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感情世界 ー封印災害ー  作者: よぐると
第一章 気の始め
8/50

第8話 報いの時

俺らのクラスは毎日トレーニングをしていた

すると、ある日突然先生が


「今日はテストをする 今までのトレーニングでどれほど成長したか見る 改善するところはまだあるとは思うが十分力を発揮してくれ じゃあ 六月始めは君だ」


宮本を連れていった


10分後、疲れた宮本と何もなかったようにいつもの先生が帰ってきた


その後も勝、真田、天草を順番に連れていき平気な顔で帰ってきた先生


「紫道、気をつけろ 全く攻撃が効かない」

「僕の足の速さでも攻撃は当たらなかった、、」


みんなは先生の実力を知り、恐れた


「最後、紫道」


俺は体育館に連れてかれ 木刀を持たされた 


「紫道は見切りを学んだんだよね じゃあ僕の攻撃を避けたり、受け流しからの反撃をしてくれ」

「はい」


「テスト よーい始め」


初手の攻撃は先生

速い一突きの攻撃を押し出し、先生の無防備な手を狙った


「時の亀裂」


先生は消えた


ど、どこに行った!?


「ここ」


後ろから聞こえる声

咄嗟の出来事に反応できない

諦めずに受け流そうと木刀を後ろへ回そうとしたが速さ的に間に合わない


「何?!」

「え?」


訳のわからないほど速く、正確に先生の攻撃を防いだ


「今のそれって紫道が自分から防いだのか?」

「いや なんか咄嗟に、、」

「紫道が今使ったのは 蹐刹那構え(せきせつながまえ) 、魔術極位技だ 紫道、君は太刀使いの天才になれる 今後もその技を使いこなしてくれ 咲琉にも伝えておく あ、ちなみにテストは10点中9点だ」


あれでも満点じゃないんだ

でも俺が天才って言われた 母さん聞いたら驚くかな?

俺は気分が良くなった


俺は教室に帰った


「どうだった?俺は先生の攻撃何一つ防げなかったぜ ボコボコにされたか?」


勝が聞いてきた


「俺は防げたよ」

「すげーな どうやったんだ?」

「なんか 極位技みたいなことをして防げた」

「極位技って何だ?」


すると話を聞いていた真田が教えてくれた


「極位技っていうのは技の位の中で1番上の位だ

下から

下位、中位、上位、特位、極位だ」

「つまり1番強い技なのか」

「すげーな紫道 そんな凄いなら早く言えよー」

「俺だって知らなかったよ」


話をしていたら


校長が教室に来て俺を呼んだ


「上杉、来なさい」


俺なんかしたかな 


「紫道、お前なんかしたのか?」

「知らねえよ」


俺は校長と校長室へ入った

そこには先生もいた


「さて 君を呼んだのはわかるよね」


何だっけ 思い出せね

一か八か言うしかない


「ご、極位技のことですか?」

「そうだ」


あっぶねー


「服部、どんな極位技を身につけたんだ?」

「極位技 蹐刹那構え です」

「最強の反撃技か 確かに習得が難しい技だ 注告だ クラスメートに強い一撃を与えるなよ 受け身を取れるかどうかもわからない 気をつけろ」


俺は厳しく注意された

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