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詩集  作者: 香坂茉音
21/32

ウサギの寝床

不思議の国のアリスを大人の世界に変化させて書きました。(1/4)


あなたがTシャツを着るとき

目を瞑るの知ってるの

だから私はその間に消えた方がいいのかな?

そっちの方が都合がいいでしょう

あなたが恐れているのは彼女じゃない


暗闇の中で見える小さな赤い光

まるで警灯のよう

とっても熱い

だからって押し付けないで

私に痕を残さないでよ


私たちの思い出は煙のよう

誰も気づかないけど有害

あなたが吸い込んだのは虚無

短くなる

私の心はその灰のよう


紫色のウサギの寝床

バスルームにピアスを残す

自分だけが寂しいと思ってるの?



私に話しかけるとき

咳払いするの知ってるの

だから私はその間に身構えて、怯えてる

逃げ出す支度をしているんでしょう

あなたは靴を履いてしまうから


窓の外から流れる長く白い光

まるで断頭のよう

何も痛くない

だからって割り切らないで

私に傷を残さないでよ


どこからか聞こえるクラクション

時の終わりを告げる警報

あなたは鋭く 跳ねる両耳

追い出さないで

私に残るものは何もない


紫色のウサギの寝床

ベッドルームのシーツに口付け

自分だけが寂しいと思ってるの?





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