3話
台詞、細かな描写無し
(ダイジェスト風)
目が覚めたら両隣に女の子が…しかも片側は半裸。一瞬、え?ってなったが、昨夜の事を思い出した。抜け出したいが、動けない。下手に動くと起こしてしまう。この状態で二人が起きてしまうと、パニックを起こしかねない。
どうしたもんかと悩んでいると、ベッドのある部屋の方から、泥酔女が頭を押さえながらフラフラと出てきて、ソファーにいるこっちに気付いた。
泥酔女が騒ぎ、両隣の二人も、つられて目が覚めて騒ぎ、ドタバタと一悶着があったあと、ようやく落ち着いた三人を着替えさせ、三人にキッチンや風呂、トイレ等の設備の説明を行った。
それぞれの設備の説明を終え、ダイニングの椅子に座らせてから、朝食と昼食を兼ねたブランチとして食事をする事にしたいが、さすがに4人分の食材がない。
3人の食べたい要望を整えてからデリバリーを頼み、待っている間に泥酔女から詳しく話を聞く事にした。
酔った状態で毒づいていた内容とあまり変わりは無く、本当に会社をクビになったらしい。
そのクビになった内容があまりに理不尽で、昨今の仕組みとは思えない感があったので、弁護士さんに確認と相談をするため、メールの確認をしたら、スケジュールを調整します。とあったので、感謝と追加内容のメールを送った。
家出娘と号泣女の事を泥酔女に説明するのは後回しにし、そろそろ俺の事をこの三人にする前に、デリバリーが届いたので食事にし、食べ終わってから話をする事にした。