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ゆいこのトライアングルレッスン

ゆいこのトライアングルレッスンB〜サプライズ誕生日会〜

作者: 佐藤そら
掲載日:2025/09/24

トライアングルレッスンウィーク!

毎日、投稿中。

 最近、ひろしとたくみが、なんだか素っ気ない。


「ただいまー」


「ゆいこ、ハッピーバースデー! フゥーー!」


 突然、クラッカーが鳴り、たくみが現れた。


「ゆいこ、誕生日おめでとう!」


 ひろしも現れた。


「な、なんで二人がうちに!?」


「サプライズ大成功!」


 たくみがはしゃいでいる。


「サプライズ!? 最近2人が全然話してくれないから、わたし何かしちゃったのかって……」


「たくみがゆいこといたら、口を滑らせるだろ? だから、近付くなって俺が言ったんだ」


「ったく、それで、ゆいこに寂しい思いをさせたら意味ないってのに! なぁ?」


「そうだったんだ。安心したー」


 こうして、わたしの誕生日会がスタートした。


「ゆいこのために、二人でケーキ作ったんだぜ!」


「たくみは、いちごをのせただけだろ!」


「ゆいこ、はい! あーーん!」


「えっ!? たくみ、ちょ、ちょっとぉ!」


「ゆいこ、俺からも、あーーん!」


「えぇ!? ひろしまで!?」


 2人に祝福され、お姫様のように扱われ、更にはプレゼントも貰った。ひろしからはアロマキャンドル、たくみからは写真立てだ。


「2人とも、今日は本当にありがとう!」



 2人が帰宅したあと、チャイムが鳴った。ドアを開けると、たくみの姿があった。


「あれ? 忘れ物?」


「ゆいこ、一緒に来て!」


 たくみは、わたしの手を引き走り出した。


「ちょっと! どこ行くのー!」



 辿り着いた場所には、観覧車があった。


「ゆいこ、乗ろうぜ!」


 乗り場へ向かうと、入口でスタッフが記念撮影のサービスを行っていた。


「一緒に撮るぞ!」


「へっ!?」


 言われるがまま、記念撮影をする。

 スタッフに近付くよう指示され、たくみの顔が近くて妙にドキドキした。


「俺達、周囲からどう見えてるのかな?」


「どうって、それは……」


 動揺しつつ、ゴンドラに乗り込むと、辺りはすっかり暗くなっていた。


「観覧車とか、急にどうしたの?」


「ん? 二人っきりになりたくて」


 たくみはそう言うと、上昇していく夜景に目をうつした。


「結構、高いね」


「怖いのか? 手、握っててやろうか?」


「だ、大丈夫! 全然余裕なんだから!」


 わたしはずっと落ち着かず、ソワソワしているうちに、観覧車は一周した。


「ゆいこ、もしかして、俺が頂上で何かすると思って期待してた?」


「はっ!? ま、まさか!」


「へへっ、何もしねーよ。今日はな?」


 今日は!? ってことは、この先は?

 もう、何よそれ!

 鼓動がちっとも落ち着かない。


「さっき撮った記念写真やるよ!」


「くれるの?」


「これを写真立てに入れれば、俺からのプレゼントは完成だぜ?」


「え! 初めからそのつもりで!?」


「言ったろ? サプライズって! これは2人だけの秘密な!」


 わたしはこの日、ひろしに言えない秘密を作ってしまった。

こんなサプライズはいかが?


明日は、シンデレラ編!!

ちょっと、大人のラブストーリーです。

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― 新着の感想 ―
二人にあーーんされるとは、ゆいこ幸せだなぁ。 写真を撮るところまでを含めたバースデープレゼント、たくみやりますね。 ひろし派ですが、これにはたくみに心揺れました。
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