1.そもそもギルドとは何か?
ヤベエ…
情報量がハンパねぇ…
そもそも攻城戦の話から書き始め様とした私も私だが、それにしたって纏まらねぇ…
なので、大まかな概要だけ先ず先に書く
その上で、質問等出たら詳細を別途書くわ
後、基本ココに書かれている事は日本国内でのプレイングをベースにしている
正直、海外のプレイ迄サポート出来んよ
始めに
初期のDDにはシーフギルドは存在し無かった
何故なら初期のDDはあくまでダンジョンを探索する事を目的としていたからだ
初期の頃にもダンジョンの外には世界が広がり其処には町や村も有ったが、それらは冒険の舞台と言うよりはダンジョン内で使用するアイテムの補給場所やダンジョンに潜る為の理由付け用のフレーバーテキストの様なモノでしかなかった
しかし、レベルキャップの解放と共に世界観の拡張が行われる様になると状況が一変する
特に大きな問題となったのがシーフの扱いだった
何故ならシーフとはその名の示す通り"盗賊"であり、ガチの犯罪者だったからだ
ダンジョンと言う治外法権の中では自由に動けていた彼らも、法の統治下に於いてはその自由度が極端に制限されてしまう
その対策としてシーフギルドと言うシステムが導入された
つまり、元々シーフギルドとは犯罪者の為の裏社会の組織であり、ギャングやマフィアの類なのだ
だからこそ、シティアドベンチャーに於いてシーフは主役を張れるのである
ところでDDのヒットに伴い、後追いの形で様々なシステムが発売されたが、これらの初期のゲームにはギルドシステムは殆ど存在しなかった
これには色々な理由付けがあるが、主に初期のシステムはその背景世界よりもゲームシステムに重きが置かれていた為に、冒険の中心がダンジョン等の限定的な場所以外には無かった為と思われる
しかしその後、背景世界が充実し出すとゲームのプレイングの方向性に変化が現れる
プレイヤー達は単なるダンジョンでのハクスラだけでなく、外の世界での毛色の変わった冒険に興味を持ち始めたからだ
この変化によって再びギルドが注目される事になる
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外の世界の冒険は、ダンジョン内の冒険とか違い単純なハクスラだけでは解決出来ない事態が数多く含まれる
ここで問題になったのが
何の後ろ盾も無い流れ者は、その行動に極めて大きな制約を受ける
という事である
其処で出て来るのが"ギルド"という組織だ
これらの組織がPCの後ろ盾となる事で、PCの行動制限が大幅に緩和されるのだ
又、ギルドにPCを所属させる事はシナリオへの誘導やプレイヤーの暴走の抑止等、GMのゲームコントロールとしても大変都合が良かった
この様な理由から"ギルド"は、主としてプレイヤー側から半ば自然発生的に産み出され、拡散していったのである
しかしここで言う"ギルド"は、今言われている様な冒険者ギルドとは別物であり、単一職の互助組織の様なモノで特に識別が必要な時には"クラスギルド"と呼ばれていた