第5話 異世界へワープしますか?
更新遅くなってすまない
高校を卒業してきた
異世界に気づいた人がここにも1人。
『貢げものを受け取りますか?』
YES NO
「何これ?」
とりあえず、と「YES」を押す。
YES
「あっ……!?」
ドサドサドサ!と貢げものが出現し、部屋に溢れる。
貢げ物を受け取ったことにより、異世界が現実にあるのでは?と考察し、2chに書き込む。
24:名無しの異世界民 2030/12/09 13:24:39
やばい事実知っちゃった
25:名無しの異世界民 2030/12/09 13:26:02
どした?>>24
26:名無しの異世界民 2030/12/09 13:26:19
なんや >>24
話聞こか?
27:気づいてしまった24番 2030/12/09 13:27:41
コテハン変えました
「異世神」ってゲームあるじゃないですか
28:名無しの異世界民 2030/12/09 13:28:23
おん
29:名無しの異世界民 2030/12/09 13:28:50
どーせまた陰謀論やろ
30:気づいてしまった24番 2030/12/09 13:29:11
これはガチ
異世界は存在した
これ証拠画像な↓
【画像を開く】
31:名無しの異世界民 2030/12/09 13:31:04
サーセンした
32:名無しの異世界民 2030/12/09 13:31:24
野菜が部屋にたっぷり……
34:名無しの異世界民 2030/12/09 13:32:10
どーせお野菜買ってきて部屋にばら撒いただけやろ
37:気づいてしまった24番 2030/12/09 13:33:09
そんな金あってかまるかwww
ねぇんだよ……
39:名無しの異世界民 2030/12/09 13:33:45
>>37
ごめんな……
ニートすぎて笑っちまうwww
40:気づいてしまった24番 2030/12/09 13:34:20
ぶっ飛ばすぞ
_____
「雄大、こっちこっち」
「おー!君が充の友達か!私は姉の鷹羽 茜だ!」
「どうも、乙田 雄大です、美人っすね」
「自慢の姉だ」
さて、俺は「JR 大分駅」で雄大と待ち合わせをしていた。なんか姉が「着いてく!」とかいうから2人で。
「それで話って?」
「それなんだが、屋上行くか」
__屋上ひろば__
「あそこ空いてるぜ」
雄大が指したのは、テーブルを囲んで椅子が4つある席。
ここ、「アミュプラザおおいた」の8階は屋上広場になっていて、駄菓子屋、ちょっとした神社、滑り台やブランコに汽車?を模した幼児向けの乗り物がある。
座れるところがありすぎて、休み放題だ。
「さて雄大くん」
「さて、雄大」
「な、なにぃ……?」
「異世神を開いて」
「アッハイ」
雄大が「異世界の神になる」、略称「異世神」を起動する。
「こんな話を知ってるか、雄大」
「ん?」
「『異世神は現実に存在する異世界だ』、って陰謀論」
「まあ」
「それがね、陰謀論じゃないってことがわかったのよ」
姉が自分の画面から「インベントリ」を開く。貢げ物はそっちに入れられるみたいだ。こっちの世界の物も、あっちの世界の物も入れられる。手ぶらでいいってことさ。
「ほい、パン。焼きたてで保存してるから__」
「ど、どうやったのそれ!?」
「いいから食ってみろ」
「い、いただきます」
ぱく。大きめの一口がパンを襲う。
「美味しい……!」
「異世界産だ、喜べ」
「え、これもしかして__」
「あたしの創ってる世界よ」
「おお!」
美味しそうに頬張るなぁ。
「外はカリカリの皮なのに、中の生地はフワフワ!少し甘みがあって、そのままでも食べられる!」
「何食レポしてんだ」
「創造主として嬉しいねぇ」
「まあいいや。雄大が創ったその世界も、現実に存在するぞ」
「その世界に入れるかな?」
「やってみるか?ここじゃないとこで」
「そうね。あ、あそこいいんじゃない?」
姉が指さしたのは、「祝祭の広場」、今日はちょうどイベントをやっていなかったから広いし迷惑は掛けないだろう。
__祝祭の広場__
『異世界へワープしますか?』
雄大のスマホに、そんな文章が表示される。
「い、いくぞ」
「準備はいいな?」
「もちろん!」
俺らは、もう準備ができている。
「いくぞぉ……ぽちぃ〜〜〜〜〜「遅せぇぞ」ああっ!?」
そろーっとしてるからさっさと押してやった。
視界が歪み、空間がねじれ……そして。
__スチームパンク・シティ__
「お、おお!?俺の創った世界そのまんまだ!」
「んじゃ、探索するか」
「そうね。ほら雄大くん、いくよ」
「あ、待って!」
「あ、あそこのサンドイッチ、みんなおいしいて言ってたよ」
「ほぉん、行ってみるか?」
「お金ないけど」
「いや、創造主が異世界でお金を使う時は無限に使えるそうだよ」
「じゃあいいわね、行きましょ」
「おー!」
__スチーム・ブレッド__
「いらっしゃい、見ない顔だね」
「おすすめのサンドイッチを3人分」
「あいよぉ」
「充に任せて正解っすね」
「そうでしょ、あいつ余計なことは言わないし、注文はさっと済ませるしで手際いいのよ」
「ただいま。姉ちゃんにくしゃみしていい?」
「ひど」
「俺の噂してる奴にはくしゃみをかけてやるのが好きでな」
「いつもそれしてんの?」
「いや?やったことないが」
「おい」
席を見つけてそこに座り、料理を待つ。
_____
「お待たせぃ」
「おぉ、これが」
「そう、うちの人気メニューだ」
「これ、神様に備えたら喜んでくれませんかね」
「そりゃいいアイデアだ!今度捧げに向かわなくては」
「(ほれ、喜びな)」
「(助かるぅ)」
「「「いたただきます」」」
一口、頬張る。ふむ、具材はよくわからんが、なんとなく卵が使われていそうだ。
「美味いなこれ!」
「父さんにも食わせたいわ」
「また今度連れてくるか、雄大の奢りで」
「えー」
「はっはっは、いい食べっぷりだ!」
会計をして、満足しながら外へ出る。
「美味かったぜ」
「またこよう」
「そうね、また来れるかわかんないけど」
そうして、次に向かうは__
「いい武器あるかな」
「うちの弟が物騒な件について」
「お疲れ様っす」
__武器屋だ。




