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俺のデバフは理を破る!〜俺が強い?違うなテメェ等が弱くなったんだよ!〜  作者: 鋼夜
二章 魔族侵攻編

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三デバフ

更新出来た!。

 ドォォォォォン!!!!


 轟音と共に戦は始まった。


「魔王軍が来たぞ!! 直ぐに応戦するんだ!」


 兵士達は慌しく戦場へと赴いている。


「始まったか、リリーナは二人を頼む」


 俺は二人の護衛を先程も話した通りリリーナに託した。


「分かりました。ですが、カケルさんはどうするんですか?」


「さっき、戦場を一望出来る場所を聞いたから其処で様子を見てくる」


 コイツ等には戦って来るとか本当の事は言えない。


「大丈夫……なんですよね? 私の力は必要無いのですね?」


 どうやらリリーナは気付いてるっぽいな。


 まぁ、正直に言えばリリーナには付いてきて欲しいんだけど、ロリとファリスは防衛の要だ、二人がやられるのが一番不味い。だから護衛には神子であるリリーナが絶対必要だ。


 それに味方の兵が減るのも今後の事を考えると無視出来ないしな。


 だから、


「二人を優先してくれ」


 俺の言葉にファリスとロリが反論してきた。


「カケルさん! 私達は仲間同士で助け合うって自分で言ったじゃないですか! 一人で行くなんて危険過ぎます」


「……ファリスの言う通りよ。私達は仲間でしょ?」


 まぁ、コイツ等なら止めてくるよな。


「オィオィ、俺は別に戦いに行く訳じゃないから直ぐに戻るつもりだよ。心配しすぎだ」


 嘘だけどな。


「本当なのね?」


 ロリが少し泣きそうだが、まぁスマンな。


「本当だ。だからお前等はちゃんと味方の援護をしてろよ?」


「分かった。ちゃんと約束覚えてる?」


「あぁ、ちゃんと覚えてる。だからこそ直ぐに戻って来るさ」


 俺は悲壮感を出さない為に軽く微笑んだ。それを見たからか、ロリは納得してくれた様だ。


「ファリスは俺を信用してくれないのか?」


「その聞き方はズルいです……絶対に直ぐ戻って来て下さいね?」


 俺もこの聞き方はズルいと思う。でも、説得する為だからな、許してくれ。


「あぁ、分かった」


 さて、二人は説得出来たな。


 それじゃ行くか。


「それじゃ、リリーナは二人を頼んだぞ。それじゃ行ってくる!」


「「「行ってらっしゃい」」」


 俺は後ろに仲間の声を受けながら目的の場所に走り出す。


◆◇◆


 カケルは行ってしまった……。


 様子を見て来るだけとか言ってたけど、きっと嘘、例え本当にその積もりだったとしても戦場に行けば、彼は兵士達を見捨てられない。

 だから、きっとスキルを掛け続ける為に残る筈だ。


 私はそれが分かってて彼を見送る事しか出来なかった。


 彼はふざけたりするけど、きっと全てを助けて帰って来てくれる。


 彼は本当の勇者なんだから。


「約束……ちゃんと守ってね」


◆◇◆


 カケルさん……どうして私を連れて行ってくれないんですか?。

 カケルさんは私を信用してくれてないんですか?。

 何でサラシナさんに優しそうに微笑むんですか?。

 その微笑みをどうして私だけに向けてくれないんですか?

 ずっとカケルさんの近くに居たのは私ですよ?。


 どうして私を見てくれないんですか……。


 どうして……。


◆◇◆


 これは不味いかもしれませんね。


 ミカは精神的に強い人なので心配はしてませんが、カケルさんと別れてからファリスの様子がおかしいです。


 やはり逢いの絆として動くべきでした。


 ですが、此処の防衛を疎かにする訳にもいきません。全く儘ならないですね。


 だけどカケルさんとの約束、何があっても二人を守ります。


 フフフッ、私も魔族討伐を優先しないなんて変わったものですね。


◆◇◆


 俺の予想を超えて戦場には敵が多い……が、確かに此処なら味方が居なくて敵だけを認識出来る。


 グラらしき奴はまだ見えないが、取り敢えず陣地に近い奴から片っ端に弱体化させてやるぜ!。


 喰らえ! センスコラ


「無駄だぞ」


 俺は背後からの声に驚き振り返ると、そこには美女が立っていた。


「えっと……誰? それに無駄って言うのはどう言う事です?」


「クックックッ。相手に名前を聞く時は自分から先に名乗るものだぞ? 日本人は礼儀を重んじる人種だっただろ」


 俺はその言葉を聞いて、一瞬で警戒レベルを最大まで上げた。


「何で俺が日本人って知ってる! 改めて聞いてやるよ、テメェは誰だ!」


「そう警戒するなよ勇者。まぁ良いさ、教えてやるよ」


 俺はゴクリと喉を鳴らす。


「我は終焉の魔王サラサ・クロムウェル。神の世を終わらせる叛逆者だ」

何時も見て頂きありがとうございます。

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