ガキ扱いしない彼女
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
ショタおねを感じたので、R15です。
苦手な方はご注意下さい。
作者自身が地雷踏み抜いてるので、設定変えたいと思ってます。
血縁じゃなくしたい( ・ ω ・ )
「アンタって、あんまり俺の事ガキ扱いしないよな」
「うん?」
同棲中の保護者に向かってそう言うと、彼奴は目をぱちくりさせた。
両親が亡くなって、引き取られた先は母の妹、つまり叔母の元だった。その人は何時も夜の闇を恐れていた。インターホンを鳴らしたなら、その場で大人しくしていれば良いのに、やたらデカい音を立てて、鞄から鍵を出してガチャガチャやり、体を捩じ込ませて入ってくる。
ある時見兼ねて声を掛けたことがある。
「慌てなくてもちゃんと開けるけど」
「そ……そうじゃなくて。音を立ててないと不安で……。突然何処かに連れされても、此処に居たって証明したくて……」
おずおずと、彼女は視線を泳がせながらそう言った。
以前、帰りが遅くなった時にパラノイアを発症していた通り、やはり夜道に恐怖心を感じている事は明白だった。それならば。
「バス停まで迎えに行こうか?」
「それは駄目!! 絶対駄目!! 夜道は危ないんだから!! 駄目!!」
気が触れた様に俺の肩を掴んで否定する。血相変えて焦った顔が、何時もの彼女らしくなくて、思わず息を飲んだ。けれどもすぐ冷静になって、質問を一つ。
「それは俺がガキだから?」
「君が成人ムキムキ、ゴリゴリのゴリラであっても止めるよ!!」
何だよ。その成人ムキムキ、ゴリゴリのゴリラって。
だが……その発言に、そわっとした。この人、俺の事をガキ扱いしないんだ。じゃあ別に、多少深い関係になっても、構わないか。
そうしてソファに横並びになって、洋画のホラー映画のエンドロールを共に眺めて居た時に、サラリと一言問い掛けた。
「アンタってあんまり俺の事ガキ扱いしないよな」
「うん? うーん……。初対面から君のこと、子供って思った事ないんだよね。私、結構人の声で判断してるところがあるんだよ。で、声とか、話し方とか聞いてみて、二、三歳上な気がしてるから、態度にも出てるんじゃないかな?」
そう言って、へらっと笑った。笑うと少し幼くなって、自分よりも歳下な気がする。何かを咥えた時の色気とのギャップが凄くて、ドツボにハマりかけたのは黙っておこう。
自分でも思っている以上に気に入っていたらしいです。
この二人。
でも設定変えたいなぁとは思ってます。
叔母じゃなくしたい。叔母じゃ無くしたい。(二度目)
小学校低学年くらいを想像してますが、余りにもしっかりし過ぎている。故にあんまり生意気に感じない。
寧ろ中身が早く成熟し過ぎているから、歳上からの圧を感じるという奇妙な関係。
そうして当の本人はそれを自覚しているからこそ、子供と思われてないからこそ、容赦なく利用しようとしてます。
子供だと思ってないなら、恋人らしいことしても良いんだよな?
状態です。
本当に叔母にした事、双子にした事に、しこたま後悔してます。なんでおいおい変えます。