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感情世界 ー封印災害ー  作者: よぐると
第一章 気の始め
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第1話 2人の原点

俺は 上杉紫道(うえすぎしどう)16歳だ

幼い頃から両親に魔術と太刀の稽古を教えてもらっている

両親はどちらも魔術学校の卒業生だ


今は友達の武田勝(たけだしょう)と都市のショッピングモールで遊んでいる


「やっぱり都市の店は違うなー 勝」

「そうだな バカでけえな」


店内を歩いていると俺の腹がグーーとなった


「そういえばもう昼時だし、飯食いてえ」

「じゃあ あそこ行こ BQ(バーガークイン)!」

「さすが友だ わかってるじゃん」


俺達はBQに入って行った

店員に注文をした


「ご注文は何でしょうか」

「俺は武士バーガーセットでBQBBQソースで」

「俺はトロケバーガーセットで」

「かしこまりました 番号札を取って席に座っててください」


番号札を取り、席に座った


「今の店員可愛くなかったか?紫道?」

「そうか?俺は別に」

「とぼけんなって」

「とぼけてねえよ お前が好きなだけだろ」

「ははは」


笑っているとピピピピと番号札が鳴った


「お、できたみたいだ 行くか」

「うん」


席を立ち取りに行った


「お待たせしました ごゆっくりお過ごしください」

「ありがとございまーす」


バーガーを取り、席に座った


2人で手を合わし「いただきます」と言った

「うめー」

「、、、」

「このソースもうまいな」

「、、、」

「お前もなんか言えよ」

「あ、ごめんごめん 飯食ってるときはしゃべちゃいけねえってばあちゃんに言われててさ」

「別に今はばあちゃんここにいないし 喋りながら食おうぜ」

「そうだな」

「どうだ?そのバーガー」

「俺の母ちゃんが作ってくれるバーガーの方がおいしいな」

「そんなにお前の母ちゃんのバーガーが美味いのか?」

「当たり前だ 母の味は最高だからな」


話しながら食べた


「ごちそうさま」

「はー食った」

「さ、出るか」

「うん」

「なあ紫道、俺トイレ行きたい」

「じゃあ俺はトイレ前で待ってるぞ」


BQを出て、トイレに入った

するとグラグラと世界が揺れた


「なんだ?!」

「やべえぞ かなり大きい地震だ」


店内に緊急放送がかかった

「地震です 地震です 今すぐ外に出てください」


「おい 勝!外に出るぞ」

「ちょ、ちょっと待ってくれよ 紫道!今トイレから出るから!」

「よし、行くぞ」


俺達は非常階段を駆け降りた


「あそこが出口だ 走るぞ」

「ああ」

「まずい、出口が崩れそうだ 紫道?スピードを上げるぞ」


瓦礫が次第に落ちてくる


「くそ、間に合わないか?」

「俺、こういう場面で外に出る時スライディングで出るのが子供の時から夢なんだ」

「好きにしろ 今はそれどころじゃないけどな!」

「やばい崩れるぞ」


出口が崩れる寸前にスライディングで何とか突破できた


「おいおい お前もスライディングしたのか やっぱりお前もスライディングが子供の時から夢か」

「ちげえよ 仕方なくだ」

読んでくださりありがとうございます

評価をもらえると幸いです

今後も投稿していくのでよろしくお願いします

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