神話創生 アトラス歴1462年【538年前】4-3
更新です。
Bブロックは危なげなく俺の勝利で決まった。
その後、滞りなく全ブロックA〜Gまでの勝者が出揃う。
「ん〜特に苦戦はしなさそうだが、Eブロックのレスターって奴が少しだけ面倒そうではあるが……まぁ、あれ位なら特に問題は無いか」
そもそも決勝でコイツと当たるかも分からないしな!
「さぁ! 全てのブロックから強者が出揃いました! これより決勝トーナメントの籤引きを始めます! ……では予選勝者は此方に集まって下さい!」
司会に呼び出された為、俺は壇上へと向かう。
・
・
・
「全員揃いましたね! それではまず最初に……皆様予選お疲れ様です。早速ではありますが、皆様には此方の中に手を入れて頂き、中にある球を取っていただきます。その球には数字が書かれていますので、その番号が此方のトーナメント表、Aブロックが1〜4でBブロックは5〜8と言った場所に当て嵌められます」
成る程な、つまり運が良ければ早々に青龍と戦える訳なんだな……。
「では、最初に予選をシード枠でパスした青龍様から引いて頂きます!」
「……わかった」
やっぱり予選では見当たらなかったアイツが青龍か……そもそも女はアイツしかいないしな!
「……」
ん? 何で俺を見てるんだ? ……もしかして俺の正体バレた?
──青龍は球を取り出し数字を確認すると、その球を俺に放って来た。
「はっ?」
俺は意味が分からずキャッチしてしまう。
その球には2と書かれていた。
「……楽しみだよナギ」
「……」
あれ、俺もしかして標的にされてない?
だったらアレだ、カッコいい演出してやらないとな。
パーーン!!
大きな音と共に俺の手にある球は粉々に砕け散る。──俺はそうする事が当然かの様にこう言ってやった。
「俺に勝てると思うなよ?」
コレはカッコいい!! きっと女性ファンが増えた瞬間だ!
「「アイツそんなに強くなかったよな?」」
周りからそんな突っ込みを入れられるが、そんなのはどうでもいい。何故なら俺が今、自分に酔えてるからだ!
「うん、楽しみにしてるよ?」
「あぁ、ボコボコにしてやるよ」
俺はそうしてAブロック勝者がクジを引いた後、自分のクジを引く。
球を見ると其処には7と書かれていた。
つまり決勝以外で青龍と戦う事は無いって事だな……。
「ほれ」
青龍にやられた様に、俺も球を青龍に放ると、その球は空中で静止した後、粉微塵となり風に乗って流された。
「……決勝で僕と熱い戦いしよう」
「……あぁ本気で来いよ?」
「そっちもね」
……まぁ、こんな事言ってるがお互い本気は出せないだろ? 観客がいる中で災害的攻撃なんて出来ないし……。
・
・
・
その後、全ての人間がクジを引き終わり、結果はこうなった。
Aブロック
1 ダダスダ=ダーダン vs 2 東原 青龍
3 レイトン=グラディン vs 4 ナインス=レジー
Bブロック
5 ジン=テンガン vs 6 マルチ=バンス
7 ナギ vs 8 レスター=デインス
うん。コレは最初から面倒だな!
「まぁ、何とかなるべ……」
今日も長い一日になりそうだな。
何時も見て頂きありがとうございます。




