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感情世界 ー封印災害ー  作者: よぐると
第一章 気の始め
6/50

第6話 日々溢れる気

ー封印が解かれた怪気魔と男ー


「ここだ 我らの復活の一歩がまた進む場所 見えるか?あれだ」

「あれが封印の祠、、、前見た奴と同じだな」

「我ら、怪気魔は何種類もいる その種類は人の複雑な脳ぐらいいる」


祠から紫色のモヤが出てきた


出てきた怪気魔のモヤは僕の怪気魔に何か話しかけている

僕には何も聞こえなかった

すると


「お前、我の封印を解け わかるだろ?解き方は」

「ああ わかってる」


僕は封印中の怪気魔と目を合わせた

周りの空気が重くなる


「んー 久しいなこのシャバは」

「そういや お前らは見た目は違うけど、名前は一緒なのか」

「あーそうだった まだ我の名前を言ってなかったな もちろん名前はあるぞ

我の名前は「うずまく怪気魔」だ そしてコイツが、、何だ?封印されていた時間が長すぎて忘れてしまった」

「おい、うずまく怪気魔 我の名前を名前を忘れるな 我は「さえぎる怪気魔」だ」


なるほど 名前は見た目が由来か

うずまく怪気魔は紫色の竜に 暗いピンクが纏わりついている感じか 確かに渦巻いている姿をしている

さえぎる怪気魔は紫色の四つに分かれた花みたいな見た目だった


「わざわざ「怪奇魔」をつけるのは面倒だからうずまく怪気魔は「うずまく」っていう感じで呼んでいいか?」

「ふん 構わん」



ー魔術学校ー


翌日


「はい 皆さん おはようございまーす」


先生は調子が良さそうに見える


「今日はビシバシ鍛える 各自に紙を渡すから読んでくれ」


先生から紙を貰った


何が書いてあるんだろ?

紙をめくればそこにはトレーニング表が書いてあった


「どうだ?読んだか?読んでわかる通りトレーニング表だ 今日からこれを基準として訓練するからな」


先生 正気かよ鬼みたいな表じゃねーか


「どうしたみんな そんなに嫌だったか?」

「い、いえそんなふうにに思っていません」


強く否定するように天草が言った


「じゃあ決まりだね まず全員走れ グランド30周」

「マジかよ」

「なあ勝 ペース一緒に合わせようぜ」

「それは後で裏切るやつだろそれ 俺は自分のペースで走るからな」

「冗談だ 俺もそんなつもりはない」


先生のスタートの合図にみんな走り出した


「ペースは自分のペースで走れよ この走りは持久走だ 今は体力をつけることだけに専念しろ

おっ さすがだな一風輝 今は君の得意分野だ 十分に発揮しろ」


一風輝を先頭にみんな一周した


「はい 一周目ー!」


そしてキツいクソ持久走を全員走り切った

1番は真田、2番同着のは俺と勝、3番は宮本、最後は天草だった


「みんなお疲れー いい汗かいてんな」

「き、きっつ」


天草は地面に大の字で倒れている


「よかったなよく効いている証拠だ

次だ次 次は怪気魔のための訓練をする 瞑想だ さっきのよりは簡単だよ」

「ただ何も考えなければいいだけだろ」

「いやいや そんなただの瞑想じゃない 自分の中を空っぽにして、自分の周りに念の壁を作るようにしろ」

「考えずに考えろってことか?」

「そういうことだ 脊髄反射ぐらい無意識で行え まあ 急にするのも無理難題かもな 一旦、壁を作るように意識してみろ」


俺は目を瞑り、壁を作ることに専念してみた

真っ暗の中で透明の壁を作る、、、作る、、、


「おお、紫道 うっすらだが壁を作れてるぞ」


先生の声で目を開けた


「できたのか 今のが?」

「ああ、できていたぞ 今はもう消えたがそれを続けれるようにするのが目標だ みんな焦らすしろよ 個人差はあるからな 補助が欲しいなら僕を頼ってくれ」


みんなは目を瞑り壁を作る


1時間ぐらい経っただろうか


「はい終了でーす 瞑想ご苦労だった

毎日寝る前にしてたら上手になるはずだ 焦りは禁物だからな」


そしてやっと今日のお昼になった


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