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俺のデバフは理を破る!〜俺が強い?違うなテメェ等が弱くなったんだよ!〜  作者: 鋼夜
二章 魔族侵攻編

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六デバフ

更新です。

次の更新は明日か明後日です。


 な、何とか勝てた……今回は初めてリザードマンキングと戦った時並みに死を覚悟したぜ。


「ハァハァ、俺の勝ちだ……」


 俺は倒れているバルバスに向かって返事が返って来ない勝利宣言をする。


「くそっ、かなり消耗しすぎた」


 結局あの後も何度かデバフを掛けた所為で魔力は完全に空に近い、意識も何時手放すか分からんな。


 だけど、此処で倒れる訳にはいかない。

 仲間が俺を待ってやがるんだ。


「ロリ、ファリス、リリーナ待ってろよ直ぐに……い……くか……ら」


 まず……い、意識……が。


◆◇◆


 カケルが帰って来ない。


 直ぐにカケルの元に向かいたい衝動が込み上げて来るが、今ここから離れる訳にはいかなくなった。


 何故かと言うと、明らかに正常な方法で発生したとは思えない霧が陣地に近づいて来ていたからだ。


 そして、霧が目前迄迫って来た時、敵が雪崩れ込んできた。


「獣魔達よ私達を守りなさい!」


 ゲートから獣魔を出して、応戦する。


「リリーナ! ファリス! カケルが帰って来る迄堪えるわよ」


 私は二人と協力して押し返そうとする。


「ほお、魔物を従える能力の持ち主か? 魔王様の恐怖で従わせる方法とは違う様だな」


 声がする方に私達が振り向くと、片腕に手甲を付けたアガスト王より体格の大きい男が現れた。


「貴方は……グラですね」


 リリーナが男をグラと呼んでいた。


 そうか、この男がグラなのね。


 カケルのデバフに掛かってる気配も無さそうだし、どうやらカケルとは出会わなかった様ね。


「如何にも、俺が"破滅のグラ"だ。そして、貴様達が勇者だな? ……成る程、俺の覇気を受けて尚、その表情。今度はアタリの勇者達の様だな」


 アタリだか何だか、訳わからない事を言ってはいるが、そんなのは無視で先手必勝!。


「行け獣魔達!」


 私は問答無用で獣魔達を嗾ける。


「そして戦意も高し! 悪くない! では此方も行くぞ! ウォォォォォォォ!!!!」


 グラは雄叫びを上げながらダンプカーの様に突っ込んできた。


「させませんよ!」


 その突撃をリリーナが剣閃を放って迎え撃つ。グラはその攻撃を見て顔色を変えて回避した。そして、私の獣魔達も追撃をかける。


「グハッハッハ! 今の連携を見ただけで分かるぞ! 貴様達は強いな! フォーストクライムで見た勇者達より強いぞ!」


 確か、大神拓哉が行った国よね。アイツ等って戦闘職の集まりなのに弱いの? 全く何やってるのよ……。


「それは有り難う御座います。破滅のグラにそんな事を言って頂けるとは思いませんでした」


 三人で行けばなんとかなりそうね!


「ファリス! しっかりとリリーナを援護するわよ」


「は、はい」


 ファリスは早くカケルを助けに行きたそうね……私もだけど。でもグラを倒さないと、行かせてもくれないでしょうね。


 私も数で推す為、更にゲートから残りの獣魔を順次出して行く。


 その間もリリーナはグラ相手に奮闘している。


 私は獣魔で隙を突いてるつもりだが、グラは獣魔毎リリーナに殴り掛かり、全く意に介していない。

 そして、ファリスも最初に魔法を放って以降、グラはファリスを警戒してかリリーナを盾にする様にしてファリスの射線を切っている為、何もさせて貰えない。


 だがリリーナは別で、既に剣神結界を発動させ、グラによる全ての攻撃にも対応していた。


「いいぞ! もっと俺を楽しませろ!」


「グラよ食らいなさい!」


 リリーナとグラの戦いは手出しが出来ないレベルで激しさを増していく。


◆◇◆


 やはり強いですね。


 ですが、戦い方はアガスト王と良く似ています……これなら!。


「ハァァァァァァァ!」


 私の剣撃群をグラは手甲を付けてる方の手で弾き、空いてる方の手、または蹴り等を放ってくる。


 グラの体格から繰り出される攻撃は、私にとってはどれを取っても岩を叩きつけられる様な攻撃だった。


 その攻撃を私は受けずに流す。絶対に力ではぶつかってはいけない。


 掌打を躱し、拳撃を流す。そして、手甲が覆われてない生身部分に斬撃を放つ。


 しかし、それも躱されていく。


「グハハ! その剣技は化け物だな! まさか、この俺が得意な肉弾戦で、こんな小娘と互角とはな」


 どちらも有効打は未だないですが、私を小娘と侮っている内はこの戦い、私が勝ちます。


「その慢心は命取りですよ!」


 剣神結界を張り巡らせた私の攻防一体の剣。貴方に防げますか?


 私の剣速は更に加速していく。


 しかし、私が剣速を上げ続けてもグラは尚もついて来る。


 これは……、


「やはり、地力が貴方の方が上ですか。ならば!」


 私は剣気を乗せたフェイントを混ぜる。これによってフェイントは本物と違いが分からなくなる筈です。


 そして、


「ぐはっ! やはり強いな! 俺もスキルを使わないとダメそうだな」


 そう言うが、特に何か変化した様子はない。


 暫く戦闘を繰り広げていると、


 パキンっと甲高い音が響き、私の剣が折れた。


「なっ! 何故……」


 私は折れた刀身を見ると、いつの間にか錆が纏わり付き腐りきっていた。


「フゥ〜、貴様は強かった。俺に腐敗を使わせたのだからな……」


 腐敗……つまり、腐らせたのですね。


 マズイですね。剣を失った以上私は戦えません。一度下がれば、兵士から剣を受け取る事も出来るのですが、グラがそれをさせてくれるとも思いませんね。


 さて、どうしましょうか……。


 私は視線を彷徨わせ、ミカとサラシナは別の強敵と戦っていた。


 えっと……どうしましょう。

何時もありがとう御座います。

良かったら評価やブクマをポチって貰えると嬉しいてます。

どうぞ宜しくお願いします。m(_ _)m

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