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緋色と華  作者: レフェル
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プロローグ

とりあえず、連載してみました!

「ふあぁ~」


黒髪のサイドテール結ってる少女があくびをかみ殺して道を歩く。

その顔はとてもねむそうに見える。

大人びた顔立ちをしており、結構な人気を集めていたりもする。

スタイルもよくてしまるとこはしまっていて、でるところは出ている理想な体系だ。

胸のサイズはDくらいだと思われる。

彼女は猫宮由香里。

とある妖怪の血を引いており、この地を治める先代当主の孫娘であり、現当主の愛娘。

彼女には上に兄がいるのだが、放浪癖があるため……今この地から離れていたりする。


「にゃー」

「ん……おはよ」


そこへ一匹の子猫が来て鳴くとしゃがんで視線を子猫と合わせて由香里は口元に笑みを浮かべて笑いかける。


「にゃ~ん」

「うみゃー」

「ふにゃ~」


彼女の足にすりすりと一匹がまとわりつくと、わらわらとほかの猫も集まりだす。

これは彼女には毎度のことなので気にせず撫でていると。


「わわ!? 由香里ちゃん、ここで何してるの!?」

「……つぐ……ちゃん」


聞き覚えのある声と鈴の音が響いてそちらに目を向けると

そこには小学生くらいの背丈に茶色の長い髪をポニーテールに結った少女が目を丸くして驚いてる姿があった。

彼女は小柄だが、バストが大きくて目もくりくりしているのでかなり人気だったりする。

彼女は狼崎つぐみといい、由香里とは同世代の友達である。

幼いころからの知り合いで、とても仲が良いのだ。

ちなみに彼女は雪女と氷狼の血をひいている特別種といってもいい。

姉は氷狼いったくではあるが、つぐみの場合は雪女一択であっても氷狼の血は流れているので匂いには敏感だったりする。



「猫さんと……遊んで……た」

「それはわかったけど……そろそろ行かないと遅刻しちゃうよ?」



ほんにゃりと笑みを浮かべる彼女に苦笑しながらも腕時計を指でしめす。

それを聞いて猫達を下ろすと、周囲を警戒する。


「……もしかして…由香里ちゃん、家の屋根をつかって学園に行こうなんて思ってないよね?」

「……? ダメ……なの…?」


由香里の行動に予測をつけて頭を抱えながら彼女が問いかけるとまじまじと見つめられて小首を傾げて尋ねてきた。

どうやら予想通り、屋根をつたって行こうとしていたみたいだ。


「ダメだってば! 人がいてもいなくても!」

「……むぅ」


腰に手をあて注意すると不服そうな表情を浮かべる由香里。


「……おじいちゃんは……いいって」

「それは本当に非常事態の時だけだよ! てか、おじさんにもそう言われたでしょ?」


由香里の言葉を聞いてつぐみが柳眉をさかだてて言う。

これも彼女を思ってのことなのだが……伝わっているかどうかは不明である。


「ん~?」

「ああもう、ほら……行くよ!」


小首をかしげる彼女に呆れながらも手を引いて走るつぐみ。


「二人とも、遅刻ですよ?」


それからなんとか由香里を連れて彼女達が通う学園に向かったのだが、

結局遅刻してしまい担任の教師に怒られたのはいうまでもない。


「はうう~……どうしてこうなるかなぁ」

「……どんま、い」


落ち込んで机にもたれる彼女に由香里が声をかけると、にっこり笑顔で。


「……怒られたのは由香里ちゃんのせいでもあるんだけど?」

「……ごめん……なさい」


と、言うとしゅんと落ち込みながら謝罪する由香里。

その姿が可愛いとクラスで騒がれているのは彼女たちは知る由もない。


「珍しいこともあるもんじゃのう、二人が遅刻なんて」


そこへ割ってはいったのは短い黒髪を立てて顔に傷が多数あり特に右眼付近の傷が酷くて生々しい印象を与える。顔立ちは端正で性格も良いのだが、見た目がヤクザぽいので周囲から距離を置かれている。

実際不良であり問題児として教師にみられているのであながち距離が置かれるのは間違いなのかもしれない。


「心く…ん」

「おはよう、中岡くん! あ、あはは……色々あってね」


見た目ヤーさんぽい彼の名は中岡心といい、由香里と仲がとても良かったりする。

二人の出会いはお互いの祖父が仲が良かったから出会えたのだ。

ちなみに彼は由香里に好意を抱いており、彼女に危機が迫ることをもっとも嫌う。


「おはようさん、由香里ちゃ、狼崎! ……? まあ、二人が無事なら問題ないがの」


由香里が嬉しそうに笑って近寄ると心はにこやかにあいさつし、つぐみの言葉に疑問を持つ。


「こらこら、そこで通路をふさいでダベらないの! HR中よ?三人とも席につきなさい」

「そや!まみ先生の言うとおりやで!」


そんな三人に声をかけたのはとても綺麗な顔立ちをした金色のロングヘアーの女性と赤髪の短髪で御婦人の方かたからは、人気があり御 婦人の方の皆様が近くに寄り添うな顔だちをしている少年だった。

だが、そんな彼も問題児として教師にみられていたりする。



「大輝……相変わらずのエセ関西弁じゃのう」

「いやいや、ツッコミいれるのはそこじゃないよね!? もっと違うとこだよね?!」

「………仲良し…だね」


苦笑いを浮かべる心につぐみが注意し、ツッコミをいれると由香里はにこにこと眺めていた。

薄い桃のスーツを着た女性が笹原まみといい、ここ月光学園の教師で二年D組の担任だ。

隣にいる少年は野上大輝といって、心の悪友でありつぐみ達の知り合いでまみに好意を抱いているとか。

まあ、それは周囲もわかりきっていることなのだが。

実はまみ自身も気づいていたりはするが、恋をするにはまだ未熟だと思っているために気持に答えられないでいる。

多分、亀更新になるやも(汗)

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