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感情世界 ー封印災害ー  作者: よぐると
第一章 気の始め
4/50

第4話 運命を束ねる場所

俺はアラームの音で起き、階段を寝ぼけた目を擦りながら降りた


「おはよー」

「今日は学校だぞ」


顔を洗い目を覚ます

机につき、朝食を済ませた


「いってきまーす」


玄関のドアを出ると勝がいた


「おはよ紫道 一緒にいこうぜ」

「おはよ」


勝がゲームを提案した


「なあ ダッシュで勝負しないか学校まで」

「望むところだぜ」


俺と勝は道路の割れ目をスタートラインにしてクラウチングスタートの

ポーズをとった


「じゃあ行くぞ よーいスタート」

「ちょお前、フライングしただろ」

「ボーッとすんなよ」

「くっそー」


数分後

学校の下まできた2人


「はあはあ」

「何だ同時ゴールかよ」

「フライングしたのに何でドローになってんだよ」


上がる息の中、坂を上がり校門に着いた


すると見知らぬ声が聞こえた


「君達新入生?」


見るからに悪そうな人が立っていた


「はい そうです」

「せいぜい頑張れよ新入生 今年の新入生は多いから落ちぶれんなよ もしザコかったら私がこき使ってやる」


俺達は気づいた

ここでは力が全てだと


「そうはさせないよ」

「はあ?って先生!?」

「僕達の生徒をいじらないでくれるかな?」

「担当先生なのかよ」

「さっさと自分の教室の入りなさい」

「へーい よかったな先生が丁度いて」


ガラの悪い女は教室へ帰った


そして俺達の方を振り返り


「どうも今日から君たちの先生になる服部翼(はっとりつばさ)です」と自己紹介をしてくれた

「よ、よろしくお願いします」

「お願いします」

「君たちはあそこの玄関から入りなさい 教室があるから」

「はい」

「よし、勝 行くぞ」


玄関に着いた


「木造なんだな」

「ああ」

「確かここの教室だったよな」


中を覗くと5席分しかない


「なあ 紫道 今年の一年は多いって言ってたけど俺ら含めて5人しかいねえぞ」

「これが多いって 先輩の学年ってもっと少なかったってこと?」

「まあ 席表が書いてあるしそこに座ろうぜ」

「そうだな」


席に着いた

その後からも3人入って来た

そしてみんな座り、あとは先生だけになった


ガラガラガラと扉が開く音が聞こえた

2人入ってきた


「皆さん おはようございます」


「さて 今日から担当する 服部翼です」

「校長の明智河虎(あけちこうが)じゃ 人数は少ないですが仲良くれ」

「まあ偉い人だから敬語を忘れるなよ それで君達は人には見えないものが見えるからここに来たんだよね

ちなみに今年は本気で鍛えていくから覚悟を持って授業を受けてくれ

まあイメージでいうと バカを東大生ぐらいにする感じかな」


あ、やばいは この人


「まあ そんな感じでよろしくね じゃあみんな 自己紹介をよろしく 右側の席の人から」

「じゃあ 私か どうも 宮本六月(みやもとむつき)です 元野球部です バット振り回します」

天草羽夢(あまくさゆう)です 元弓道部です 正確に打ち抜けます」


俺の番が回って来た 名前、部活、特技を言えばいいのかな?


「上杉紫道です 元居合道部です 刀を扱うのが得意です」

「紫道か珍しい名前だね よろしく 次」


勝の番になった


「どうも武田勝です 元サッカー部です スライディングが好きです」

真田一風輝(さなだいぶき)だ 元陸上部で足の速さは誰にも負けたことありません」

「特技が分かってていいね さて全員紹介が終わったかな」


そして俺達の学校生活が始まった

一体どうなることやら


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