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詩集  作者: 香坂茉音
13/32

特徴的なイカサマ師


椅子に座って足を組む

遠くからショーを観て

演じ終えたあなたに拍手を送る


空っぽの劇場で、私は静かにラブレターをしたためる

そして破いて捨ててやる

伝わらない 届かない 軽くないから


チヤホヤされるのが好きなんでしょ?

たくさん喋る子が好きなんでしょ?

お小遣いをあげれば名前を呼ぶ

どうせ覚えてないくせに

あなたは舞台の向こうだもんね


私はリストの6番目くらいに入ってるけど、

ただの顧客じゃない

彼女たちと同じじゃない

あなたが嫌いなんじゃない

他の女が気に食わない

違うやっぱりあなたも嫌い


一方的な片想い

特徴的なイカサマ師

どちらも同じよね

だからお願い 私のことは忘れてね


そう次は果たし状

見返して見せる下剋上

目を引くため独壇場

後悔しろよその表情



海辺のスイートで、私は決別のラブレターをしたためる

そしてあなたに送りつける

読みもしない 見もしない 重くないから


私のことを考える時間がある?

ただ黙ってるだけに見える?

私のこと欲しいと思ってよ

どうせ興味ないんでしょ

あなたは画面の向こうだもんね


椅子に座って足を組む

遠くからショーを観て

演じ終えたあなたに拍手を送る


一方的な片想い

特徴的なイカサマ師

どちらも同じよね

だからお願い 私のことは忘れてね



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