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007初日終了

『気配察知』で索敵しながらさくさく森を進むと、少し開けた場所に到達した。

奥に続く小道が二手に分かれているが、この場所はある程度の見晴らしも良く、周りにモンスターの気配はない。

多分中間地点といったところかな?


「お!なんだかいかにも!って感じの場所だね~!ちょっとこの辺で小休止しながら作戦会議でもする?」

浅尾さんが提案する。確かにここなら少し腰を落ち着けて休めそうだ。


「了解。じゃあ、『野営』を使ってもいいかな?」

「さっすが~!よろしくっ!」

「お、お願いします!」


2人の許可を得て俺はその辺の木の枝を拾い集め、まず営火の形をつくる。

火をつけるのは都築さんの火炎魔法Lv1『炎熱操作』にお任せして、次に小石を拾い集めると営火を中心に半径2mほどの円環状に配置した。


「『野営(キャンプ)』」

宣言してスキルを発動させる。

『野営』はある程度スペースがある場所で、周辺にモンスターがいないことを条件に使用可能なスキルだ。


一番の効果は使い捨てのログイン拠点が設定できること。

アルフ・ライラは通常フィールドでログアウトした場合、最後のログイン拠点(女神像のある町や村)を出た後に手に入れたお金・アイテムを全て失ってしまう上、次回スタートはログイン拠点からのやり直しになってしまう。

しかし『野営』で拠点を作っておけば、そこまでのお金・アイテムの取得状況をある種『セーブする』ことができるし、野営地でログアウトすれば次回はそこから始めることができる。


ある程度の距離を遠征する場合は必須のスキルだろう。

それ以外にも同レベル以下のモンスターが近寄りにくくなる効果があり、こうした小休止の際の安全性を高めることもできる。……過信は禁物だが。


「便利だよね~、冒険者。私もあとJPが1上がったら取ろうかな~。」

呟く浅尾さん。それもいいかもしれない。浅尾さんのジョブは剣士・祈祷師・羊飼いだが、浅尾さんの戦闘センスが優れているおかげで、現状祈祷師の出番がない。丘陵地帯の敵の強さが分からないため、まだ判断するのは早いが、浅尾さんの言うとおり将来的には浅尾さんが冒険者をとり、俺が違う職を選ぶのもありかもしれない。


「高津くん、MPがだいぶ減ってますけど、回復しましょうか?」

「あ、じゃあヒナちゃん、私のMP使ってよ~」

ありがたい申し出なので、素直に受ける。

都築さんはちょっと恥ずかしそうに俺の手をとり、もう片方の手で浅尾さんの手をとると詠唱を始めた。


「では行きます。[慈悲深き御方(おんかた)、その御技(みわざ)を我に貸し与え給え。(われ)が聖霊の力の根源たる魔力の導き手となることを許したまえ……『魔力譲渡(ミア・グレイス)』]!」


巫女のスキル、聖魔法Lv3『魔力譲渡(ミア・グレイス)』だ。

術師系も含め、今の俺たちが使える魔法レベルの最高が3なのだが、Lv2までと違って発動させるのに都築さんが唱えたような章句が必要となる。


攻撃魔法の場合だととっさに発動できないのが不便なので普段使うことはないのだが、効果は大きいためこういうときにはありがたい。

都築さんを介して浅尾さんから魔力が流れ込み、半分近くまで減っていた俺のMPがぐんぐん回復する。


「ふう、ありがとう。すっかり回復したよ。」

「いえいえ、どういたしまして。MPはアヤちゃんから頂きましたし、高津くんは索敵にも戦闘にも大活躍ですから、この程度はなんてことないですよ。」


「……っていいながらヒナちゃん、まだ高津くんの手を握ってるね~?私の手はすぐに放したのにさ~。どういうことかな~?」


「え!?あ、すすすすすすすみません!!!」

からかう浅尾さんに、真っ赤になりながらぱっと手を離す都築さん。

前々から思っていたのだが、浅尾さんはこういう絡み方が好きみたいだ。

俺も餌食にされないように気をつけないとな。


「浅尾さんもありがとう。助かったよ。」

「い~え~、私は今のところMPの使い道がないし、高津くんのMPタンク代わりに利用しちゃってよ!」

ともすれば言い辛いことも、ニカッと笑顔で言えるのは浅尾さんのいいところだな。



■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □



「さ~て、これからどうしようか?」

村で作ってもらったおにぎりに豪快にかぶりつきながら浅尾さんが聞いてきた。

「う~ん、ログインしてから約5時間、目が覚めるまであと2時間ちょっとですか~。このまま進むか1回村に戻るか迷うところですね~。」

対照的に、はむはむと少しずつ食べ進める都築さん。


「ん~、私的にはもうひと進みしてから戻りたいかな。ほら、小道が二手に分かれてるからさ、今日はどっちか片方に行ってみて、残った方に明日行くっていうのはどう?」


なるほど、確かにそれも面白いかもしれない。

奥に進む小道のうち、方角的にたぶん右手の方がこの島で最も危険な丘陵地帯に続いていると思われる。

左手の方は……どうだろう。頭の中で村で見た女神像の地図を思い浮かべた。

残念ながらオートマッピングなどと都合のよいものはないので、ここは自分の記憶が頼りだ。……確か、湖か何かが描かれていたような?

あいまいな記憶だけれども、と前置きをして2人にもそのことを話した。


「なるほど~、丘陵地帯は明日の楽しみに取っておきたいね、左手がいいのかな?」

「私もそれに賛成です!……一番の危険地帯というからにはもう少しレベルを上げてから行きたいですし、確か村で受けたクエストのうち、湖関連のものがあったかと。」

じゃあ決まりかな。都築さんの言っていたクエストは確認したところ『湖のヌシを釣れ!』だった。余裕があれば湖の前で釣りスキル持ちに切り替えてみよう。



■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □



俺たちは食事を終え、営火を消してしばらく左の小道を進んだ。

MPを補給してもらったおかげで、相変わらず『気配察知』を常時発動している。


「よっ、と!」

そうこうしているうちにまたモンスターの群れを発見したが、浅尾さんがあちらが気づく前に奇襲を仕掛け、あっさりと1匹を両断した。

モンスターの名前は『ブレード・ウィーゼル』。前脚が剣のように尖った巨大イタチだ。はじめての遭遇になるが、学者のスキル『解析』で見たところ、同じサイズのモンスターであるフォレストウルフと比べてあまり強さに差はない。ただ最大でも5頭までだったウルフに対して、数が倍近くいるのが厄介だな。


続いて都築さんの『風破斬(ウィンド・カッター)』が2匹まとめて薙ぎ払い、俺も剣で1匹仕留めつつ、『魔弾(マジック・ショット)』で残りを牽制する。

一瞬ひるむ巨大イタチ達。その隙を見逃さずまた浅尾さんが斬りかかり、立て続けに2匹を葬った。


すごいな、浅尾さん。

だが残った4匹が体制を立て直して浅尾さんに襲い掛かった。

「アヤちゃん、危ない!」

思わず都築さんが叫ぶ。

浅尾さんは天性の身のこなしでかわしつつ、避けきれない分は盾でいなすが、それでもいくつかは攻撃を受けてしまったらしい。浅尾さんの腕や頬に数本赤い線が入り、HPバーが若干削られる。


「ふっ!」

俺はすかさず援護に入り、1匹を(ほふ)るとともにもう1匹の前脚を斬り飛ばす。


「『炎呪(ファイア)』!」

射線上に俺と浅尾さんがいたためだろう。『火炎烈砲(フレイム・レーザー)』や『風破斬(ウインド・カッター)』ではなく、地面から火柱が上がる火炎魔法Lv1を都築さんは選択した。怯んだ2匹のうち、1匹は浅尾さんが、もう1匹は俺が始末する。


残りは前脚を斬り飛ばした個体のみだが、勝ち目がないことを悟ったのだろう。逃亡を開始していたが、その背中に俺が左手でスローイングダガーを放って仕留めた。

利き手でない方でも正確に狙えるのは『投擲』スキルのおかげだな。


「浅尾さん、大丈夫?」

「いや~、あはは大丈夫だよ。さすがにちょっとかすっちゃったけど、全然へ~き~。」

頬や腕に赤い線を残しながら笑顔でこたえる浅尾さん。

現実世界の基準でいけば少し目立つ傷かもしれないが、HPの減り具合からして本人の言うとおりかすり傷なのだろう。

それほど血がにじんでいるわけでもない……というより、魂の端末なので血ではなく生命エネルギーが身体を流れているのか?傷口はうすぼんやりと赤く光っている。


「よかった~、心配しましたよ~」

「もう、大げさだなあヒナちゃん。これくらいなんてことないって」

近寄ってきた都築さんにひらひらと手を振ると、早速今まで出番のなかった祈祷師のスキル『祈り』を発動する。

HPバーが徐々に回復をはじめ、それにともなって傷がふさがっていった。


「もう、まったく!あんまり危ないことしちゃダメですからね!」


安心の裏返しなのか、珍しく強い口調の都築さんに対して、「は~い」とぺろりと舌を出して謝る浅尾さん。

そのやりとりに若干照れたのか、都築さんは「ダガー拾ってきますね!」と俺が投げたスローイングダガーを回収に走った。


……ん?

都築さんがダガーの落ちている場所まで走ると、俺の『気配察知』に今まで無かった反応が突然出現する。

場所は……都築さんの真上だ!


「あ、こっちの方、湖が見えま……」

「都築さん!そこ危ない!下がって!」

俺は警告を発しながら駆ける。浅尾さんもすぐに続いてくれた。


「え?あ、きゃあああああ!」

悲鳴を上げる都築さん。その真上から現れたのは


ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ


不快な羽音をともなう巨大な雀蜂の群れ。スキル『解析』を使うとHPバーの上に『エヴィルワスプ』と名前が表示される。レベルは4、先ほどのブレードウィーゼルよりも上だ。

やばい!あそこに巣があったのか。

体長40cmほどにも及ぶ蜂たちが特有の高速機動であっという間に都築さんを包囲しようとしている。

間に合うか!


しかし、俺たちがそこに到達するよりも早く、都築さんが動く。

「ファ、『火炎球(ファイアー・ボール)』!!!!」


ドォン!

激しい爆発音とともに蜂の一部が吹き飛ぶ。

『火炎烈砲(フレイム・レーザー)』と同じ火炎魔法Lv2だが、単体相手に特化した火炎烈砲(フレイム・レーザー)に対し、こちらは広範囲を巻き込む爆裂魔法だ。

至近距離で放つのは若干危ないが、蜂相手に一発撃ち込むのであれば、悪くない判断だと思う。

よし、そのままうまくこちらと合流してくれれば……

「『火炎球(ファイアー・ボール)』!!!」


ちょ……


ドォン!!

またしても吹き飛ぶ蜂。爆風がこちらの方にまで余波を飛ばす。

連発はまずいでしょ、都築さん!


「ちょ、ちょっとヒナちゃん、危ない!」

「『火炎球(ファイアー・ボール)』!!!!!」

ドォン!


浅尾さんの声に耳を貸さずにまた放たれる火炎球。

というか都築さん、突然蜂に襲われて……切れてらっしゃる?


一方、蜂達は都築さんを襲うどころか突然ばらまかれた灼熱の火炎球と爆発に巻き込まれて大混乱だ。


しかし都築さんの放った魔法のせいで辺りの木々に火がつき始めている。

ちょっとやりすぎだ、止めな……


『火炎球(ファイアー・ボール)』!!!『火炎球(ファイアー・ボール)』!!!!『火炎球(ファイアー・ボール)』!!!!!!!!」


ドドドドドドォォォォォォン!!!!!!!


…………お~い。



粉々に吹き飛ぶ蜂。

巣も宿り木の枝もろとも爆風で吹き飛ばされ、跡形もない。

森はもはや大火災と呼んで良いほどの惨事になりかけている。


しかしそこになおも、

「『火炎(ファイアー)……」

「ストォォォォォォォォォップ!」


俺と浅尾さんが飛び込んで都築さんを押さえ込んだ。

「へ?あれ?アヤちゃん、高津くん?わたし……」

やっと我に返る都築さん。

とりあえずこの場を離れないとまずい。

先ほど都築さんは奥に湖があると言いかけていたはず。

若干放心状態にある都築さんを抱きかかえ、剣は浅尾さんに預ける。


「浅尾さん、奥まで走ろう」

「うん!」


バキバキと音を立てて木々が燃え崩れる。

熱気で肌が焼けそうななか俺たちは走る。


「高津くん、湖が見えたよ!飛び込む?」

「いや、それは最後の手段でいい!まずは火を消せないかやってみる!」

湖の前までたどり着くと都築さんを降ろし、目を閉じてメニューを呼び出す。

ジョブ画面を開き、急いで魔術師から氷術師へ変更した。


狙いは氷水(ひょうすい)魔法のLv1『水冷操作』だ。

本来は魔力で物を冷やしたり、大気中の水蒸気を水に変えたりする魔法だが、この場合それでは焼け石に水だ。しかし目の前の膨大な湖の水を利用できれば、消し止められるかもしれない。


俺は『水冷操作』で湖の水を吸い出す。仮想のホースを通すイメージで水を束ね、それを霧状にして燃えさかる木々に向けて高圧噴射する。


……思っていたより魔力を消耗する。


だが、せっかく夢の中で訪れたおとぎの国で初日に大火災を引き起こしては、さすがにシェルハに対して申し訳がなさすぎる。

必死に集中力を維持して消火活動にあたった。



■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □



「つ、疲れた~……」

俺はその場にへたり込む。

目の前に広がるのは焼け落ち、黒ずんだ木々の残骸と、ほぼ底が見えた状態になっている湖だ。

あ、目立って大きい魚がびちびちと跳ねている。たぶん、アレがヌシだろう。あとで捕まえないと。


「お疲れさま~、高津くん。」

「すすすすすすすすすみません、私のせいでこんなことに~」

笑顔でねぎらってくれる浅尾さんに対して、都築さんは恐縮しきりだ。


まあ当たり前か。

改めて俺は森の惨状を見やる。

たぶん軽く1/5は焼けたな、これ。


「いや~、ヒナちゃん。盛大にやらかしたね~。」


「ううううううう、本当にすみません!!!」


「まさにバーサクモード!って感じだったね!よっ、狂乱少女ヒナちゃん!」


「……う、うぐ。そ、そんなぁ……」


「『もう、まったく!あんまり危ないことしちゃダメですからね!』」


「……うええええええ。も、もうアヤちゃん!そんなにいじめないでよ~!!」


ここぞとばかりに都築さんをいじり倒す浅尾さん。

都築さんの声色まで真似している。

まあでもこれも落ち込む都築さんに元気を出してもらおうとする、彼女なりの気遣いなんだろう。

なんだかんだで浅尾さんは優しい。


「さ~て、じゃあヒナちゃんがお詫びに脱ぐって言ってるし、高津くん許してあげて帰ろうか~!」


「ぬぬぬぬぬぬぬぬ脱ぎませんっっ!!!!アヤちゃんひどい!!!!」

すっかりコントと化した2人を見て俺は自然と笑みがこぼれる。


最後は大変だったが、なかなかに楽しかった。


MPがほとんど尽きかけていた俺たちは、その後なんとか村に戻ってドロップ品を処理し、完了したクエスト群の報酬も受け取る。


ちなみに回収したヌシの報酬は、『レイクソード』という名の剣だった。

なんでも村一番の切れ味だそうで、浅尾さんは「高津くんの頑張りの結果だから!」と言って俺に渡そうとしたのだが、どう考えてもうちのPT一番の前衛は浅尾さんなので固辞した。


浅尾さんはしぶしぶ、といった感じで受け取ったのだが、その後何度も「これがバーサク少女の活躍で手に入った名剣レイクソード!」などと都築さんをいじめる材料に使っていたのはまた別のお話だ。


こうして俺たちのアルフ・ライラ初日は幕を閉じることになった。



■ ■ □ □ ■ ■ □ □ ■ ■ □ □



キャラクターステータス


高津創一郎 Lv1→3

 ジョブ   ※【】内は現在のジョブ、◇はそれ以外。数字は熟練度。 

 【剣士4・弓士3・氷術師1・冒険者3・薬師3・学者3】

  ◇戦士1、闘士4、魔術師3、炎術士1、風術師1、騎手1、狩人1、旅人1


 ステータス ※()内はジョブの能力補正値。HP/MP/JPは矢印で以前の値と比較。

 HP187→203   MP132→139   JP42

筋力24(+6) 体力33(+2) 敏捷28(+9)

器用43(+4) 精神32(+2) 知力47(+3) 純真0


スキル

 『投擲』『遠見(とおみ)』『氷水(ひょうすい)魔法』『野営』『気配察知』

 『薬草・毒草判定』『解析』『鑑定(低)』

 


浅尾彩佳  Lv1→3

 ジョブ

 【剣士3・祈祷師3・羊飼い3】

  ◇戦士1


 ステータス

 HP194→208   MP108→114  JP15

 筋力29(+3) 体力28(+1) 敏捷34(+4)

器用9 (+0) 精神13(+0) 知力8 (+0) 純真42(+0)


 スキル

 『祈り』



都築雛子  Lv1→3

 ジョブ

 【炎術師3・風術師3・巫女3】

  ◇魔術師2、神官1、祈祷師1


 ステータス

 HP52→60   MP223→232 JP27

 筋力4 (+0) 体力10(+0) 敏捷7 (+2)

器用21(+0) 精神23(+7) 知力33(+9) 純真35(+2)


 スキル

 『火炎魔法』『風雷魔法』『聖魔法』『祈り』

本日の展開はここまでになります。

お読みいただきありがとうございました。

あとは設定を2つほど投稿させていただいて本日は終了となります。

よろしければお付き合いください。

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