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俺のデバフは理を破る!〜俺が強い?違うなテメェ等が弱くなったんだよ!〜  作者: 鋼夜
二章 魔族侵攻編

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十六デバフ

更新です!

次回の更新も二、三日以内に予定です。

「ふんふふ〜ん♪」


 あぁ、本当によかった〜♪


 ラスには本当の事は言わなかったけど、狡猾のディランは【感情増幅】をファリスちゃんに使うと思ったんだよね〜! だからこそ、あのタイミングで神託を下したんだ〜!。


 ディランのスキルを受ければ、負の感情や正の感情を何倍にも膨れ上がらせるから見てて面白いよね!。


 ゴミみたいな奴に与えるには本当に勿体無いスキルだった……。


 私のスキルリストの中に、似た様なスキルはまだ所持してるけど、次の魔子に与えるスキルは少し考えないといけないね。


「まぁ、あの拷問趣味のゴミ(ディラン)は、最後に良い仕事したから特別に許してあげよう♪」


 あぁ〜、それにしても今のファリスちゃん良いなぁ! 嫉妬に狂う魔女っ娘とか素敵〜。

 まぁ、魔王ちゃんにも負の感情を持っちゃってるのは少しだけ気になるけどね〜!。


「後は、あの冴えない勇者が余計な事をしなければ、何も問題無く魔王軍としてやってくれそうだね」


 それじゃ、また続きを見ながらラスと遊ぼっと。


◆◇◆


 僕達は目的地の方角で太陽が落ちるのを見た。


「ユイさん、今見えたのは魔法? だよね……」


「魔法ですね……あれは恐らく、封印指定魔法の堕ちる太陽(フォーリング・サン)ですね」


 封印指定魔法って確か……過去に居た高位の魔法使いが、派手に暴れて被害を出した事が原因で無闇に使う事を禁止した魔法だったけ?。


 どちらの陣営が使ったか分からないけど、そんな魔法を使うなんて、この戦場は相当秩序がないんだね。


「ユイさんも封印指定魔法は使えるんですか?」


 僕が封印指定魔法の事を考えていると、ユキさんも使えるのか気になったのか、ユイさんに確認していた。


「前は使えなかったけど、魔力量も増えたから、一発だけなら封印指定魔法を使えると思うわよ」


 使えるなら何でグラの時使わなかった……って、封印指定されてるから使わなかったんだよね……ダメだね、直ぐに悪い考え方をしてしまう。


「それは心強い」


「本当ですね」


「流石です」


 僕達が素直にユイさんを称賛すると、頬を赤らめて照れていた。


「でも、撃ったら、私は暫く使い物にならなくなるよ。それよりタクヤ君の神剣の一つ、クラウ・ソラスを振り回した方が効率的ね」


 クラウ・ソラス、現在僕が顕現出来る剣の一つで、遠距離攻撃に特化した剣だ。

 エビザの町でシャークフライ相手に最終手段として振るうつもりだった剣でもある。


 この剣は魔力消費が殆ど無い代わりに、使用者の体力が常に消費され、僕次第で幾らでも振るえるし、その逆で全く振るえないかもしれない剣だ。


「確か前に一度見せた時、特級魔法級の威力が有るって、ユイさんが言ってたよね……これも範囲と威力が大きいから、使えるタイミングは限られるけどね」


「そうね、さっき見えた魔法が敵側の物だったとしたら、私かタクヤ君しか対処出来ないと思う……だから、急ぎましょう」


 全員が静かに頷くと、馬の速度を上げて目的地に急いだ。


◆◇◆


 最悪だった……あの笑みは間違いなくファリスだ……何で、どうしてあの子が魔王軍に? 私に向けたあの顔は今迄のファリスとは似ても似つかない……一体何があったのよ。

 それに、カケルは何処? もしかして、カケルも魔王軍に居るの?。


 グルグルと同じ事ばかり考える頭に、外からの騒がしい音が、私の耳に届いた。

 騒々しい音が気になった私は外に出てみると、どうやら大神拓哉達が到着した様子だった。


「あれ?」


 大神達が遠巻きに見ていた私の存在に気付いた様だ。


「君は確か、サラシナちゃんだっけ?」


 この男……私の事を見た目通りの子供だと思ってそうね。


「そうよ。一応言っておくと、年齢は20歳だから子供扱いはやめてね」


「えっ? あぁ、僕と同じ歳だったんだね……ごめん、気を付けるよ」


 やっぱり子供だと思ってたわね、まぁ良いわ。


「到着して直ぐに聞くのも何だけど、この後の戦い……貴方達も戦うのよね?」


「私達はそのつもりで此処に来たのだけれど……ところで此処に来る途中で封印指定魔法が見えたのだけれど、何方の陣営が放ったモノかしら」


 大神がリーダーかと思ったけど、実質この眼鏡の女が纏め役の様ね……確か萩原結衣とか言ったっけ?。


「あの魔法を放ったのはファ……魔王軍よ、それはそうと、貴方達はアガスト王やリリーナ達にはもう会ったのかしら?」


 コイツ等にファリスの事を伝えても仕方のない事ね。


 一瞬、二人の事を話して協力して貰おうかと思ったけど、コイツ等に何をさせるかはアガスト王達が決める事だわ。


「まだ会えて無いですね、出来たら王様に面識の有る貴方に案内を頼みたいのだけど?」


 何で私に頼むのよ……こっちは考え事に集中したいのに! ──でも、コイツ等も一応仲間になるのだし、無碍に扱う事も出来ないわよね。


「分かったわ、それじゃ連れて行くから付いて来て」


 私はゾロゾロと大神達を連れ、アガスト王達が居る天幕に向かった。

いつも見て頂きありがとうございます。

タグにほのぼの入れてるのだけど、外した方がいいんじゃないか?と思い始めてる今日この頃です。

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