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第72話 【大蟻戦争】〖勇者〗(sideリリヴィア)

 『ちょっと! 何で回復してるのよ!?』

 『ン? 先程、オ前達ガ色々話シテイル間ニ〖自己再生〗デ消耗シタ体力ヲ回復サセテイタダケダガ?』


 思わず念話で大声を出すリリヴィア。

 それに対してギオウは「何言ってんだコイツ?」みたいな感じで答える。


 『……<HP>だけでなく<MP>まで回復してるんだけど……』

 『<MP>ノ方ハ〖MP自動回復〗ダ。……マア何ダ、〖チャクラ解放〗ハ確カニ体力ヲ消耗スル。ダガ消耗シタ分ハ〖自己再生〗デ回復スレバヨイ。〖自己再生〗ニ必要ナ魔力ニツイテハ〖MP自動回復〗ガアルタメ時間経過デ賄エル。マタ〖HP自動回復〗デ体力ノ消耗自体モカナリ抑エラレルカラ、ペース配分ニサエ気ヲ付ケテイレバ体力切レナド起コサナイ』

 『要するに自動回復と再生スキルでデメリットを帳消しにしてるわけね……何その弱点詐欺!? もしHP減少に目を付けて長期戦に持ち込んだら、永久に終わらない無限耐久マラソンやらされるわけ!?』

 『ウム。何ヲ言ッテイルノカ良ク分カラヌ部分モアルガ、概ネソノ通リダ。持久力ノ弱点ニツイテハ既ニ克服シタトイッテ良イ。仮ニ敵ガソコヲ突イタトシテモ無意味ダ』

 『しれっとシナジー発揮してんじゃないわよ! どう考えても序盤に出てくる敵じゃないわ!』


 地団駄を踏むリリヴィア。

 だがそもそも、そうそう都合良く物事が進むとは限らない。

 むしろ上手くいかなくて当然だ。


 なんの予兆もなくいきなりラスボス級の敵に出会ったり、その敵が容赦のない高度な戦術を駆使してきたり。

 そんなことも絶対ないとは言い切れないというシビアな世の中なのだ。


 『誉メ言葉ト受ケ取ッテオコウ。トコロデ、ソチラコソジットシテイテ良イノカ? 様子見シテイルウチニ大分時間ガ経ッテシマッタガ、掛ケ直シタ強化スキルモソロソロ解ケルノデハナイノカ? ン?』


 悔しがっているリリヴィアに対してマウントを取り始めるギオウ。

 表情の変化は分からないものの、何となく「ドヤァ~」という感情が伝わってくる。

 キッとギオウを睨むリリヴィア。


 『ふん! お気遣いどうも! でもはっきり言って大きなお世話よ! 例え貴方に弱点が無くても私の勝ちは揺らがないわ! お喋りはもう終わり! 行くわよ!』

 『ホウ。ナラバ確カメテミルトスルカ』


 リリヴィアとギオウは同時に走り出す。

 一瞬で間合いを詰め、交差する。

 リリヴィアの脇腹から血が流れ、ギオウの甲殻に一筋の傷が出来る。


 『フッ』

 「はっ!」


 傷を負っても両者共に怯むことなく再びぶつかり合い、お互いに傷つけあう。

 もちろん〖自己再生〗を発動しており、傷はできた傍からあっという間に治っている。

 そして治った傍から新たな傷を負う。


 『〖デッドリーアシッドオーラ〗!』


 機を見て仕掛けるギオウ。

 現在戦いはお互いが何度も突撃してすれ違い様に攻撃し合う形となっている。

 自身の周囲全てを攻撃範囲とするこのスキルであれば、いままさに再び交差しようとするこのタイミングならば、確実に当てることが出来る。

 酸のオーラで全身を焼かれた瞬間、すかさずそこに追撃を入れて仕留める。

 そんな目論見で発動したスキルだが、しかしその役割を果たすことはできなかった。


 「〖気鋼闘衣〗!」


 ギオウがスキルを発動したのと同時にリリヴィアもそれに対抗するためのスキルを発動していたからだ。

 〖気鋼闘衣〗は体力を消費して全身を覆うバリアを生み出す、拳神術のスキルだ。

 より正確に言うなら<HP>を消費して、その消費量に見合った強度のバリアを作り出す。

 このスキルによってリリヴィアの身体は、厚さ10cmほどの透明な保護膜のようなバリアに包まれ、そのバリアによって〖デッドリーアシッドオーラ〗による攻撃を防いだのだ。


 「〖オーラブレード〗!」

 『……ッ!』


 無傷で接近し、至近距離から斬撃を繰り出すリリヴィア。

 思惑を外されたギオウはその一撃を躱すことが出来ず、まともに受けて吹き飛ばされる。


 「〖神速の一閃〗!」


 宙に浮いたギオウにリリヴィアはすかさず追撃を放つ。

 彼女は首を切断するつもりで放ったのだが、ギオウが咄嗟に身を捩ったことで狙いが外れ、少しかすっただけに留まった。


 『土魔法〖クレイガン〗!』


 さらなる追撃を繰り出そうとするリリヴィアだが、そこにギオウが牽制のために放った攻撃が来たので、回避する。


 『フム……先程ヨリモ、明ラカニ強クナッテイルナ……強化スキルノ効力ヲ引キアゲタノカ』

 『いいえ。生憎バフの効果を引き上げることはできないわ。〖魔法規模拡大〗は攻撃魔法の威力や回復魔法の効果とかだったら魔力を上乗せした分だけ引き上げられるのに、なぜかバフの強化率だけは引き上げられないの』

 『フム……』


 ギオウの推測をリリヴィアが否定する。

 〖魔法規模拡大〗は全ての魔法を思い通りに強化できるわけではない。

 リリヴィアはこのスキルを獲得した時、様々な魔法に試して効果を詳しく検証したのだが、その結果、バフやデバフなど一部の魔法に関しては効果の対象範囲などは変えることが出来ても効果そのものを高めることはできないことが分かったのだった。


 ちなみに、バフやデバフの効果は意外と融通が利かなかったりする。

 例えば全ステータスを1.5倍にする魔法〖セイントストレインセニング〗を2回唱えて


 1.5×1.5=2.25倍


 なんてことにはならない。

 バフもデバフも強化される前の数値に対して働くため、何回掛けても1.5倍にしかならないのだ。


 また異なるバフを掛けた場合などは効果が高い方が出てくる。

 例えば<攻撃力>のみが2倍になる魔法と<ステータス>の全てが1.5倍になる魔法を両方かけた場合だと以下の通り。


  <攻撃力>:2倍

  <防御力>:1.5倍

  <魔法力>:1.5倍

  <素早さ>:1.5倍


 魔法以外の、格闘術などの武術スキルにもバフ・デバフスキルは存在するが、これらについても魔法と同じで効果の引き上げや重ね掛けはできない。

 そんなわけでギオウが思ったようなバフ効果の引き上げは不可能なのだ。

 だがしかし、それではリリヴィアの強さが変化していないのかというとそうでもない。


 『〖チャクラ解放〗についてあっさり教えてくれたお返しに、私も1つ教えてあげるわ。私の持つ<特性スキル>に〖勇者〗というのがあってね。これは自分よりも強い敵と戦うときに限って全ステータスが上昇するというスキルなの。<特性スキル>の強化だけは例外的に他の強化スキルとも効果が重複するのよ。つまり今の私はこれまで掛けていたバフスキルに加えてこの〖勇者〗の効果が重複していることで、戦い始めた時点よりもさらに強くなっているわけ』

 『フム?』


 大剣を構えて睨み合ったまま得意げに話し出すリリヴィア。

 ギオウはイマイチ腑に落ちないという感じで話を聞く。


 『ふっふっふ。そんなスキルがあるのなら、なぜ最初から発動していなかったんだって言いたげね』

 『ウム。ソウデハ無イノカ?』

 『そこは単に発動の条件を満たせていなかったってだけよ……<特性スキル>は普通のスキルと違って自分の意志で発動できないのは知ってるかしら? 〖勇者〗の発動条件は敵が自分よりも強いことと、戦いが始まってから一定時間が経過することの2つ……例え自分より強い敵と出会ったからって、いきなり発動できるわけじゃないの』

 『ナルホド。ツマリ貴様ノ時間稼ギノ意図ハ、ソノ〖勇者〗トヤラヲ発動サセル為デアッタト……』

 『その通り! いい? そういう訳だから決して貴方の弱点詐欺に引っかかったわけじゃないの! 私には確かなプランがあって、そのための時間稼ぎだったの! むしろ有利な状況に余裕こいて、勝機を逃したのは貴方の方よ!』


 これが言いたかったんだとばかりに大声でまくし立てるリリヴィア。

 さっきギオウからマウントを取られたのが悔しかったらしい。


 ちなみに〖勇者〗の効果について、詳細は以下の通り。


---------------------------------------------------------------------------------


<名称>:勇者

<説明>:多くの者が恐れる脅威や困難に挑み、打ち勝つ者の特性。

     <ステータス>の数値合計が自身を上回る者と戦った場合、一定の時間をおいて徐々に全ステータスが上昇していく

     各ステータスは最大で元の数値の3倍まで増加する。

     戦いが終わると各ステータスも元の数値に戻る。


---------------------------------------------------------------------------------


 注意事項として、敵と一定以上の距離が開くと戦いが終わったと見做されてしまい、効果は消失して時間稼ぎもやり直しとなる。

 そのため、敵が強いからといって転移で安全な場所に逃げて、効果が現れた後に改めて戦場に戻る、などということはできない。

 敵が逃げてしまった場合も同様で、ギオウが地上に撤退した際も一度戦いが終わったという扱いになっていたりする。


 少しの間だけ攻防を中断して睨み合ったり、あるいは距離が開きすぎない範囲で後退するくらいなら問題ないのだが、そんなわけで〖チャクラ解放〗で劣勢となった時にもリリヴィアは逃げようとしなかったのだ。


 『いまも〖勇者〗の効果で私はパワーアップし続けているわ。さあ、早く私を倒さないと、どんどん不利になっていくわよ?』


 ちなみに、現時点のリリヴィアの<ステータス>は以下の通り。


---------------------------------------------------------------------------------


<名前> :リリヴィア・ファーレンハイト

<種族> :人間

<ジョブ>:勇者Lv100/100

<状態> :全ステータス上昇(大)

<HP> : 805/1000

<MP> : 128/ 800

<攻撃力>:1657(850)+110

<防御力>: 975(500)+130

<魔法力>:1560(800)+100

<素早さ>:1365(700)

 ・

 ・

 ・


---------------------------------------------------------------------------------


 まだまだギオウと互角とは言い難く、持っているスキルを総動員して辛うじて渡り合っている状況だったりするのだが、敢えてリリヴィアは強気に発言する。

 なぜならマウントを取りたいから……ではなく、駆け引きの一環である。


 (こう言って焦らせればあるいは……)


 相手のミスを誘発できるかも、という期待を込めてリリヴィアは精一杯余裕の表情を作る。


 『長引カセレバ不利ニナルコトハ理解シタ。ダガソウ慌テルコトハナイ』

 (ちっ)


 しかしギオウに慌てる様子は見られない。

 心の中で舌打ちしながらリリヴィアはギオウと睨み合う。


 ……1秒……2秒……睨み合ったまま、時間が過ぎていく……


 『土魔法〖クレイガン〗!』

 「空間魔法〖短距離転移〗!」


 突然、じっとしていた両者がほぼ同時に魔法を発動。

 ギオウが土の弾丸を放ち、それをリリヴィアが転移で避けようとする。


 「ぐぅ……」


 しかし転移はわずかに間に合わず、弾丸はリリヴィアの腹に命中。

 〖チャクラ解放〗によって強化されているギオウの攻撃は、その1つ1つが致命傷になり得る。


 転移した先で被弾した部位を抑えて唸るリリヴィア。

 彼女の身体は〖気鋼闘衣〗によって守られているので致命傷ではないものの、それでも直撃すれば大ダメージは避けられない。


 (……バフ切れで<ステータス>が下がった瞬間を的確に狙われた! っていうか<素早さ>がスキルの発動速度にまで影響するのを忘れてたわ。おかげで避け切れなかった)


 スキルの発動速度に影響すると言ってもコンマ数秒以下の誤差程度のものだ。

 だが、ギオウとの戦いはそのわずかな差が無視できないものとなる。


 『転移先ハ、視線デ分カル。イツマデモ通用スルト思ウナ! 〖キャノンタックル〗!』


 ギオウは素早くリリヴィアの位置を特定して突進。


 「神聖魔法〖神壁結界〗! すかさず【煙玉】に即席ブービートラップ!」


 しかし今度はリリヴィアの防御が間に合う。

 ギオウとリリヴィアの間にやや白みがかった透明な障壁が発生し、ギオウはその障壁に激突。


 ガンッ! ピシピシピシ……パリン!


 時間にして1~2秒くらい、障壁はギオウの突進を押し止める。

 その隙にリリヴィアは【魔法の袋】をひっくり返すようにして中から大量の煙を出す【煙玉】を3つ取って地面に投げつけ、ついでに触れたら爆発したり相手に巻き付いて拘束したりするトラップ用アイテムをばら撒いたうえで、その場を離れる。

 直後にギオウは強大なパワーと甲殻の頑強さに物を言わせて障壁を破壊。

 そのまま煙で何も見えなくなった場所に突っ込む。


 『ム、小癪ナ……』


 突っ込んだことでギオウはリリヴィアがばら撒いたトラップアイテムに触れてしまう。

 リンゴのような見た目で、わずかな衝撃で爆発して敵を殺傷する【アップルボム】。

 見た目はどこにでもある縄でありながら、触れた者に自動的に巻き付いて拘束する【オートバインドロープ】。

 そういったアイテムがギオウの脚に触れて爆発し、あるいは巻き付いて動きを妨害しようとする。


 もっとも、【アップルボム】の殺傷能力ではギオウの甲殻を傷つけることはできず、【オートバインドロープ】もギオウの巨体を拘束するには長さが足りず、脚の1本に巻き付く程度。

 大して効果があるようには見えないが、それでも【煙玉】の煙はリリヴィアの姿を隠すことに成功しており、敵を見失ったギオウは腹立たし気に吐き捨てる。


 (不意打ちのチャンスなんだけど……その前に<MP>を回復させないと……)


 一方、煙や周囲の木々を利用して上手く隠れたリリヴィアは音を立てないように注意しながら【特製マナポーション】を飲む。


 (うぅ……お腹がいっぱいになってきた……けど、【スタミナポーション】も飲んでおかないと……)


 この時点でリリヴィアが飲んだのは【特製マナポーション】を3本と【スタミナポーション】が1本の合計4本。

 1本当たりの量は小さめの缶ジュース程度なので、それほどでもないのだが、短時間に何本も飲むと当然胃袋が限界になる。

 ゲームとは異なり、回復薬を無限に使用し続けることはできないのだ。


 リリヴィアが追加で【スタミナポーション】を飲んでいると、ギオウが新たな行動に入った。


 『兵達ヨ。新タナ任ヲ与エル。我ガ敵、リリヴィアヲ探シ出セ! 今オ前達ガ戦ッテイル敵ニツイテハ、イクラカ抑エヲ残ス程度デヨイ』

 『皆ノ者、ギオウ様ノ命令デアル。半数ハギオウ様ノ元ヘ向カエ! 残リハ妾ト共ニコ奴ラニ止メヲ刺ス!』

 「「「クチャ!」」」


 見失ったリリヴィアを探すため、それまで盗賊達と戦わせていた配下を動かしたのだ。

 ギオウとギアンの命令で蟻達は2手に分かれる。

 片方はギオウのもとに移動して襲撃を警戒しつつリリヴィアを探す。

 残りの半分はそのまま盗賊達と戦い続ける。


 「……て、敵が去っていく……」

 「つっても、半分はそのまま残って襲ってくるぞ。とにかく、戦いに集中しろ……」

 「ぜえ、ぜえ……ちきしょう、体が重い……」


 盗賊達にとって敵がいなくなってくれるのはありがたい話なのだが、しかし彼らの顔色は優れない。

 ただでさえ蟻達の集団戦術に苦戦しているうえ、戦っているうちにリリヴィアから掛けられたバフが切れてしまい、疲労感に襲われている。

 限界が近いのだ。


 「〖衝撃波〗!」

 「あ、蟻達が!」


 しかしそんな絶望感が漂う戦場に、どこからともなく攻撃が放たれる。

 地面を這うように低く放たれた〖衝撃波〗が盗賊達と戦っている蟻を何体も蹴散らし、盗賊達を窮地から救い出す。


 「さあ、しっかりしなさい! 光輝魔法〖エリアヒール〗!」


 攻撃したのは隠れていたリリヴィア。

 敵を減らすとすかさず回復魔法を唱える。

 彼女は敵に見つからないように隠れながら移動して盗賊達を救ったのだ。

 ちなみに〖エリアヒール〗は複数人を同時に回復させる範囲魔法である。


 「傷が治っていく……助かるのか?」

 「すげえ……」


 彼女の魔法によって、満身創痍だった盗賊達は全員回復し、リリヴィアを感謝と尊敬が混じったまなざしで見つめだす。


 「よし、全員回復したわね!」 


 満面の笑みをたたえて心から嬉しそうに話しかけるリリヴィア。

 その様はまさに救世主。

 盗賊達はいまだ戦いの最中であるにもかかわらず、これで自分は救われたのだと錯覚する。

 そんな彼等にリリヴィアは告げる。


 「じゃあ皆、ギオウに突撃して!」


 その瞬間、盗賊達の表情が凍り付く。

 ピシリ、と擬音が聞こえてきそうな感じで。


 「「「ふざっけんなーーーー!!!」」」


 錯覚はしょせん錯覚。

 それに気づいた盗賊達の、怒号とも悲鳴ともつかない叫びが木霊する中、なおも戦いは続く。


 物語世界の小ネタ:


 〖HP自動回復〗や〖MP自動回復〗の回復速度は基本的には以下の通りです。


 Lv1  : 1時間に1ずつ回復。

 Lv2  : 10分間に1ずつ回復。

 Lv3  : 1分間に1ずつ回復。

 Lv4  : 10秒間に1ずつ回復。

 Lv5  : 1秒間に1ずつ回復。

 Lv6  : 1秒間に2ずつ回復。

 Lv7  : 1秒間に5ずつ回復。

 Lv8  : 1秒間に10ずつ回復。

 Lv9  : 1秒間に30ずつ回復。

 Lv10 : 1秒間に50ずつ回復。


 ※ただし、本人の体調や状況次第で回復速度は多少変動します。


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