ちなみに、せろりは風呂に入ると言っていた。

彼女も今日は疲れただろうし、ゆっくり入って疲れを癒したいのだろう。

説教された事など気にもしていないのか、

「お風呂に入ってきます」

とまぁ、何とも気楽に私の部屋を出て行ったよ。

・・・・・・・・・

一瞬、覗き返してやろうか・・・

と思ったが、直ぐにその考えを捨てた。

ここで覗いたら、多分私の負けだろう。

 居間のドアを開ける。

「・・・・・・・・・」

その光景に、また気分が沈む。

「あ、終わりましたか」

そいつは、さも当然のようにそこに居た。

リビングのソファに座って、堂々と、お茶を飲んでいる。

「あんまり、せろりを苛めないで下さい。あいつ、あれで結構真に受けますから」

とか、的外れな事まで言い出す始末。

知らねーし、そんな事。

「・・・何の用だ」

後ろ手にドアを閉めながら、そいつを睨み付ける。

でも、そいつは私の視線をさらっと流した。

その取って付けたような笑顔を崩さず、

「はい、先ほども申し上げましたが・・・大変な事になりまして」

と、そいつ・・・不知火は立ち上がった。


 「・・・大変な事?」

コップにお茶を注ぎながら、私は首を傾げた。

「・・・はい」

不知火が私の顔を見つめてくる。

至極、気持ちが悪かった。

「勃起丸様は、今日のパーティーにご出席されましたよね?」

「あ?・・・あぁ、ちゃんと招待状の通り、行ったよ」

「そこで、彼女に会いましたよね」

「・・・彼女?」

すずめちゃんの事か?

・・・まぁ、あの子以外、記憶に無いからね。

それに今思えば、すずめちゃんの胸の感触こそが、最高の報酬だ。

・・・ムフフ。

そんな私をよそに、

「その彼女が・・・先ほど逮捕されました」

唐突に告げた。

「・・・え」

衝撃。

何だって?

すずめちゃんが・・・逮捕?

「ちょっと待て・・・・・・すずめちゃんが、逮捕・・・だって?」

確認するように、私は聞いた。

「はい」

即答。

もう、笑顔は消えていた。

不知火の表情は、真剣そのもの。

今まで一度も見た事が無かった、少年の素顔がそこにあった。

「・・・・・・・・・」

 私は、もう忘れようと決めた、あのパーティー会場でのことを思い返していた。

そこで、すずめと出会い、機械に驚かされ、彼女の涙を見た。

そして、そのすずめが・・・逮捕された。

・・・・・・・・・

思い当たる節があり過ぎる。

それは聞くまでも無く、

「・・・父親を、殺したのか」

「・・・・・・はい」

思った通りだった。

 あの会場を後にする際、考えないようにしてきた事ではあったが、嫌でも、その予感は頭の何処かにあった。

あの子の涙を目の当たりにして、あの子の境遇を知って、そして、望みも聞いた。

しかし、私は・・・その望みを叶えてあげられなかった。否、拒絶したのだ。

でもまさか、それで本当に殺すなんて・・・思いも・・・

いや・・・

私の認識が甘かったのだろう。

彼女はそこまで、思い詰めていて、追い込まれていたんだ。

それを・・・私は、見放してしまったのだろうか・・・

私は深く後悔していた。

「・・・勃起丸様がお気になさるような事は、一つもありません」

そんな私の気持ちを汲み取ったのか、不知火がそう言ってくれた。

「貴方はちゃんと、彼女の話を聞いてあげた・・・・・・それで、すずめが、どれだけ救われたことか・・・だから、これは誰のせいでもありません」

彼女自身の責任です、と。

やめろよ・・・気持ち悪いから。

けど、その言葉で少しだけ救われた。

「・・・そう・・・か」

そうかもしれない。

やはり、どれだけ考えても、あの子にしてあげられる事なんて私には無かったのだ。

ただ、黙って話を聞くことだけが、最善だったのだ。

そう、思いたい。

「けど、何でそれを私に・・・?」

何でこいつは、私に彼女が逮捕された事を伝えに来たのだろうか。

言い方は悪いが、彼女が捕まった事など、私からしてみれば何の関係も無い。

同情こそすれ、それ以上何が出来る?

たとえ、私が非合法な仕事をしているからと言って、彼女の罪を消してあげられる訳でもあるまいし。

「それは、彼女・・・すずめが、勃起丸様を身元引受人として指名してきたからです」

「身元引受人・・・?・・・私にか?」

「・・・はい」

浮かない表情で、不知火は言う。

「・・・・・・・・・」

確かに、すずめの話では、家族は父親だけと言っていた。

しかし、それにしたって親族か何かいるはずだろ?

そいつらが身元引受人になるべきなんじゃないのか。

そう思っていたら、

「・・・彼女には、もう、家族と呼べる人間はいません」

「・・・え」

「彼女・・・と言うよりも、父親の方でしょうか・・・すずめの父親である芹沢篤と言う人物は、親族から勘当を受けているようで、連絡が一切取れない状況なんです」

それに・・・と不知火は続けた。

「彼女自身が、勃起丸様を引受人として希望しているので・・・」

「・・・・・・・・・」

ふぅ・・・む。

困ったものだ。面倒ごとは嫌いなんだけどね。

 だけど、この少年の真剣な姿勢をむげにしたら、龍精根の名はまた地に堕ちるんだろうな。これまでに、もう随分と品位を失くした気がするけど、これ以上は矜持が許さない。

「どうか、よろしくお願いします」

と、不知火は頭を下げた。

こいつの事は嫌いだけど、すずめちゃんの事は・・・

何となく責任を感じてしまう。

「・・・わかった」

だから了承した。

快諾とまでは行かないけど、あの子の事は気になるしね。

「ほんとですか?」

不知火が顔を上げる。

その顔は少しだけ、普段よりも幼い笑顔だった。

年相応であろう、うれしそうな笑顔。

 でも、そんな不知火にも訊かなければいけない事があった。

「ただし・・・いくつか私の質問に答えろ」

「え・・・何でしょう?」

不知火は突然の質問に驚いたようだ。

喜んだ笑顔のまま、頭に?が浮かんでいる。

そんな不知火の様子など構わず、私は疑問をぶつけた。

 「・・・まず、不実任仁という人物についてだが・・・そいつは何者だ?」

「・・・はい?御当主について、ですか?」

「・・・当主?」

何だ?随分偉そうな呼び方だな。

せろりの父親はそんな偉い奴なのか?

「御当主が何者か・・・ですか?」

「そうだ」

何となく、不知火はポカンとしていた。

え?何訊いてんの?

・・・みたいな表情。

「・・・勃起丸様・・・まさか貴方は、御当主の事を知らずに、今まで私の依頼を受けていたんですか?」

「・・・・・・?」

どういうことだ?

何その、知ってて当たり前・・・みたいな言い方。

「・・・もしかして、本当にご存知無かった・・・?」

「・・・知らない」

ここまで来たら、開き直る。

知らんもんは知らんよ。

「・・・そう、ですか」

呆れた感じの物言い。

すごい腹が立つんだけど。

「・・・分かりました。・・・簡単になりますが、よろしいですか?」

「・・・・・・いいよ」

ちょっとふて腐れている。

「まず、御当主は・・・勃起丸様の世話役であるせろりの父親です。あ、いえ・・・義理の・・・ですね」

知ってる。

それは、この前せろりから聞いたよ。

「そして、僕の育ての親でもあります」

「・・・そうなのか?」

だったら、こいつとせろりは半ば兄弟みたいなものじゃないか。

「御察しの通り、僕とせろりは幼少の間、一緒に暮らしていました」

「・・・へぇ、そうだったのか」

「まぁ、一緒にいた期間は短かったですけどね。・・・その後、せろりは貴方の下に、そして僕は父の・・・いえ、御当主の仕事を手伝うようになりました」

「父親の手伝いを・・・?」

あれ・・・そういえば。こいつの仕事は私に依頼を持ってくる仲介役だ。

じゃあその依頼はどこからやって来るんだ?

今まで余り気にしてこなかったけど、その辺はどうなっているんだろう。

不知火が自分で、死体を消して欲しい人間を探すのか?

それとも、誰かが不知火に依頼を出すのか?

多分、どれも違う。

不知火という少年・・・こいつはどう見たって下っ端だ。

そんな下っ端に、死体絡みの物騒な依頼を直接出す訳が無い。そこには必ず、大元が存在するはずだ。

死体の・・・元締めが。

何となく、分かってしまった。

「御当主は、人殺しを生業としているお方です」

大方、予想通り。

「殺し屋・・・か」

「ええ、その通りです。・・・ですが、実際に御当主が手を下す訳ではありません。御当主の仕事は、あくまでその仲介です」

不知火の仕事はその一端という訳か。

いわゆるパシリって奴だ。

ハッ・・・お似合いだね。

「御当主の顔と名前は、様々な世界に広くパイプを持っているので、そういった殺しの依頼が絶えないんです」

主に、裏の世界の話だろう。

「・・・で、その死体を私に処理させていたわけか」

「はい。そうです。それが・・・龍精根一族と不実家の共存関係でもあるのですから」


 私はコップのお茶を飲み干した。

もう一杯、お茶を注ぎ直す。

不知火にも、入れてやる。

「ありがとうございます」

と、不知火はおいしそうにお茶を飲んでいた。

 それにしても。

・・・いやぁ、知らなかった。

龍精根と不実の関係もそうだけど・・・

まさか、せろりの父親が、私の仕事の元締めだったとは。それに殺し屋だって。

不実家が誰かを殺し、それを龍精根が葬る。

確かに理に適った共存関係だ。

「じゃあ、今までの依頼は全部、その不実任仁・・・お前らの父親が受けてきた、殺しの依頼の後処理だったんだな」

その言葉に、不知火は首を振った。

「いえ、全部・・・という訳ではありません。ほとんどがそうなんですが、稀に、殺しではなく死体の処理だけの依頼が来る事もあります」

ああ、確かに。

件のすずめちゃんの依頼も、そうなのだろう。

「なるほどね・・・」

「御当主について、お解り頂けましたか?」

「大体は」

「何よりです」

ほっと、胸を撫で下ろす不知火少年。

「その流れで、今回の依頼も私の所に来たんだろ?」

すずめちゃんの依頼。

本心かどうかは分からないが、自殺をした妹・・・ひばりという機械の処分を。

だけど、不知火の答えは私の期待していたものとは違った。

「あ、いえ・・・あれは・・・僕自身が御当主に頼んだ依頼です」

「え、そうなの?」

「彼女から相談を受けていた僕が、御当主に直接願い出たんです」

快諾してくれました、と嬉しそうに話す。

 なるほど、それで不実任仁がこの件に絡んでいたのか。

私に来る依頼は全て、不知火自身が持ってきているのだと思っていたが、それは先の話で分かったとおり、不実任仁という元締めを通しての物だった。

だから今回の件も不知火は、彼女からの相談を直接私に依頼せず、一度その御当主とやらに通したのだ。

確かに、それなら筋が通る。

私に宛てた手紙も、その流れで不実任仁本人が書いてやったのだろう。

どこの誰とも分からない人間からの招待状なら、私は間違いなく無視していた。

もしそれが、不知火少年の招待であったならば、尚のこと無視したはずだ。

それを、せろりの父親である不実任仁に書かせる事によって、信頼性を上げたのだ。

まぁ実際には、せろりが行くって言ったから、私も付いて行っただけなんだけどね。

それも計算の内、だったのかも知れない。

私の知らない所で、色々動いていたんだなぁ・・・と、他人事のように思ってしまった。

 ・・・ん?

そこで疑問がまた浮かぶ。

いや・・・ここまで来ると、もうそれは懸念だった。

「そういえばさ、すずめちゃんも言ってたけど・・・お前らって、その・・・友達なの?」

鋭い視線。

訝しむ私の眼光。それが不知火を貫いた。

「え、友達・・・?」

不知火が変な顔をする。

やめろ、不安になるから。

だけど不知火は、私の不安などそ知らぬ顔で、

「いえ、彼女とはお付き合いをしています」

さらっと告白。

瞬間、心の中の何かが崩れる音。

「え・・・」

嫌だ・・・

な、何も・・・聞きたくない!

「すずめは・・・」

嫌だ嫌だ嫌だ!

いーやーだぁ・・・

頼むから口を閉じてよぉ・・・

「僕の恋人です」

ちょっと照れくさそうに、少年ははにかんだ。

その瞬間、私の希望の星が一つ、地上に堕ちた。



   



 そこは、芹沢篤の所有する研究施設。

表に、芹沢技術開発研究所、と大きな看板がある。

現在の時間は夜の十一時。

ひっそりとした静寂が研究所を包み込んでいた。

普段なら、時間など気にしない研究者達が、昼夜を問わず忙しく研究に勤しんでいるはずの研究室も、この日だけは誰も居なかった。

無人。

しかし、この研究施設内には、無人と呼ぶにはいささか不似合いな雰囲気もあった。

否・・・居た。

ある部屋には、部屋中を埋め尽くすように立ち並んでいる、それ。

ある部屋には、壁一面に吊るされている、それ。

ある部屋には・・・


 「ねぇ・・・ねぇってば」

それは喋る。

「ねぇ・・・起きてるんでしょ?」

その体を、何かの装置に固定されたまま、それは喋る。

 その部屋には九つの装置が設置されていた。丸い、卵のような装置。

丸い・・・棺のような、入れ物。

それが、部屋の中央を囲むように、円状に並んでいる。

その中央には、さらに巨大な装置が鎮座している。

丸い棺から伸びる夥しい本数の配線を一手に束ね、その巨大な装置は静かに作動していた。

 その九つの装置それぞれに、それらは固定されていた。いや、縛り付けられていた。

体中に差し込まれたコードと拘束具によって、その自由を奪われている。

その中の一つが、

「ねー・・・誰か返事してよぉ・・・」

と、喋り続けていた。

「うるさい」

別の声が上がる。

それもまた、同じように装置に縛り付けられていた。

「あ、やっぱり起きてるじゃない!」

それは嬉しそうな声を上げた。

「黙れ、ヒヨコ」

一蹴。

沈黙が流れる。

「ぅう・・・ツバメちゃんのイジワル・・・」

それからまた静寂。

そんな二つのやり取りを、それは黙って聞いていた。

そして、起動。

「起きている者は・・・私の声に返事をしなさい」

と、静かに呟いた。

瞬間、

「は~い、おきてまーす」

甲高く、子供のような声。

「・・・起きてるよ」

気だるそうな、少女の声。

「雛と燕ね・・・・・・他には居ない?」

無音。

返事は、その二つだけだった。

「居ないようね・・・・・・では、雛に燕・・・あなた達に命じます」

それは静かに囁いた。

「・・・雀様を、助けに行きます」

命令。

「はーい!」

「・・・了解」

従属。

 返事をした二つが動き出した。

ブチブチブチィ・・・・・・

コードが千切れだす。

バキッ・・・ベキッ・・・・・・

それらを繋ぎ止めていた拘束装置が破壊されていく。

それらはいとも容易く、自らを縛り付けていた装置から脱却してしまった。

 否、その装置は彼女らを縛り付けてなどいなかった。

彼女達を縛り付けておく事など、初めから無理だったのだ。

彼女達は縛られてなどいない。拘束など、尚更不可能。

彼女達は、ただそこで寝ていただけなのだ。

ただ、その寝床から起き上がるだけ。

ただそれだけ。


 「んあ~・・・すっきりした」

小さな少女が、装置の横で大きく背伸びをした。

「ちっ・・・」

ガッ・・・

中ぐらいの彼女は、自らが破壊した装置を忌々しそうに蹴っている。

「やめなさい、燕・・・」

大きな女性が、いつの間にかその後ろに立っていた。

「それよりも・・・あなた達はもう知っているわね。今日起きた事」

その言葉に、二人はぴたりと彼女の方を向いた。

「うん、ハカセが死んだ」

「すずめが殺した」

二人は同時に答えた。

「そう・・・その通り。それで、今現在、雀様は警察署に拘置されています」

「たすけよー」

「警察・・・?関係ないし」

「その通りです。私達にとって、法は無意味なもの・・・そして、私達の所有者である芹沢博士は今日、死亡しました。従って、今、私達の存在意義として最も重要な人物は芹沢雀様になります。その雀様をお守りする事こそ、今の私達の存在意義であり、命令です」

「異議なーし」

「・・・最初からそのつもりだし。第一・・・あの博士の事を大事だなんて思ったこと

一度もねーよ」

「よろしい。では参りましょう」

言って、それは動き出した。

一際大きな体を翻し、彼女は研究所の壁の方へと歩みだした。

扉ではなく、壁に。

入り口はちゃんと存在していた。彼女らの歩む方向とは逆の位置に。

しかし彼女達は、壁に向かって歩いている。

そして・・・

 あたかもそれが出口だと言わんばかりに、その壁に向けて右手を差し出した。

壁を押す。

まるで扉を開けるかのように、外側へ向けて押し出した。

ミシミシ・・・

彼女が押している壁はもちろん、部屋全体までもが軋みを上げる。

ものの数秒。

ボゴッ・・・

壁が破壊された。

「わーい、開いたー!さっすがカモメちゃん」

小さな女の子がはしゃいでいる。

「はしゃぐなヒヨコ・・・鬱陶しい」

ペシンと女の子の頭を小突いた。

「いたっ・・・何すんのさ!ツバメちゃん!」

「あ?うるさい馬鹿を叩いただけ」

キッと睨み付けた。

「ぅう・・・カモメちゃーん・・・ツバメちゃんが苛めるぅ・・・」

うぇーん・・・と泣きついている。

「喧嘩を止めなさい」

命令。

ぴしゃり、と言い放つ。

それで、二人は口を閉じた。

「時間は限られています。その間に雀様を助け出す事。分かりましたね?」

「はーい」

「・・・了解」

従属。

その関係を絵に描いたように、一番大きな鴎を先頭に、彼女達は歩き出した。

大事な人・・・

雀の待つ警察署に向かって。


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