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名画座にゆこうか

「廓育ち」1964年 佐藤純弥 監督

作者: あめのにわ

シネマヴェーラ 「廓育ち」1964年 佐藤純弥 監督。


吉原遊郭や祇園の遊郭を描いた作品はあったが、本作は京都の島原遊郭。


京都はハイティーンの頃によく歩いたが、河原町、御池、三条、岡崎ばかりで、島原の方面はほとんど知らなかった。現れる鉄道は嵯峨野線か。


主人公の嘆く「廓」とはいまなら「絆」だろう。日本的「絆」のえげつない側面が題材だが、比較的どうしようもない状況なのだが描写がドライなので飽きない。


やりてのじいさんに「教育」させるくだりなど、まるで町田ひらく作品のよう。このような描写はあまり同時代の映画には出てこないが、たぶんあったことだろうな。


原作者の川野彰子という人は直木賞候補になっていたが、どうも本作の公開直前に亡くなられている。検索すると当時の直木賞講評がある。


2017/08/28


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