深夜バイトの思い出
おっさんの自分語り&ホラー展開あり(笑)です。
ブラバ推奨(笑)
なら、なぜ書いた( ´∀`)Σ⊂(゜Д゜ )
20代前半のころ、スナックやラウンジでボーイ兼バーテン見習いとして働きながら、系列のボーイズクラブ(ホストクラブ)でヘルプでホストをしていた時が筆者にはありました。
バーテンとして、少しづつカクテルなどを作らせて貰えるようになった頃、付き合っていた彼女に、系列の店でホストをしているのがバレて、どうしても店を辞めて欲しいとせがまれるまま、店を辞めた私は彼女が働いていたカラオケ店に深夜バイトとして入りました。
そのカラオケ店は長野駅の近くの商業ビル、丸々一つが店舗となっていて、少し変わったところがありました。
1階が受付、2~3階が事務所になっていて、4階がパントリーキッチンと客室、5階は客室のみと、ここまでは普通なんですが、4階のパントリーはエレベーター前にあり、客室に行くにはパントリー前を通るんですが、この廊下に面したパントリーにはカウンターがありました。
カウンターに座って客室番号を言えば、そこでも飲酒が出来たんです。
たまに面白がって座るお客さんがいて、私ははなしをしながらお酒をつくり、料理もキッチンがしっかりあって、ふわとろオムライスなんかのメニューがあるカラオケ店だったので、「マスター、オススメ作って」なんて言われて、食材とリキュールで、適当なつまみとカクテルを作っては出していました。
オーナーは面白い人で、メニューにないものを作ることを否定せず、「愛猫さんなら、原価とかわかるでしょ。赤字にならないようにメニューにある適当な番号打ち込んでくれればok」と寛大だったので、なぜかマスター扱いされるのを楽しみながら、仕事していました。
深夜バイトは私の他は19歳の調理師学校に通う男の子と、女子大生が2人、20代の女性が2人と女子比率が高く。明け方5時まである開店時間の中、交代でパントリー業務と客室業務、受付業務をするんですが、少し本格的に調理や仕込みをしなければいけない都合上、料理が出来る男子二人はパントリー業務と客室業務を優先して行い。本来なら深夜は男子が立つべき受付を調理が苦手な20代の女性が良くやってました。
まあ、楽しかったし、ヘルプでホストやってたり、バーテンやってたので、客室業務やお酒や調理は一番上手く出来て、その頃は細身でかわいい感じだったんでモテました(笑)
まあ、冗談はさておき、本題です。
このカラオケ店、出たんですよ。
なにが、って、何かが。
はっきり何とはわからないんですけど、何かいたんです。
4階がパントリー兼客室と言いましたが、お客さんはエレベーターで1,4,5階を移動して、私たち従業員は1階から4階へはエレベーターを使いますが4,5階は階段で移動するんですよ。
で、受付で監視カメラ見てると、エレベーターが4階で勝手に開いて、1階に降りてくる。逆もある。
パントリーからカウンターへ出てお客さんと話してると、エレベーターが開いたのに誰も降りて来ない。
受付にインカムで連絡すると、1階で誰も乗って無いって言うんです。
で、4階に何度直しても監視カメラが壊れる部屋があって、オーナー夫妻が電磁波調査までしてもらったそうなんですが、原因不明。
その部屋だけ、ずっと砂嵐なんですよ。
怖いような、怖くないような。
ただ、自分がエレベーターに乗ってる時は、横にいたりすんのかな、って思ったりしました。
でもね、一番怖かったのは、ライブ帰りだろう甘パンクファッションに身を包んだ10代中盤くらいの子が深夜やってきて、もうパントリーもしまってる時間なんで受付やってたんですけど、部屋で着替え始めた時は焦りました。
監視カメラ切ったけど、この子、大丈夫かってなりましたからね。
明け方、なんかチャラそうな20代くらいの男たちが迎えに来て、ホントに大丈夫かってなったけど、意外と男たちが丁寧で、「迷惑かけませんでした。すいません」って謝っていって、なんかすごい心配してたらしく、女の子叱ってたんで安心しました(笑)
人は見た目じゃないよね。
まあ、その当時なら、私のほうがよっぽどチャラそうな見た目だったんですけど(^-^;
お読み頂きありがとうございますm(_ _)m
(´・ω・)っUカクテル デモ イカガデスカ