6話
台詞、細かな描写無し
(ダイジェスト風)
まずは軽く双方の紹介をして、本人からの自己紹介もしてもらい、届いた寿司を食べる事に。
ある程度食べていると、泥酔女と弁護士さんが乾杯して、もう出来上がっている。
弁護士さんがお酒を持ってきてくれていたらしい。この後に相談があるのに大丈夫なのかと心配になったが、この為の助手さんでもあるとのこと。
弁護士さんとは何回か食事をした事があったが、一緒にお酒を飲んだ事が無いから、こんな弁護士さんは初めてだった。
弁護士さんを見て意外だと呟いてると、飲酒運転の被害者がクライアントなのにお酒を一緒には飲めないでしょ。って普通に返された。それもそうかと、納得。
家出娘は見た目通りの未成年だったが、号泣女も未成年だってことに驚きだった。親の世話になりたくないし、迷惑もかけたくないとかって話だったから、もう成人しててどこかの会社勤めだと思ってた。
そして、泥酔女は会社云々関係無く、元々から酒好きみたいだ。解雇させられた会社についての愚痴とは別に、どの店が美味いとか、あのメーカーのがどうとか、よくそんなに飲めるなってくらいに呑んでる。
…この後はまた面倒な事にならないといいのだが…
酔っぱらいに未成年者組が呆れてないかと、様子を見てみると、家出娘が苦笑いしながらも涙を流してる。何事かと聞いてみると、こんなに騒がしくも楽しい食事が何年振りかって事だった。