神話創生 アトラス歴1465年【535年前】5-15
短いですが更新です。
そして遅い夏休みに突入です!
──我は何回殺されただろうか?
──我は何回殺しただろうか?
──後、何回殺されるのだろうか?
──後、何回殺せばいいのだろうか?
嗚呼、どうして我は……私はこんな所にいるんだ。
「ハァハァ……」
今回は私が【風神】を殺した。
だが、そう私が考えると同時に世界は巻き戻る。
「⬛︎⬛︎⬛︎!!」
「もう……もう嫌だ……」
青龍が 怒りの日を使用した時、異常世界へと誘われると、私は終わりを迎える事が出来なくなったのだった。
「どうすれば戦いを終えられるのか……」
そんな事で一瞬呆けてしまうが、そんな事もこの相手には命取りだった。
「あっ──」
私は一瞬で首を切り落とされる。
痛みは一瞬ではあるが、今回は私の負けだ。
だが、この無限地獄の世界では、
「⬛︎⬛︎⬛︎!!」
また始まりへと戻される。
「訳がわからない。……私よりコイツのがよっぽど化け物だよ」
「⬛︎⬛︎」
「お前は勿論この現状を把握してるんだろ? 風神……」
「⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎」
声にならない返事が返ってくるが、何を言ってるのかわからない以上、コミュニュケーションも何も無い。
「何で私ばかりがこんな目に遭うんだ……」
私は神の存在なんて信じていない。
しかし、この苦しみから救ってくれるなら何でも良い……都合が良い事も分かっている。それでも神が本当にいるなら、神の存在を私に信じさせて欲しい。
「⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎!?」
風神が私の首を再び刎ねる。
そして、再び戻る……戻される。
・
・
・
あれから幾たび戻されたかも覚えていない。
「…………」
ただ、これだけはわかった。
神なんて居ない。
「いや、違うか」
神は居る。但し、不平等な神が……だ。
「信じる者は救われる、か? ……クククッ考えてみたら、このアトラスに連れて来たのは神その者だったな……。そんな奴に神頼みするなんて間違いだった。──だったらとことん付き合ってやるよ」
終わりなき戦いに身を投じる覚悟を決めると、私はこの場で新術を開発する事にした。
「ここでなら幾らでも術を作れそうだな」
「⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎」
独り言に返事をするかの様に青龍は私を襲う。
「良いだろう。……貴様を安息なる終焉へ導いてやる」
何時も見て頂きありがとう御座います。
夏休みを満喫しつつ、ストックを作りますので何日か頂きますが、次回更新から数話は連続投稿予定です。(この章も次回で終わります)




