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ギフトを貰ったのでダンジョンに行きます。  作者: suzuukii013
第1章

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武人との闘い

ダンジョン35階層も30階層と同じく倍以上の広大な迷宮です。

探索するのに丸1日以上時間が掛かるから先に予定を消化します。

落ち着いたら攻略しますよ。



本日は刀匠さんの職場訪問です。

魔物素材を混ぜ込んだ金属で自分専用武器を

造って貰う為に出向いております。


中部地方の○○支部紐付きのダンジョンに飛んで、端末使って

支部に来ました。そこに見知った女性2名を確認です。


マ「ヒロ君、こーゆー時は5分前行動だよ、出来れば10分前」

ヒ『時間まで2分「も」残ってますよ』

マ「・・・・・」

ア「では、車も来てますので行きましょーか」


駐車場には足として呼び出されたアヤの兄が車を用意してました。

レのマークのFスポーツ付いた快速高級セダンです。

そのアヤの兄、Tさんの運転で街中から山の方に向かって走り

15分ほどで大きな神社に到着です。周辺には蕎麦屋が多いです。


広い神社の境内には樹齢500年を超す杉の木が大量に生えてます。

パワースポットな神社特有の清涼な空気感がしてます。

セミが大合唱してておごそか~な雰囲気を多少壊してますが。


マ「アヤちゃんも巫女さんとかやってたの?」

ア「中学高校と休日返上でコキ使われてました、それも薄給で」


マ「乗馬クラブもあるんだよね」

ア「父が道楽とストレス発散でやってます、気性が良くて

 競走馬として勝てなかった子が裏の方に4頭居ますよ。

 なんなら山の中腹にある奥社まで乗馬体験します?」


マ「乗馬体験は怖いから遠慮しとくね。

 せっかくなので先にお参りしましょう」

本来なら長~い参道通って本殿まで来るんですが、駐車場の関係で

本殿が目の前です。とりあえずお参りしておきます、御朱印も。


ア「センパイ御朱印帳持ってるんですね。ココで1番字の綺麗な

 兄に対応させるので少し待ってて下さい」

マ「アヤちゃんのお兄さんへの当たりの強さが

 ヒロ君にも通じるところがあるね」

ヒ『あそこまで酷い扱いされてないですが、

 家の妹も自分にはアレな感じに近いですよ』


社務所で御朱印の受付してくれた巫女さんがアヤの義姉で

下僕なお兄さんの嫁さんなんですって紹介受けました。

「変な所が有る妹だけど宜しくお願いするね」って言われても、

お願いされたくありませんですよ〜って。言えませんがw



社務所の裏手には立派な道場がありました。

剣道に剣術も教えてますよ~って事で体験入門?です。


ヒ『道場の作法とか自分は知らないぞ』

マ「私も全く知らない」

ア「本当はあるんですけど、気にせず適当にどうぞ~」


裸足になって道場に入ります。

道着を着たお年寄り2名が居ります。


ア「準備万端ですよ、このジジぃとババぁ」

やはりアヤの祖父と祖母でした、強者なオーラ出てる様な気がする。

いきなり、挨拶もそこそこに木刀渡され、


「取り敢えず振ってみろ」

爺さんから指示が出ました。


スキル直感が反応し、剣術スキル使うなって警告が出てます。

念の為、身体強化などのスキルも切って普通に素振りを披露します。

今回はマコさんを生贄で差し出し自分は手抜きでやり過ごす予定です。

マコさんが学んだ技術を見て盗んで自分のモノにしようって魂胆です。


「ん~~?普通だの、日本刀使い慣れていないのか?」


ア「普段バッチリ使いこなしてますよ~、耄碌したんですか爺さま」

スキルのアシスト切っちゃえば只の一般人ですからね。


「多少どころか使った事がない程度な動きだの〜」


ア「念の為に持ってきた愛用の刀でやって貰いましょう」

コッチの思惑をアヤの奴が自然に壊してくるんですけど~。


今日は野球のバットケースに刀を隠し入れて持って来てます。

アヤの身内ですがMバッグは秘匿しないといけませんですし。

刀匠さんに使い慣れたのを見せて、近いバランスに調整して

欲しいなって、見本用に持ってきてました。


お巡りさん対策で探索者協会の持ち出し許可証も所持してます。

刀剣類のメンテとかで持ち出す時用の許可証です。


「そっちの嬢ちゃんも振ってみろ」

マコさんも木刀持たされて素振りですが・・・


「こっちはま~るで刃先を意識しておらんの、

 普段から力任せにぶっ叩いてるように見えるの~」


マコさんは基本的には思慮深い行動が出来ますが、少し運動音痴な

所があるゲーム大好き腐人なので、身体を使う動きには頭を使わない

脳筋的な面があります。基本的にテクニックよりパワーな人です。


「ちょっとソイツを見せて貰うぞ」

愛用の日本刀を出したら爺さんに奪われましたw


「最低限な手入れはされておるの、砥が多少甘いがコレなら

 及第点って所だ、手入れは自分でしてるんか?」


ヒ『水砥ぎして油砥ぎしてますよ、我流でやってます』

ア「私の旦那様は器用なんですよ〜」


「これだけ手入れが出来るなら、多少はやれる筈なんじゃがの」

爺さんの探るような眼光がちょっと嫌ですね。


今度は持ち込んだ日本刀で素振りしてみろってなりました。

スキル切ってあったので油断してました。


何も考えず、普通にやってしまいました。

使い慣れた刀だった事もあって体に染みついた動きが出てしまい、

刀を扱う事に最適化された動きで素振りを・・・


剣術スキルが生えた事で日本刀の扱い方に理解度が深くなり、

身体の使い方に動かし方も強制的にアップデートされました。

最適化された動きに体が良く馴染んで、スキル無しでも

同じ動きが出来る様になってました。

スキル切っても体が動きを記憶していて・・・やらかしました。


さらに、アヤの祖父も可愛い?孫が出てる例の動画を

良く観ていたって事もあり、

狐面の中の人の事も簡単に見破りました。


「やはり出来るでは無いか。

 アヤの婿殿が動画の狐面の人じゃな、体の使い方が同一じゃ。

 あの動画はワシ等も良く観ておるんじゃよ、

 あの動画の動きが出来るなら質の高い稽古が出来るのう」


ア「センパイ、良い機会なんでこのジジィやっつけて下さい。

 日ごろから日本人の上澄みとかって自慢しまくってるので

 無駄なプライドへし折ってやってくださいな」


「さすがに真剣で立ち合いはよろしくないの~

 木剣で立ち合ってもらうぞ、それと魔法は使わんでくれ」


ア「人に向けての魔法は使えないので気にしなくても良いですよ。

 そしてセンパイの理不尽な強さに恐れおののくが良いぞ~」


「そこまで言うならワシに攻撃が入ったらアヤをくれてやろう」


ア「ソレだと手を抜いてしまいます、センパイに攻撃が入ったら

 私がプレゼントに変更させて貰います、

 とゆーわけで爺さまは死ぬ気で一発当てて下さい」


やはりアヤの奴はダンジョンの外でもスキルが安定して使える事に

気が付いてるみたいです。確かに外でもスキルに魔法は使えますが

威力に効果が著しく低下し魔力消費も爆増します、普通なら。


自分は称号か加護か魔道具か分かりませんがあまり効果が

落ちないんですよね、自分だけ設定バグってます。

ダンジョン内と違って魔力消費が3倍ぐらい重いですけど

身体強化も同じように使えたりするので普段は意図的にオフってます。


爺さんと仕合う事になったので

ダンジョン内魔物と同じ様に鑑定してみます。


爺さん ♂ 76才 Lv001

武闘家

Hp3 Mp1 Lp9 Str4 Atk9 Mat1

Vit4 Def2 Int7 Res1 Dex8 Agi5 Luk4

剣術4棒術3合気3先読2見切3集中4心眼2


鑑定できるとは思わなかったですが出来てしまいましたw

この爺さん、物理に振り切ってますね、魔法関連は壊滅ですが。

LP消費してスキル使うんですかね?

スキル使われたら普通に負けますよ、この内容では。



「では、手合わせ開始させて貰うぞ」


自分の準備ですがスキルを幾つか立ち上げます。

身体強化を30%に高速思考、多重思考、剣術、先読、模倣、直感

魔力的にはまだ余裕ありますが多重スキルは卑怯ですからね~

このぐらいにして様子見ですね。


ア「それでは、開始!」

アヤの号令で爺さんとの模擬戦に入ります。

剣術とか心眼とか気になるので模倣を全力で吸収しますよ~。


自分から仕掛ける気無かったのですが爺さんの方も様子見です。

一定の間合いでお互い機を窺ってる状態です。


「これは、予想以上じゃよ。その年でその剣気を纏えるとは」

なんか褒めてる?みたいですね。

爺さんの攻撃に備え先読み全力で待ってるんですが動かないですね。

動いてくれないと模倣で動きをマネできないですよ~。

自分の剣術1の数字をお手軽に上げるって予定が・・・


爺さんも動く気無いみたいなので

理力の手出して足掴まえて後頭部に一撃って出来そうですが

コレは卑怯すぎですよね、コウとかカズ相手なら気軽にやれますが。


「後の先狙いかの?埒が明かないんでワシから行くぞ」

武道家特有のすり足でヌルっと間を詰めて、振り降ろしと見せ掛け

急加速して突きを繰り出してきました。

読めてたので身体を捻って躱し木剣を下から叩いておきます。


「強いのう、あんなに余裕で躱されると思わなんだ」

ア「センパイは1対1では被弾しないんですよ〜」


「それなら様子見終わりじゃ、本気で行くぞ」

ア「孫の幸せのために死ぬ気でって言ったのに〜」


「アヤは少し黙っとれ、気が散る。

 ここからは我が流派、神○流剣術でお相手する」


キターって感じです、模倣の準備は万全です。

構えが変わり動画サイトで観た事がある動きになりました。

生の動きは勉強になりますが、攻撃のキレが大きく上がって

自分の余裕は無くなって防戦一方な展開です。

暫くは回避に専念な時間です。


先読みも全開で使って何とか回避しまくっていたら

爺さんの体力切れで終わりを迎えます。


「攻めきれんかった、ワシの体力も限界じゃ」

ア「爺さまの攻撃は全く入って無いですよ〜」


「もう、終いじゃ。疲れた」

こんな感じで仕合は終了しました。

剣術の数字が上がってると嬉しいんですがどーでしょうか、

ステータスのセルフチェック出来ないのも不便です。




読みに来ていただき感謝です。

誤字脱字報告いつも助かってます。


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