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13 新聞のインタビューを受ける

 花束作りが終わって、新章になります。


 花束の件は一件落着。

……と、思いきや…これから私はストレチア学園の広報部からインタビューを受けることになりました。


 このストレチア学園にも勿論、部活動がある。部活は、人数さえ揃えば誰にでも作れる。私の場合は、委員会が忙しくて部活見学すらしなかった。私みたいに委員会だけ所属する人や部活にだけ所属する人と色々ある。部活と委員会は、仲が良い。また、委員会同士も仲が良い。そこは、学校が運営してる…という事情があるからだ。しかし、部活同士は徹底的に仲が悪いのだ。なにせ、生徒が自由に作れる為に『フラワーアレンジメント部』や『華道部』のようななんとなーく似てる部活が多い。まぁ、委員会にしか所属して無い私には関係無いけれど。


 広報部は、植物広報委員会とは違って人を対象にして新聞を書く。普通の学校にあるものと変わらない。だから、今年度(春)の生徒会室に置く花束を作った私はインタビューを受けることになった。


「こんにちは!あなたが雪村桃さんね。私は三年の永見道子ながみみちこ。よろしくね!」


「よろしくお願いします!」


 私は、初めてのインタビューに緊張したが楽しくお喋りをする感覚で時間が経っていった。勿論、先輩達の秘密は伏せておいた。







「あら、もうこんな時間!遅くまで付き合ってくれて有難う。」


「いえ、私も楽しかったですから。」


「そう言ってくれると嬉しいわ。あぁ、とっても有意義な時間だったわ。」



(…まさか、“あの”立葵君と竜胆君が女の子にね〜…何があったのかしら?うふふ、調べてみるか!)





 私は、「新聞のどれ位の枠が私に充てられるんだろう?楽しみだなー、茂兄に見せたいなー」と呑気に過ごしていた。まさか、この新聞があんなことに繋がるとは思いもせず……











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