表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

【能楽 狂言より 『井杭』】 ~いつもいつも、それはもうポカポカ頭を叩かれるから何とかしてくれと清水の観世音様にお願いしたら、体が透明になる不思議な頭巾を賜った件~

作者:耳成餅
さあ歴史好きの皆様、変わったものが読みたい皆様。
ここらで一つ「狂言」なんて如何でしょうか。
【第一回】の狂言は『井杭』。

 特に歴史好きの皆様にお勧めします。
 何故なら、かつてこの狂言は日本史上最高の役者によって演じられております。
 かつて時の天皇陛下の前で演じられたその時の『井杭』の演者は――

 ――豊臣秀吉公、徳川家康公、前田利家公――

 どうです? 豪華とは思いませんか? 
 官位の高さが最高じゃないですか。

 自らを歴史好きを自認する皆さまであれば、豊臣秀吉公、徳川家康公、前田利家公が役者をした演劇を知らないなんて、勿体ない。
 教養の一環としても是非知っていてほしい。そんな御話です。

あらすじ
 いつもいつも屋敷の主人に頭を叩かれる美少年、井杭。
 何とか頭を叩かれるのを防ごうと清水寺の観世音菩薩に祈願をしたところ、姿が消える不思議な頭巾を賜った。井杭はその頭巾を被って姿を隠し頭を叩かれまいとする。
 最初の内は成功するが腕の良い占い師の登場で次第に追い詰められていく井杭。
 井杭は、屋敷の主人と占い師の鼻を明かせるのだろうか。

 さて「井杭」の著作権ですが、これに限らず私がこれから書く狂言を基にしたシリーズの底本は国立国会図書館デジタルコレクションにて公開されている――
――『和泉流狂言大成 山脇和泉 著 (わんや江島伊兵衛, 1919) 』全4巻となっています。
 著作者は4巻とも『山脇 和泉』と奥付に記載されております。
 よって二次創作のガイドラインにある『童話、古典文学など著作権の保護期間が終了している作品を原作とした小説』に当たります。
 しかしこのことを証明するにはこの『あらすじ』は余りにも狭すぎるので、後に設ける『第一話の後書き』の中において細かい事を書くことに致します。

 *この作品は『ノベルアッププラス』様にも投稿しております。

清水寺の段
2021/01/17 16:19
屋敷門内の段
2021/01/17 19:16
算置の段
2021/01/17 20:16
井杭の段
2021/01/17 21:18
蛇足たる解説
2021/01/18 00:34
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ